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診療科・部門

臨床検査部

生理検査室

生理検査部門は心電図検査・呼吸機能検査・超音波検査・脳波検査・神経生理検査・聴力検査など、30項目以上の検査を実施しています。検査技術は日々進歩しており、スタッフも学会の認定を積極的に取得し最善の検査が提供できるように心がけています。

生理検査を受けられる方へ

検査の受付時間は8:45-17:00です。お時間がかかる検査については受付時間の最終時刻が早まることがあります。
手稲渓仁会病院A棟2階の生理検査室受付までお越しください。外来の方は受付にファイルを提出してください。入院の方はリストバンドの読み取りを行います。受付横の椅子におかけになって名前が呼ばれるまでお待ちください。各検査室入口よりお名前をお呼びいたします。お時間が長くかかる検査では事前にトイレを済ませておいてください。予約時間に遅れた場合や検査が混み合っている場合にはお待ち頂くことがあります。予めご了承ください。

心電図検査

心電図検査

心臓が働くときに発生するわずかな電気を波形にして記録します。不整脈・心肥大・心筋梗塞などの診断に役立ちます。両手首、両足首と胸を出していただきベッドに寝てから手首、足首、胸に電極を装着し検査を行います。検査所要時間は5~10分です。
他に歩行負荷心電図・加算平均心電図などがあります。

ホルター心電図検査

携帯型の心電図記録器を装着し、心電図を24時間に渡って調べるものです。これは体からの電気信号を拾って記録するもので、器械から電気が流れたりすることはありませんので安心してください。日常生活の中で記録を行うため、一過性の不整脈や夜間の狭心症などを捉えるために役立ちます。上下別々の着替えやすい服装で来院してください。検査中の行動や症状の把握のために簡単な行動記録メモを記入してきていただきます。症状が出た場合は器械についているボタンを押し、症状の内容をメモに記録してください。検査中はお風呂やシャワーは入れません。また電気毛布は使用しないでください。携帯電話は使用することができます。検査所要時間は電極の装着と説明で10~20分です。

血圧脈波(ABI)検査

上腕と足首に血圧の帯(カフ)を巻き同時に心電図・心音図・脈波も測定し、血管の硬さやつまり具合などを調べます。閉塞性動脈硬化症の早期発見に役立ちます。検査開始前にベッド上で15分位安静にして頂いてから検査を開始いたします。検査所要時間は10〜15分です。

血圧脈波(ABI)検査血圧脈波(ABI)検査

皮膚灌流圧(SPP)検査

皮膚表面の毛細血管の流れを見る検査です。ベッドに仰向けで寝て頂き、検査部位にセンサーをあてます。その上から血圧の帯(カフ)を巻きます。測定を開始するとカフに空気が入り膨らみます。その後空気を抜いて 血流が再開した時の圧を測定します。検査所要時間は30~40分です。

呼吸機能検査

呼吸機能検査

マウスピースを口にくわえ鼻をクリップでふさいで、空気を吸ったり吐いたりします。大きく吸って速く吐くことにより、肺の容量や弾力性を測定し、レントゲン写真ではわからない肺の働きを調べます。肺気腫・間質性肺炎・気管支喘息・慢性気管支炎などの診断に役立ちます。検査所要時間は10〜20分です。
他に機能的残気量・肺拡散能力・気管支拡張剤吸入試験・呼気NO測定などがあります。

25時間血圧測定検査

携帯型の血圧測定器で1日の血圧の変動や血圧の薬の効果を25時間に渡って調べる検査です。検査中の行動・症状を把握するために簡単な行動記録メモを記入していただき、翌日装着した時間から25時間後にはずしに来院していただきます。30分〜1時間おきに腕に巻いた帯(カフ)に圧力がかかりますので夜間は熟睡できない人もいます。検査所要時間は装着と説明で10分位です。

標準純音聴力検査

両耳に受話器を装着し、7種類の周波数が異なる大きな音やかすかな音が聞こえるたびにボタンを押していただきます。聞こえがどのくらい悪くなっているのか、何かの疾患で聞こえが悪くなったのか。このようなことに対し情報を得るために聴力検査が行われます。検査所要時間は15~20分です。
他に簡易聴力・語音聴力・OAE・パッチテスト・チンパノメトリー・耳小骨筋反射・重心動揺検査・発声機能検査・鼻腔通気度検査・味覚検査などの検査があります。

超音波検査

超音波検査

超音波という人の耳には聞こえない非常に高い周波数の音を生体に送信し、反射してきた音の強さを明るさに変換して画像にします。放射線のように被曝の心配がなく、繰り返し行っても安全な検査です。

心エコー検査

心臓の動いている状態を超音波で観察します。心臓内の血液に色を付けて表示し、血液の流れている方向も観察します。心臓の構造や心機能、血行動態などを評価することができます。心臓疾患のスクリーニングや心機能の評価、心臓疾患の診断・病態評価、心臓疾患の治療効果判定、主に心臓弁膜症などの手術適応評価などにも用いられます。上半身の服を脱いでいただきますので、上下別々の着替えやすい服装で来院してください。検査は左側臥位でベッドに寝て頂きます。検査所要時間は30〜60分です。

腹部エコー検査

お腹に超音波をあてる検査です。肝臓・胆道系(胆嚢・胆管)・腎臓・膵臓・脾臓といった腹部臓器を観察します。腹部臓器の病変や病態の評価、病変の程度を調べることができます。病気の診断、重症度の評価、治療効果の判定、手術適応の評価などに用いられます。午前中の検査の方は朝から、午後からの検査の方は昼からの絶飲食で検査を行っています。検査所要時間は30~40分です。

