当院へのアクセス

病院代表 TEL:011-681-8111 FAX:011-685-2998

予約センター 011-685-2990

  • 取材について

お問い合わせメールフォーム

  • 文字サイズ

    • 通常
    • 拡大

診療科・部門

循環器内科

後期研修について

はじめに

当科は救急患者の入院数が多く、且つ、殆ど全ての循環器疾患を診療する機会に恵まれている。さらに、インターベンション(冠動脈、末梢動脈、大動脈弁、肥大型閉塞性心筋症、心房中隔欠損症などに対する)、頻拍性不整脈、心房細動に対するカテーテルアブレーション、ペースメーカー(ICD、CRTを含む)植え込み、心血管エコー(経食道エコーを含む)、各種負荷検査などに加え、IABPやPCPSの留置、心嚢穿刺など、あらゆる循環器の基本的手技・治療を専門の認定指導医のもとに、多数例を自ら施行しながら、学ぶことができる。また、病棟管理は専門スタッフの指導のもと、当院の研修医とともに学び、外来診療も継続して行うことで、循環器医として必要な全ての循環器疾患の検査・治療を経験し、臨床医としての基礎を作ることができる理想的な環境にある。

主たる専門医資格と認定の条件

当施設は日本循環器学会認定研修施設であるため、「日本循環器学会認定循環器専門医」を取得するための経歴になる

取得条件1 6年以上の臨床研修歴を有すること

取得条件2 6年のうち3年は日本循環器学会認定研修施設で研修していること

取得条件3 日本内科学会認定医あるいは同等の学会認定資格を有すること

取得条件4 日本循環器学会の会員歴が通算6年以上あること

他の取得可能な専門医資格

日本心血管インターベンション治療学会専門医認定医、日本超音波医学会専門医、日本内科学会専門医・認定医、日本不整脈学会不整脈専門医

施設認定の名称

日本循環器学会認定研修施設、日本心血管インターベンション治療学会認定研修施設、日本超音波医学会認定研修施設、ICD・CRT植え込み認定施設、ロータブレーター認定施設、経カテーテル的大動脈弁置換術実施施設、心房中隔欠損閉鎖栓留置術実施施設

研修計画

循環器専門医取得資格を得るには、2007年日本循環器学会認定循環器専門医制度規則によると、6年以上の臨床研修歴が必要である。このため、当院初期研修(2年間)の修了医は3年間の後期研修終了後、さらに1年間以上の循環器内科研修が必須である。本カリキュラムの目標は循環器専門医を取得するための、症例、手技を習得することのみならず、より良い循環器内科医となる礎を築くことを最大の目標としている。

研修内容

循環器内科専攻研修(旧後期臨床研修)の最終目標 
      • 1.循環器内科医として、適切に病歴を聴取し、身体所見を取り、検査を組み立て、結果を解釈し、適切にdiscussionを行うことができる。
      • 2.心エコー検査および経食道エコー検査を安全に施行し、結果を解釈できる。
      • 3.電気生理検査を行い、その波形を適切に解釈することができる。
      • 4.心臓血管外科領域の疾患を有する患者の手術時期を適切に判断し、紹介、discussionすることができる。
      • 5.循環器救急領域の疾患を主訴から鑑別診断を行い、適切な検査、治療の選択ができる。
      • 6.冠動脈造影検査を計画、立案し、患者へ適切に説明できる。さらに検査に伴う合併症を十分理解した上で、自ら術者となって施行できる。
      • 7.経皮的冠動脈形成術(PCI)を計画、立案し、患者へ適切に説明できる。さらに検査に伴う合併症を十分理解した上で、自ら術者となって施行できる。
      • 8.循環器内科専門医の取得をめざす。

循環器内科専攻研修のプログラムは、日本専門医機構から提示されたサブスペシャリテイー重点型に準じ作成中である。概案を以下に示す。

【研修3年目】
循環器専門医としての基礎を固めるため、6ヶ月間は病棟研修が優先される。この期間中、半日は検査実習(経胸壁心エコー検査、負荷心電図・負荷シンチ、心肺運動負荷試験)に入ることができるが、検査終了後は、病棟で初期研修医の指導を行う(各検査は、それぞれ1ヶ月間、半日の検査として履修する)。
残りの6ヶ月間は、当院の内科(消化器内科、腎臓内科、呼吸器内科など)もしくは当院が定める連携施設で研修する。
日当直業務あり

【研修4年目】
3ヶ月間は、経食道心エコー検査、心臓カテーテル、電気生理などの検査に入ることができる。検査を優先して履修するが、半日は病棟での研修・研修医指導を行い、検査終了後は、病棟で初期研修医を指導する。残り9ヶ月のうち、3ヶ月間は当院の総合内科、6ヶ月間は当院が定める連携施設で研修する。
日当直業務あり

