第24回全国障害者スポーツ大会in滋賀にスタッフとして参加
2025.10.31
毎年、国民スポーツ大会(以前は「国体」と言っていました)と同じ開催地で、全国障害者スポーツ大会が行われています。今年は第24回、滋賀県で開催されました。
当院からは、毎年、札幌市代表や北海道代表として、患者さん(元患者さん)が選出されています。陸上競技において、北海道選手団として2名、札幌市選手団として1名が各代表として現地に赴きました。
大会スタッフとして毎年、北海道選手団陸上競技チーム(身体障害・知的障害)に帯同しています。
メイン会場である陸上競技場は、平和堂HATOスタジアム(彦根総合スポーツ公園陸上競技場)。彦根城の近くで、会場に入るとみんなルテージが上がります。
この会場に、開閉会式と3日間の競技会、公式練習で4日間毎日通います。移動日も含めると、6日間の長丁場を選手団は団体行動をしています。
選手によっては、入浴や移乗など、生活介助が必要な選手もいます。そこは理学療法士含む帯同スタッフがADL援助もしながら過ごします。
スケジュールもタイトで、自由時間はあまりありませんが、彦根城博物館で「ひこにゃん」には会えました。

全国大会に出るためには、北海道障がい者スポーツ大会、札幌市障がい者スポーツ大会に参加し、上位成績であることが必須要件。そこから、監督やコーチなどによる選手選考のうえ、代表選手が決まります。
今年は、当院の外来患者さん(50m走・スラローム競技)、元外来患者さん(ソフトボール投げ・砲丸投げ)、リクリエイト桑園利用者さん(100走・200m走)の3名が、北海道や札幌市の代表選手として参加しました。
結果ですが、全員メダルを獲得しました!
今年は雨の中の競技が多く、体調を崩す選手もいました。肉離れや、元々の不調でテーピングやストレッチ、マッサージ、さらに鍼や物理療法による怪我の治療、翌日のレースに参戦出来るように等々。様々な案件に柔軟に、臨機応変に対応することが求められます。これらの経験は、他のスポーツ帯同や、様々な臨床場面でも活かせる、大変貴重な機会です。
当院スタッフにも、様々な経験をしてほしいと思います。そして、当院の入院中患者さん、外来やサービスを受けられている利用者さん、当院を卒業した患者さんも、一歩踏み出して、いろいろなチャレンジをしてもらいたいと思います。
順位や成績も大事ですが、単純に楽しいかもしれませんよ!
パラスポーツについても興味があれば、是非ご相談ください!
リハ部・佐藤部長(理学療法士・鍼灸師)
JPSA公認 中級パラスポーツ指導員
JTA公認 C級認定トレーナー
運動器の健康・日本協会 認定スクールトレーナー
北海道理学療法士会 健康スポーツ局付理事













