keijinkai
中途採用者フォローアップ【定山渓病院看護部ブログ】
雪解けがすすみ
木々が緑になりつつある3月末、
TVにかじりつきでWBCの観戦で、自分事のように嬉しく感動した方が多くいたのではないでしょうか
さて、看護部では、少し前に新入職員のフオローアップ企画で「中途採用者座談会Ⅱ」を行いました。
新卒者とは違い、中途採用者は入職日が別々で集まる機会が多くありません。
そこで、年度の上半期に入職した中途採用者の座談会として、「中途採用者座談会Ⅰ」は2022年10月に行い、今回は下半期の入職を対象とした「中途採用者座談会Ⅱ」でした。
経験の違う職員も、同時期に当院で働き始めた仲間としてコミュケーションを取り、自らのキャリアを振り返り、疑問や悩みを語り合い、今後の活力にするために座談会となりました。
「看護職としてのキャリアを考えるということ」をテーマに御家瀨副看護部長の講義を受けた後にグループになりました。

自己紹介と「これまでのキャリアを語ってみよう」をテーマに座談会は始まりました。

「へえー!そんな経験をしているのね」と副部長

「こんなキャリア支援があったらイイね」をそれぞれ付箋に書いて、シートで共有しました
参加案内に「今回の内容は、口外しません。ざっくばらんに自由にお話し、交流してくださいね。」と一文がありました。これを受けて、これから希望やちょっぴりの愚痴も活発に話すことが出来たそうです。
N・Tao
少しづつ進む5S活動Ⅱ【定山渓病院看護部ブログ】



桜並木

紅葉の並木
桜や紅葉のオンシーズンの渋滞や事故が減ることへの期待が膨らみます。

整理整頓を進めるべく、あらゆる部署が保管していた不要品を回収したところ、たくさん集まりました。

コロナ禍で、お客さまに出していたお茶はペットボトルに変更しました

必要と思って請求したけど、思ったほど使用しなかった文房具

かつて作業療法で調理実習をしていましたが、現在は使用頻度が減り余剰在庫になりました
「できるだけリユースしよう!」を合言葉に、回収品を希望する部署に配布するため、まずは展示をしました。
ちょっとしたフリーマーケットのようになり、わく-わくします。
それぞれの部署で病院の備品を無駄にすることなく素敵にリユースしている情報が入りましたら、さらなる続編をお知らせします。
N・Tao
新卒・新入職員フォローアップ企画【定山渓病院看護部ブログ】
雪解けが進み春の訪れが間近になりました。
新卒・新入職員への教育支援体制は、昨年度から少しずつ体制作りを進めてきました。

副看護部長とともにローテンションする病棟へ
昨年の夏には、所属病棟とは違う病棟で1週間看護体験をする、ローテーション研修を開催しています。

病棟師長からオリエンテーションを受けて始まります
ある2年目看護師は、終了後のリフレクションで、同じ慢性期病院の中でも病棟ごとの特徴を捉え、患者の特色に沿ったケアの体験をしたと、目をキラキラさせて語ってくれました。

講師デビューの川渕主任
12月は、支援のひとつとして、新卒2年目を対象として、
看護過程研修を行いました。参加者からは「学生のころのようにじっくり考えてケアプランを立てることができてよかった」等の感想が聞かれました。

一緒に入職したみんなとグループワーク「研修だけど楽しい!」
日々、忙しく過ごし部署からも頼りにされる存在になりつつあります。学習機会とともに同期と過ごすひと時の時間がリフレッシュになりました。
N・Tao
少しづつ進む5S活動【定山渓病院看護部ブログ】

2月末のある日の朝、5階の窓からの山と温泉ホテル ! 青空に春の近さを感じます
5Sプロジェクトが発進し、昨年7月からの長い準備期間を経て、いよいよ本格的に始動ゆっくりですが活動の成果が見えてきました。
各部署の余剰在庫品を提出してもらい整理しました。この活動によって、自部署にあった「これ、いつ使うんだろう?でも捨てるのもなあー」という在庫品を他部署で活用できる可能性が出てきます。
また、以前は病院主催で行事が開かれ、リハビリテーション を兼ねたレクリエーションを行っていました。その時に使用していたグッズが沢山あります。

けん玉を置いているかごも手作りです

ジグソーパズルは作ることを楽しんでから、バラしてまたつかいます

手芸用グッズ
ここ2~3年は、コロナ禍に伴い、集団で活発にする病院行事・レクレーションは形を変えました。
そこで、5S活動としてレクリエーショングッズを集約することで、部署単位で使用できるような仕組み作りを、始めました。
また、2月には“今日の5Sさん”と題して5S活動紹介の第1回を院内に発信しました。。
余談ですが5Sといえば、昨年就任した経営管理部長は“ミスター5S”という別名があるとかないとか…
N・Tao
高齢者の実際を体験する【定山渓病院看護部ブログ】
高齢になると、身体的にも精神的にもなんらかの変化が生じます。
今の自分からはどんな変化か想像できないものです。認知症ケアリンクナース会では「自ら体験することで加齢変化を理解し、ケアや指導につなげる」を目的に高齢者体験を実施しました。
高齢者体験グッズ を使用し、体験前に高齢者の視え方、聞こえ方の確認をしました。