【研修5年目】
1年間、循環器領域の検査を優先して履修する。主にカテ室にて心臓カテーテル検査、不整脈検査などを行う。なお、履修不足の内科領域があった場合、当院の内科で研修することができる(最大4ヶ月まで)。検査終了後は、病棟で初期研修医を指導する。
外来・日当直業務あり

各年度終了時点で、「循環器専門医研修カリキュラム」が達成できているか、各自、自己評価し、さらに各責任者の評価、署名が必要である。

【研修6年目】
12ヶ月、循環器内科を選択する。
心カテ室での心臓カテーテル治療・不整脈治療4ヶ月、選択8ヶ月
本研修の修了時点で、冠動脈インターベンション、末梢動脈インターベンション、体内式ペースメーカー植込み(ICD,CRTを含む)、カテーテルアブレーションが指導医のもと、主たる術者となって、施行できることを目指す。
外来・日当直業務あり

 

カンファレンススケジュール

モーニングカンファレンス 月・火・水・木・金曜日 8:00~
新患カンファレンス・抄読会 毎週水曜日 18:30~
心エコーカンファレンス 毎週火曜日 18:00~(生理検査室)
循環器内科・心臓血管外科合同カンファレンス 毎週金曜日 8:15~

診療実績(2017年1月-12月)

外来患者数 64.6 人/日
入院患者数 1,738 人/年(入院患者紹介率 56.2 %)
平均在院日数 8.2
死亡退院数 34 人/年
来院時心肺停止(当科入院分) 28 人/年

生存退院12人(うち社会復帰6人)死亡退院8人


■特殊治療     
◆動脈硬化性疾患・心筋疾患
 経皮的冠動脈形成術(PCI) 421
 経皮的末梢血管形成術(PPI) 120
 経皮的中隔心筋焼灼術(PTSMA) 2
 経皮的大動脈弁形成術(PTAV) 7
 経皮的僧帽弁交連裂開術(PTMC) 0
 心房中隔欠損閉鎖術(ASO) 22
 経カテーテル大動脈弁治療(TAVI) 48
◆不整脈
 高周波カテーテル心筋焼灼術(RFCA) 219
 高周波カテーテル心筋焼灼術(RFCA)・心房細動 162
 心臓ペースメーカー移植術 84
 埋込型除細動器(ICD)移植術 18
◆心不全
 心臓再同期療法(CRT) 9
◆静脈血栓塞栓症
 下大静脈フィルター留置 5
◆その他の一時的循環補助装置
 体外式ペースメーカー挿入 121
 大動脈内バルーンパンピング(IABP) 39
 経皮的人工心肺(PCPS) 35

■特殊治療の詳細     
◆冠動脈形成術
対象疾患 急性心筋梗塞/不安定 137
  狭心症 152
  陳旧性心筋梗塞 43
  無症候性心筋虚血 92
内訳(重複あり) ステント留置術 384
  バルーン形成術単独 313
  血栓吸引単独 1
  回転性アテレクトミー(ロータブレーター) 19
  経皮的中隔心筋焼灼術(PTSMA) 2
  ガイドワイヤー不通過 13
緊急症例数   124
◆末梢血管形成術
対象部位(重複あり) 内頸動脈 1
  鎖骨下動脈 1
  腎動脈 0
  腸骨動脈 43
  大腿動脈 78
  膝窩動脈(前頚骨・後頚骨・腓腹動脈) 23
内訳(重複あり) ステント留置術 49
  バルーン形成術(単独) 66
  ロータブレーター 0
  不成功(ガイドワイヤー不通過他) 5
◆高周波カテーテル心筋焼灼術(カテーテルアブレーション)
対象疾患(重複あり) 発作性上室頻拍 24
     房室結節回帰性頻拍 14
     房室回帰性頻拍 10
  心房粗動 50
  心房細動 163
  心房頻拍 11
  心室頻拍 1
  心室性期外収縮 19
  2ndsession(再治療) 26
◆心臓ペースメーカー移植術
対象疾患(重複あり) 洞不全症候群 51
  房室ブロック 31
  徐脈性心房細動 10

■検査    
心臓超音波 8,017
   経胸壁 7,320
   経食道 549
   ドブタミン負荷 148
運動負荷心電図(トレッド) 359
長時間心電図(ホルター) 966
加算平均心電図) 76
長時間血圧計 10
脈波図(ABI) 1,523
ティルト検査 0
末梢血管超音波 485
心臓核医学検査(シンチ+PET) 131
冠動脈CT 677
心臓カテーテル検査 1,309
   左心カテーテル 122
   右心カテーテル 162
   心筋生検 12
電気生理検査 223
心臓MRI 58
心肺運動負荷試験 121

■リハビリ    
心大血管疾患リハビリテーション新規
(心筋梗塞、狭心症、開心術後、心不全を含む)
878
心大血管疾患リハビリテーション実施件数
(年間延べ件数)
24,218(入院)
1,907(外来)

※募集人数や研修期間、応募資格などは >後期臨床研修医募集要項をご覧下さい

ページ上部へ戻る

CONTENTS MENU