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当院での新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の発生について(第4報)

2020.11.04 UP

 10月29日、当院の病棟職員1名が新型コロナウイルスに感染したことが判明しました。当該職員は職員以外の知人から院外で感染した可能性があり、濃厚接触者として検査(PCR検査)をしたところ感染を確認しました。濃厚接触の疑いが分かった10月28日より、院内では職員の健康観察と標準感染予防策を講じてきました。 

 10月29日以降は、札幌市保健所の指導の下に当該病棟の全ての患者さんおよび職員に対してPCR検査を行いました。その結果10月30日に入院中の患者さん1名、11月1日に職員1名に感染を確認しました、その他の患者さん、職員は全て陰性でした。しかし、当院発生2例目の濃厚接触者で自宅待機をしていた職員が、11月3日に再度の検査でPCR陽性が確認されました。また、上記4名については新型コロナウイルス感染症の診療が可能な医療機関に転院あるいは入院し、経過観察を受けております。

 当院では10月29日から当該病棟の受け入れを中止させていただきましたが、10月31日からは全病棟の入退院、外来診療、外来リハ、通所リハ、訪問診療を休止させていただいております。現在のところ、当該病棟以外に感染拡大はありません。関係者の皆様には大変ご心配とご迷惑をおかけしておりますが、何とぞご協力のほどお願い申し上げます。今後の感染対策の進捗状況と病院機能の再開予定につきましては、その都度ホームページなどで報告させていただきます。

2020年11月4日
医療法人渓仁会
札幌渓仁会リハビリテーション病院
院長 横串 算敏