第11回 地域包括ケア推進病棟研究大会 参加報告
第11回 地域包括ケア推進病棟研究大会 参加報告
7月19日(土)東京都 日本教育会館で行われた、地域包括ケア推進病棟研究大会へ看護師、作業療法士、言語聴覚士、社会福祉士が参加しました🙋♀️🙋
参加した職員より次のコメントをいただきましたので、ご紹介します😊✨
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地域包括ケア推進病棟研究大会に参加し、現場の課題と制度の方向性について多くの学びを得ました。
特に印象に残ったのは、パネルディスカッション「2024年診療報酬改定を受けて地域包括医療・ケア病棟の進むべき道は」です。
医療従事者からは、地域包括ケア病棟の要件である「入院期間60日以内での在宅復帰」が困難なケースが多いとの声が上がり、厚生労働省の担当者からは「その状況を客観的なデータとして記録し、言語化して行政に報告してほしい」との回答がありました。
このやりとりを通じて、日々の臨床実践を研究としてまとめ、行政に届けることの重要性を改めて認識しました。
医療の質向上に向けた一歩として、現場の声を可視化することの意義を感じました。
また、ランチョンセミナーでは「透析医療」について学びました。
今年度、臨床倫理認定士養成研修に参加したこともあり、透析患者さんの倫理的課題についての理解が深まりました。
倫理的視点を持ちながら生活支援を行うための知識を得ることができ、大変有意義な時間となりました。