乳腺エコー検査

上半身の衣類を脱いで乳房にゼリーを塗り、超音波を胸に当てて検査します。乳腺内の腫瘤や乳管内の変化、腋窩のリンパ節を調べる検査です。検査所要時間は20~30分です。

甲状腺エコー検査

首まわりにゼリーを塗り、超音波を当てて検査をします。甲状腺の形態や腫瘤、副甲状腺の有無や頸部リンパ節の腫れがないかなどを調べる検査です。ドプラ検査を用いて血流の状態を調べることもできます。ネックレスなど、首まわりのアクセサリーは外していただいての検査となります。検査所要時間は20~30分です。

血管エコー検査(頚動脈、下肢静脈、下肢動脈、腹部大動脈、腎動脈など)

頚動脈や上肢・下肢の動脈や静脈(表在・深部)、腹部の動脈などについて拡張や狭窄、炎症やうっ滞などがないかを調べます。血管の径や血流の速度を測定したりします。検査部位を出していただき、ゼリーをつけて検査を行いますので、脱ぎやすい服装で来院ください。検査所要時間は検査の範囲などによって異なりますが、30~60分です。

胎児心臓スクリーニング検査

妊婦さんのお腹にエコーをあて、赤ちゃんの心臓の大きさや構造、血液の流れなどを詳しく調べる検査です。通常の妊婦健診とは異なり、赤ちゃんの心臓専用のモードで女性技師が検査を行います。検査所要時間は20~30分です。画像は小児循環器科の専門医が解析致します。検査対象週数は妊娠24~30週です。検査を希望される方は妊婦健診時に産科外来看護スタッフにご相談ください。

その他のエコー検査

他に関節エコー・顎下腺エコー・耳下腺エコー・表在軟部組織エコーなどがあります。 医師とともに行う特殊な超音波検査として、経食道エコー、負荷心エコー、バブルテスト、造影エコーなども行っています。

トレッドミル検査

運動をしながら行う心電図検査です。安静時ではわからない心電図の変化や不整脈、血圧の変化を見て、運動中の心臓の状態を調べます。胸に心電図の電極(シール)、腕に血圧計を取り付けた状態で、回転するベルトの上を約5〜10分程度歩き続けて測定します。3分毎にベルトの速度と傾斜を上げて運動量を増やしていき、目標の心拍数(年齢により異なります)に達するまで続けます。ただし、胸に圧迫感や痛みなどの症状が起きた場合、足の疲れや息切れなどにより運動についていけなくなった場合、心電図の変化が認められた場合、検査を途中で止める事があります。検査の準備から検査終了まで30分位です。

脳波検査

頭皮・耳・顔・手にそれぞれ電極をつけ、脳の細胞から出るごく弱い電磁信号を波形にして、脳波計で記録する検査です。こちらから患者さんに電気を流したりする検査ではなく、痛みや副作用はありませんのでご安心ください。てんかんの診断・治療、意識障害の評価など脳機能の評価判定のために行います。検査中に目を開けたり閉じたりしたり、点滅する光を当てたり、深呼吸をしたりして脳波の反応をみます。また睡眠時の脳波を測定することもあります。この場合には医師の指示に従い寝不足の状態で来院ください。検査所要時間は60~90分です。

神経伝導速度検査

神経を皮膚の上から電気で刺激して、その伝わる速さ、大きさを計測します。神経を刺激することによって、刺激された部位がピクピク動きます。また、多少の痛みや違和感がある場合もありますが、電気刺激の感じ方には個人差があり、体に害はないので心配ありません。他に筋電図(EMG)・ENoGなどがあります。検査所要時間は30〜90分です。

体性感覚誘発電位(SEP)検査

上肢の感覚神経に電気刺激を与えることによって誘発される電位です。脳幹部付近の病変、多発性硬化症などの脱髄疾患や、脳幹から大脳にかけての腫瘍や梗塞、出血などの異常を調べます。検査は頭に電極を装着し、ベッド寝ていただき検査を安静状態で実施します。手首の神経に弱い電気を当て波形を見ます。電気刺激の際に痛みを感じる場合がありますが、体に影響はありません。検査所要時間は30~40分です。

聴性脳幹反応(ABR)検査

ベッドに寝て両方の耳と頭やおでこに電極をつけます。ヘッドホンを装着し、検査音を出します。音が聞こえるとその反応として記録される脳波によって、耳の聞こえに関する神経や脳幹の機能を調べます。小児の場合は寝て貰って検査をすることがあります。検査時間は60分位です。

術中モニタリング

脳や脊髄の手術時に安全に手術を行うために、血流や神経の働きを監視する検査です。医師や手術スタッフと一緒に手術に入ります。長時間に及ぶ手術では交替しながら手術に携わっています。

終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG polysomnography ; PSG)

寝ている間の脳波、呼吸、心電図、あごや眼球、胸や腹部、足の運動などを記録するもので、睡眠障害などを調べる検査です。一泊二日で入院して頂き、一晩中記録をします。様々なコードが付きますが、寝返りも出来ますしトイレに行くことも出来ます。検査に痛みは伴いません。結果の解析は外部業者に委託しており、レポートまでに1週間程度時間がかかります。 他に睡眠時簡易検査を行っています。

生理検査についてのお問い合わせについて

生理検査に関するお問い合わせ(検査に関する質問・苦情など)がありましたら、下記の連絡先までお問い合わせください。
手稲渓仁会病院(代表)011-681-8111 内線:2231

個人情報の保護に関する方針

手稲渓仁会病院「手稲渓仁会医療センターにおける個人情報の運用管理について」に基づき機密情報を確実に保護するための方針と実施手順を遵守します。

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