「渓仁会グループCSRレポート2023」を発行しました

渓仁会グループでは、2006年から「CSRレポート」という形式で、当グループの取り組みや業績を皆さまにわかりやすくお伝えする試みを行っております。このたび「渓仁会グループCSRレポート2023」を発行いたしましたので、ぜひご覧ください。

院内デイケア通信 ④ Xmas会【定山渓病院看護部ブログ】

定山渓を超え、喜茂別に入るとすぐにある中山峠の初冠雪が発表され1か月ほどが経ちました。中山峠は、例年札幌近郊では一番早く降雪し一番遅くまでスキーができることで有名です。

病院からほど近い、札幌国際スキー場は、ついこの前まで紅葉見学ゴンドラを運行していたのを急ピッチでスキー・スノーボードのために冬仕様にし、オープンしました。

院内デイケア通信ですが、8月の第3回から、少し間が空いてしまいました。

クリスマスの手作りポスター

 

12月と言えばXmas院内デイケアの“12月の行事”Xmasをご紹介します。

 

 

院内デイケアは、DST(Ⅾementia care Support Team) が中心になり、イベントやお誕生会を行っています。

DSTメンバーの作業療法士 佐藤美加さんにお話を伺いました。

「クリスマス楽しいね」(イメージです)

 

参加された患者さんはサンタの帽子 やクリスマスケープをまとい、ちょっと照れた様子もある中で、各テーブルごとに「メリークリスマス」の声出しで始まりました。

 

入れたてのコーヒーや紅茶とろみのついた緑茶もあり、皆さん好きな飲み物を選んで、生クリームをトッピングしたプリン と一緒に召し上がっていただきました。

「プリンが楽しみでお昼ご飯少しだけにしたの」「久しぶりだよ。入れたてのコーヒーは美味しいね」などの声がきかれました。

普段行われているリズム体操をアレンジ

ジングルベルに合わせてにベルを振りながら体操を行いました。

 

あちこちでベルの音が響き渡りたくさんの笑顔が溢れる場となりました。

 

 

最後は、全員で馴染みのある「高原列車は行く」を大合唱し、楽しいひと時は幕を閉じました。

締めの挨拶をお願いした患者さんから「とても楽しかった」という言葉をいただきました。

佐藤さんはじめメンバーみんなで、「来年も喜んでいただけるよう楽しい企画をたくさん考えよう」と心に誓ったそうです。

 

N・Tao

趣味であり特技であり!!Vol2【定山渓病院看護部ブログ】

一度降った雪がいったん解け例年同様、Xmasあたりに本格的に積雪になるのでしょうか…

山の日の入りは早く15:30頃には陽が落ちはじめ16:00過ぎには、真っ暗な日々です。

15:30頃

 

 

16:30頃

看護・介護職の中で、趣味や特技が際立っている方を8月に続き、第2回目の紹介をいたします。

卒後3年目の病棟勤務の看護師工藤さんをご紹介します!

ケア後ナースステーションにもどって来ました。

 

工藤さんの趣味(特技)は、絵を描くことです。

絵は、幼稚園の時にとても上手なお友達がいて、その子の真似をして描き始めたのがきっかけだそうです。

“家猫”

 

今回、ブログにしたいというリクエストに2枚の絵を描いてくださいました。

 

アジサイ

 

今回は、おうちの猫とアジサイを描いていただきました(どちらも水彩画です)

他には、妹さんのリクエストでアニメのキャラクターを描くそうです。

 

 

ケア後は、電子カルテで看護記録です

 

本職の病棟での仕事は夜勤もこなし、日々レベルアップされているとの噂です。

レベルが上がると、また次の課題がどんどん出てくるのが看護師という職業です。趣味を持ち気分転換を図り、モチベーションを保って邁進していただきたいと、先輩として、すごーーーく願うばかりです!!

 

   

工藤さんの許可をいただき、額に入れてTQM室に飾らせていただきました!!

N・Tao

定山渓病院 公式 Instagram アカウントを開設しました

定山渓病院ってどんな病院?

どんな特徴があるの?

どんな人が働いているの?

ホームページだけでは知ることができない情報を、

『わかりやすく』写真付きでお伝えします!

