<リソースナースの部署での取り組み>

集中治療室です!第2弾

 

今回は、集中治療室で働くリソースナースの部署内での取り組みの一つをご紹介します。

現在、当院集中治療室では、

クリティカル看護ケア認定看護師、

急性・重症患者看護専門看護師、

ナースプラクティショナー(クリティカルケア)が活動をしています。

 

“「1人の何故?」は、「みんなのなぜ!」、

明日からすぐ使える看護実践”をコンセプトに集中治療室で働くリソースナースが中心となり、

ちょこっと勉強会?相談会?座談会?をはじめました。

 

アセスメントや臨床推論を駆使しケアをすることが求められますが、

クリティカルケアの場面では病態が複雑なことが多く、

ケアの方法やタイミングなど看護判断に迷うことが少なくありません。

「これってどう考えたらよいの?」や「なぜこのケア方法なの?」など、

疑問がたくさん出てきます。

 

月2回開催し、テーマは、スタッフからのリクエストを中心に行います。

 

今までの行ったテーマは、

・瞳孔の見方

・看護ケアに活用できるレンントゲン写真の見かた

・口腔ケア方法

などでした。

 

今回は、テーマ「人工呼吸器を装着する患者の肺炎予防についての看護ケア」について行った内容をお伝えします。

 

人工呼吸器を装着している患者さんは、人工呼吸器を使用中に肺炎を引き起こすことがあります。

その予防のためには、医療者の手指衛生や患者さんの体位、

鎮静剤を減らして人工呼吸器から離脱できないかを毎日確認するなどがあり、

医療者全員で肺炎対策を行うことで効果を発揮します。

これらについて、知識の共有を行いました。

次に、痰を吸引するチューブの取り扱い方や、擬似で作成した痰を用いて実際に吸引をしながら、

サクションチューブ内の汚染の程度を見た目で理解しやすいようにしました。

普段、行っているケアが正しく効果的に行えていたかを振り返ることができ、しっかりと学び直すことができたとメンバーの声が聞かれ、

新たな学びを得てキラキラとした表情をみて、リソースナース一同嬉しく思いました。

これからも、現在行っているケアをブラッシュアップしつつ、スタッフ全員で新しいことにもチャレンジしていきたいです!

 

   

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