医療ソーシャルワーカー「生活の伴走者」
入院生活では、今まで当たり前と思っていた生活が難しくなる事も多々あります。
特に慢性期病院では長期にわたり入院治療を必要とすることも多く、患者さんやご家族は自分だけでは解決できない悩みを抱えながら治療と生活を送っている方も少なからずいらっしゃいます。
ソーシャルワーカーは、そんな「あなた」に寄り添いながら、
目の前の課題や不安を共有し少しでも解決できるよう関わらせていただきます。
投稿の写真は、入院中の患者さんより「そろそろ誕生日だから、お父さんにケーキを買ってきてもらいたいの」とご希望をソーシャルワーカーに伝えに来ていただいた場面です。
気管切開を施行している患者さんであったため、主治医と言語聴覚士へ相談し、安全に摂取が可能かを確認しました。
相談の結果、ショートケーキ2ピースまでは食べて良い!と主治医から太鼓判をいただき、ご家族へ経過をお伝えし、誕生日の当日にケーキを持参していただくことができました。
患者さんもとても喜ばれており、素敵な誕生日を過ごすことができ、私たちスタッフも嬉しい気持ちでいっぱいになりました😊🍰
このように、ソーシャルワーカーは、患者さんやご家族の意向を大切にし、少しでも解決できるよう、
様々なスタッフと連携しながら「その人らしい生活」=「ウェルビーイング」をサポートしております。
時に難しい課題に直面することもありますが、私たちソーシャルワーカーが一緒に考えさせていただき、
少しでも皆さんが安心して幸せに過ごせるよう、お手伝いをさせていただきます🍀
今後も日々の関わりが、患者さんやご家族のウェルビーイングを高める一助になるよう努めていきます。