☞ 投稿内容はこちらからご覧いただけます。

フォローやいいね等、どうぞよろしくお願いします。

 

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ソーシャルメディア利用規約_20231201

VRで認知症体験を行ってみました!【定山渓病院看護部ブログ】

「高い」

 

「怖ーい」「落ちる・落ちる」

 

 

VRを使用してレビー小体と若年性認知症の方の実際の様子を体験しました。

VR(Virtual Reality)とは、コンピューターにより創出された仮想的な空間を現実であるかのように体験できるものであり、仮想現実などと呼ばれています。

 

 

「どこ?どこ?」心配そうに見守る梅原PT

 

一つ目の動画は、送迎バスから降りる場面です。迎えた人から、「右足を一歩出してください」という声掛けされるのですが、VRで見えるのはビルの屋上の縁です。右足を一歩だすというのは“落ちる”…なので、「怖ーい」「落ちる・落ちる」と思わず声に出してしまう職員が何人もいました。中には横に逃げようとして、どこを向いているのがわからなくなったり…

 

また、幻視の体験では2人の方と対面して会話しているのに、その場にいるはずのない人があちらこちらに次々と何人も見えて会話に集中できない、という体験でした。

実際の患者さんの声を基に作成した動画のため、本当にリアルな体験でした。疾患については、文献を読んで理解していたつもりでしたが、VRを通して得られる体感は、また別なことのようでした。

動画作製に協力したご本人は、幻視について「私には、本当に見えているので、否定して怒らないでくださいね。」と言っていました。

今回のVR体験は、医療職だけではなく事務職も多数参加し、患者さんはもちろん自分の親に寄り添う時にも、否定しないように気を付けるなど、勉強になったと話していました。

 

11/30お昼頃

約1週間前の11/24朝、同じ方角から

 

定山渓は、本格的な冬の到来です。「札幌市南区・手稲区・西区の降雪が多いです」と朝のニュースで、言っていました。

 

N・Tao

プロアクティブケアがはじまりました。【定山渓病院看護部ブログ】

 

定山渓は、素敵にきれいな紅葉 が終わり、薄い雪化粧の深ーい緑というより黒に粉雪の山々になってきました。もう少ししたら、真っ白になるはずです。

2022年9月に看護部から「働き続けられる職場環境」作りの一環として、「プロアクティブケア」の考えを導入できないかと提案がありました。看護・介護職は、シフト勤務でもありケアで身体の負荷がかかり、腰痛・頸部痛等など起こりがちです。その痛みをサインとしてキャッチし対応することで、疾患に至らず健康で長く働き続けられることが大切なのではないか、と考えました。

そしてついに、2022年11月にはリハビリテーション部を主軸とするプロジェクトチームが立ち上がりました。

プロアクテイブは、検索サイトによると、組織行動学において、将来起こりうる出来事を想定し、先んじて主体的に対応を実践する行動を指すそうです。

この考えを企業で活用すると、車やシステムのメンテナンスにおいて“プロアクティブケア”と使っていることが多いようです。

プロジェクトチームは、健康で働き続けられる職場環境を整備することの一つとして、身体不調を抱える職員割合を減少させること、そして職員が自身の体調について組織(病院)が配慮してくれていると感じる割合が増えることを目指しています。

その後、相談窓口となる担当者の体制などを整え、2023年7月から本格的に始まりました。

対象職員は、医師、看護師、ケアワーカー、事務職。

「肩甲骨回りが硬いですね」

 

プロジェクトチームのリーダー小川リハビリテーション部長に伺うと、7月~10月までの相談は全12件。そのうち7件は、外来リハビリテーションにつながりました。それ以外のケースは、個別の運動指導、整形外科受診の勧め等で経過観察中とのことです。

 

「自主トレーニングもしっかり行ってくださいね」

対象となり現在外来リハビリテーションを受けている職員2名に感想を聞いたところ、「肩が痛く腕が上がりませんでしたが、反対の腕で代用して使わなかったら何とかなったので、そのままにしていました」「すごく痛くて整形外科受診したら、我慢できなくなったら関節内注射をしましょうと言われ、まだ我慢できるのでいいかと思った」と自分のことは後回しにする医療従事者らしい答えをもらいました。

 

「少し頑張りましょう、開きますよ」やさしく、でも厳しく!

