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診療科・部門

消化器内科

診療体制

現在の医師スタッフ数は、消化器内科医25名、放射線科医3名の計28名です。
診療体制は、3つのグループ(消化管、肝臓、胆・膵)に分け、専門性の高い診療を行っています。

消化管チーム

内視鏡精密診断、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)の他、化学療法、炎症性腸疾患、救急疾患(吐血、イレウスなど)を幅広く扱っています。内視鏡検査は、苦痛が少なくクオリティの高い検査を目指しており、鎮静剤やお腹の張りづらい炭酸ガスを積極的に利用しています。内視鏡治療数は年々増加しており、ESD件数も年間200件を超えています(グラフ参照)。当科では、NBI拡大観察や酢酸インジゴカルミン法による精密診断を行ったうえでESDを行っています。ESD後は実体写真の撮影や病理組織との対比までを行い、一例一例に対してミクロレベルで真摯に向き合っています。主に扱っているのは消化管癌(食道癌、胃癌、大腸癌など)であり、早期癌から進行癌まで、包括的に扱っております。昨年1年間の消化管癌の症例数は、食道癌77例、胃癌294例、大腸癌356例であり、このうちESDを施行した件数は食道37件,胃163件,大腸115件です。

「からだにやさしい内視鏡手術-ESD」はこちらから

肝臓チーム

肝臓チームは7名(内科医5名、放射線科医2名)であり、肝炎から肝癌まで幅広く診療しています。急性肝炎の中でも劇症肝炎は道内の様々な地域より御紹介があり、集中治療室の医師や北大移植外科と連携しながら集中学的治療を行い良好な成績を保っております。また、肝癌に対するラジオ波焼灼療法の症例も多く、人工胸腹水下、腹腔鏡下など様々な工夫をしながら試行しています。このほか肝癌に対する肝動脈化学塞栓術は当チーム放射線科医を中心に、また食道静脈に対する内視鏡的硬化療法・結紮術なども積極的に行っております。

胆・膵チーム

胆・膵チームは現在12名で診療しております。当チームでは、精度の高い画像診断と内視鏡診断・治療に力を入れるとともに、難治性である膵・胆道癌に対して、術前・術後を含めた化学(放射線)療法を、外科や腫瘍内科、放射線治療科と協力して積極的に行っております。画像診断については、各種画像検査や内視鏡検査を駆使し、膵・胆道病変に対する緻密な診断や膵・胆道がんの早期発見・早期診断に努めております。これにより膵・胆道疾患の診療機会にも恵まれ、1997年の当センター開設時より昨年度までに膵がん 1300例、胆管がん 350例、胆嚢がん 310例、肝内胆管がん 120例、乳頭部腫瘍 160例、IPMN 1000例を診断・治療しております。内視鏡検査・治療については、昨年1年間の超音波内視鏡(EUS)件数は1,065件、ERCP関連手技は1,049件と、本邦で最も施行件数の多い施設のうちの一つとなっています。また、近年では小腸内視鏡を使用した術後再建腸管に対するERCP関連治療、EUS-FNA手技を応用した経胃・十二指腸的な胆道ドレナージや膵嚢胞ドレナージなど、最新の内視鏡治療も積極的に施行しております。

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