〈小さな命を守るために〉防災ヘリによる搬送訓練に参加しました
こんにちは、集中治療室(ICU)です。
私たちのICUでは、重症小児のヘリコプターを利用した受け入れやお迎え搬送を行っています。北海道内のさまざまな病院と連携し、救急車だけでなく空の交通手段も活用しています。
こうした搬送には、スピードだけでなく安全性や連携がとても重要です。そのため、私たちは定期的に搬送訓練を行っています。
先日、丘珠空港で行われた「重症小児患者における防災ヘリ搬送シミュレーション合同訓練」に当院の小児科医、ICU看護師、関係職種複数名が参加しました。
この訓練は、北海道防災航空室と当院のこども救命センターが協力して実施したもので、実際の搬送に近い状況を再現しながら、関係者同士の連携や搬送体制の確認を行いました。
実際の訓練です。


ヘリの着陸から患者の受け渡し、ICUへの搬送までを一連の流れで確認しました。
緊張感のある現場でしたが、参加者全員が真剣に取り組み、貴重な学びの機会となりました。
このような訓練を通じて、私たちは「いざ」という時に備えています。小さな命を守るために、これからも努力を続けていきます!