リハビリテーションでは、専門的知識で、体の不調を取り除いてくれます。マッサージとは違い、「上腕二頭筋が硬いですね」「肩というより、肩甲骨回りの筋肉が固まっていますね」と、医療従事者同士の会話も飛び交います。また、一過性に楽にするのではなく維持するための自主トレーニングのアドバイスもあり、継続して取り組むことで、長期的な予防ができるようになります。また、担当の理学療法士は自主トレーニングをきちんと行っているかどうかを筋肉の硬さでわかるそうなのでプレッシャーもあるとか…

今後の展望は「異常を感じた時に速やかに相談できる体制を整備をし、プロアクティブケア対象職員の抽出を目的としたメンバーによるラウンド等の実現等、先々を予測し行いたい」と小川リーダーは、お話し下さいました。

屋上から山の写真が撮りたくて思わず新雪を歩いてしまいました。

 

N・Tao

 

 

 

日本慢性期医療学会2023へ参加in大阪 【定山渓病院看護部ブログ】

10月19・20日の2日間、第31回日本慢性期医療学会が大阪国際会議場でありました。

毎年1回、北海道から沖縄まで、全国から慢性期医療に関わる多職種の方々が集結し、日頃の活動を発表しています。参加者は、それぞれ自院へ持ち帰り発信するため、質問や意見交換も活発です。

当院の発表者は、看護師・作業療法士の5名で、なかでも土田さんの認知症患者の作業療法にアロマテラピーを取り入れた発表(テーマ「当院認知症患者に対するアロマセラピーの効果」)は、関心が高く多くの質問があったそうです。

土田作業療法士

土田さんの感想をいただきました。
「今回、初めての研究発表、初めての道外出張ということで、発表が終わるまでの間は常に緊張していましたが、院長をはじめとした定山渓病院の参加者のみなさまに見守られながら無事に発表を終えることができて、とても良い経験になりました。学会参加は、他病院の状況や他職種の方々と関わりを持つ貴重な機会なので、今後も研究を継続し、学会への参加ができるように励みたいと思います。」

大高さんのポスター発表

看護師大高さんは、
看護師として、意思決定を支えた事例をポスター発表(テーマ「ALS患者と家族への意思決定支援の一事例」)を行いました。ポスター発表は、参加者との距離が近く、現場での実際のエピソード等、より活発な情報共有を行うことができます。反面、発表者は距離が近いため、緊張感が高く「ドキドキしているのが、周りに聞こえているのではないか」と思ったほどだったとか…

中西院長

また、中西院長はじめ5名が座長として、進行と評価を行いました。

梅津看護部長

 

イメージ

 

学会終了後に出席者11名で夕食会がありました。

広報の川口さんは、「中西院長を中心に楽しい時間を過ごし、仕事に対する考え方や定山渓病院に対する思い、職員の育成や個人のスキルアップについて等、普段なかなかできない業務以外のお話を伺うことができ、大変有意義で、今後の業務の励みとなりました。」と

いつもは医療職とかかわりが多いとは言えない事務職の川口さんならではのコメントでした。

最後にこんなエピソード。巨大プリンターで印刷した発表用ポスターは、札幌より持参し当日に自ら掲示します。飛行機搭乗時に預けたポスターが、到着後なかなかコンベアに乗ってこなく、受け取れるのかみんなでドキドキしていました。

N・Tao

収穫祭第5弾が開催されました

11月22日(水)の昼食で本年最後の収穫祭が開催され、

JAようてい 様よりご提供いただいた旬の “ ゆり根 ” を中心に

勤労感謝の日メニューをお楽しみいただきました。

患者さんより「ゆり根が食べられて嬉しい」

「ほくほく甘味があって、とっても美味しい」とご感想をいただいております。

今後も、療養生活がより豊かになるイベントを企画してまいります。

また、新着記事にてお知らせいたします。

【テレビ放映されました】定山渓病院の屋上に足湯を新設

テレビ放送局 HBC 北海道放送(1CH)の番組 今日ドキッ!で当院の屋上に新設された足湯「ひだまり湯」をご紹介いただきました。

10月30日(月)に放送された内容が北海道放送のWEBサイトにて動画公開されています。

患者さんの表情や屋上からの景色、温泉の性質等ぜひご覧ください。

下記のURLよりご視聴いただけます。

 

【南区ホームページで掲載】いきいき健康フェアへの参加

10/31に開催されましたイベントの様子をご覧になることができます。

地域の健康づくり