「前が見えない」
その後2グループに分かれて、グッズを装着したまま廊下や段差の歩行、車いす乗車体験、飲水体験、財布から小銭を取る、本を読むということを実施しました。

「曲がり角どこ?」 触って確認します。

「下の段がわかりません」

「えーっと…読めないわ」

「100円玉がつかめない」手袋をはめてコインをつかもうとする感覚と一緒でした。
体験した後の感想・意見では「下を見ながらじゃないと歩きづらい。でも今まで患者さんに「危ないから上を見て歩いて」と声をかけていたと思う」や「横から声をかけられてもわからない、回りこんで視界に入ってほしい」、「先を見越した声かけをしてほしい」など、まだまだたくさんのことがありました。
今回、高齢者体験を実施したことで、相手に寄り添ったケアを考えることにつながり、ケアプランや現場へ戻ってからスタッフへのOJTへ活かせると思います。
今回のブログは、松山副看護部長の原稿、大高(麻)師長の写真です。
編集は私ですが、看護部内のみなさんの協力のもとに「定山渓病院看護部ブログ」はアップ出来ています。
N・Tao
動画研修とweb会議室 【定山渓病院看護部ブログ】
当院には、web会議室が3部屋あります。
コロナ禍でのオンライン会議やオンライン研修に対応すべく、院内の設備を整えました。

1人から2人で受講・会議参加をします
看護部では看護協会や手稲渓仁会病院主催の研修を受講したり、それぞれの自己研鑽のための動画視聴や法定研修などにも対応しています。

「研修」か「会議」をドア前に表示します
これまで、看護に必要なケアや看護記録・看護計画など、集団で講義を受けることが主流でした。これからは、オンラインを活用し、自己学習してからOJTで確認をするというスタイルに以降していく方法をとります。
“密を避ける”ことが発端ではあったかもしれません。
でも、会場への移動時間が無くなったり、自分の都合のいい時間で視聴出来たりとプラスの側面も見えてきました。
今後もハイブリット研修等は続くと考えられ、多様な形に対応できるよう、ハード・ソフト面で順応できなければならないと考えています。
N・Tao
【医療機関向け】北海道慢性期医療協会講演会のお知らせ
ミャンマーから新たな技能実習生が仲間に【定山渓病院看護部ブログ】
当院は、約2年前に初めてミャンマーから6名の介護技能実習生をむかえました。
現在は介護職として力強い戦力になっています。介護技能はもちろんのこと、日本語能力試験も着々とクリアしています。今年は、今後どのような場で活躍していきたいのかを決めていく、技能実習最終年をむかえます。
そして、今年1月新たに2名の方の介護技能実習を当院で受け入れました。
2022年12月に来日し、伊豆の団体施設で環境に慣れることと基本的なことの研修を終え、1月20日に来道し、当院での実習が始まりました。
今回の2名は、6名の先輩がいるので札幌や当院の環境に順応するには、心強いのではないかと思います。

リサイクル品を利用して、お食事コーナーを準備
住居や寝具などの準備はもちろん、研修プログラムを組んだり環境を整 え、スムーズに日本の生活や病院に慣れていただくための準備を行いました。
いよいよ、1月23日から技能実習がスタートしました。

難しい言葉を使用せず、ゆっくり伝えます
介護福祉士から移動の介助の説明を受けました

「そうそう、上手です」
「実際に行ってみましょう」
“日本の文化に触れるⅠ”と題して書道を経験しました。

「筆の持ち方は…」師範の動きを真剣に見ます

書いてみました「楽しい~💛💛💛」
「日本の文化に触れるⅡ」は、折り紙をやってみるを予定しているとの事
少しずつ環境に慣れて、早速雪遊びをしたと教えてくれました。
介護技能はもちろんですが、せっかく日本・北海道に来たのですから文化の違いや環境の変化を、楽しんで学びを深めてほしいと思います。
N・Tao
医療的ケア児の社会サービスを学ぼう!小児ケア研修の開催♪【定山渓病院看護部ブログ】
当院では、2022年8月より院内に「医療的ケア児支援プロジェクト」を発足しました。
そして、小児ケアについて学んでいこう!ということで「小児ケア研修ワーキング」も発足し、
人材交流や講義での学びをシリーズで行っています。

資料の表紙
今回は、第3回目となります。
1月11日(水)14時~15時にZoom研修が開催されました。

講師と受講生
講師は、手稲渓仁会病院の患者サポートセンターMSW主任の辻丸栞さんです。
手稲渓仁会では、2021年に子ども救命センターを開設し、北海道内の多くの重症児を受け入れています。
また、NICUでは先天性疾患を持つ児や未熟児等のケアをしています。
辻丸さんがMSWとして、医療的ケアが必要なお子さんなどへの退院支援や社会資源の情報提供、相談・調整を担っています。
辻丸さんからは、小児の社会サービスの情報提供や事例を踏まえたサービス導入のプロセスも聴くことができました。
当院からは、看護師、MSW、セラピストの多職種13名が参加しました。
小児ケアの実際を学ぶことで、スタッフが少しでも安心して入院受け入れができること、
そして、子どもとその家族に必要な情報提供ができれば良いなと思っています。
次回は、「小児のBLS(一次救命処置)について」実技研修の予定です。
御家瀬副看護部長記