行事

学術論文表彰制度

みなさま、こんにちは。臨床研修部事務局です。

手稲渓仁会病院には、病院内の活性化ならびに学術的な活動の啓蒙・普及を目的とし、全職員を対象とした学術論文の表彰制度があります。
今回、2021年度の全応募数27編の中から臨床研修部より2名が受賞しましたので、ご報告いたします。

「最優秀Cace Report賞」を受賞したPGY3 小池正道先生

「院長特別賞」を受賞したPGY2 柏木陸先生

表彰式にて、お二人にはそれぞれ賞状と副賞が病院長より手渡されました。

この春、お二人は当院を卒業されますが、先生方のますますのご活躍をお祈りいたします。

2021年度臨床研修修了式

こんにちは。研修医2年目の外山です。新しく入ってきた1年目の先生方への指導や学会発表の準備などで忙しく、少し遅いタイミングとなってしまいましたが、昨年度の臨床研修修了式について振り返ってみたいと思います。

例年3月に札幌市内のホテルで開催されていた修了式は、新型コロナウイルス流行の煽りを受け、今回も院内での開催となりました。

はじめに、前院長の成田先生よりお言葉をいただき、その後修了証書授与式が行われました。卒業生を代表して受けとられたのは、病歴要約55症例を一番の速さで完了された伊藤先生。

続いて、指導医より卒業生一人ひとりにエピソードを交えたあたたかい紹介と、卒業生のスピーチがありました。

その後は表彰式が行われ、2年目から選ばれる「Best Teaching Resident」としては近藤先生・篠原先生、1年目から選ばれる「Outstanding Intern」には波多野先生が選ばれました。

笑いあり感動ありの式が終わり、みんなで記念撮影を行いました。

今年度、専攻医やPGY3(当院独自のプログラム)として当院に残ってくださる先生は多いのですが、道外に行かれる先生もいらっしゃるため、終わったあとはどこか物悲しい雰囲気が漂っていました。

修了式も終わり、現在初期研修2年目となった私たちですが、気持ちや探求心の上では1年目の時と変わらないものの、やはり前年度よりコメディカルや上級医から頼りにされることが多くなったと感じています。まだまだ学ぶことが多く、1年目には間違ったことは教えられないというプレッシャーを感じる日々ですが、手稲渓仁会の教育的な環境を途絶えさせないよう、先輩方から教わったことに自分で調べた知識も加えて指導を行っていこうと思います。

2020年度臨床研修修了式

みなさま、こんにちは。臨床研修部事務局です。
また感染者が徐々に増え始めた札幌の春、今年の臨床研修修了式も市内中心部のホテルでの開催を断念し、院内での開催となりました。
それでも、感染対策を講じながら昨年より少しだけ規模を拡大し、ささやかながら指導医らをお招きして開催できましたので、その模様を一部お届けしたいと思います。

はじめに、院長の成田先生よりご挨拶。会場にお招きできない後輩の先生や指導医の先生にはzoomで中継。

修了証書授与式

卒業生の紹介とスピーチ。トップバッター足立先生を紹介してくださるのは、憧れの先輩で昨年度チーフレジデントの寺田先生(リモートでご参加)。

卒業生をサッカーチームに例えて紹介する総合診療専攻医竹内先生(当院卒業生)

たくさんの思い出の中、和やかに時間が進み、会場からも笑みが溢れます。

恒例のResident Awardでは、2021年度チーフレジデントの近藤先生が「Outstanding Intern」を受賞

また、今年はじめて研修医で「Best Teaching Award」を企画。第1回に選ばれたのは、専攻医から循環器内科専攻医の火箱先生(当院卒業生)。スタッフドクターからは循環器内科の美田先生が選ばれました。

最後に渓仁会理事長の田中先生より、閉会のご挨拶で卒業生へ温かいはなむけのメッセージを頂戴しました。

お食事は札幌グランドホテルから取り寄せてお持ち帰り

最後に記念撮影

患者さんから慕われる素敵なドクターなった卒業生の皆さんにまたお目にかかれる日を楽しみにしながら、新たな門出を心よりお祝いして、会は終了となりました。

2019年度の臨床研修修了式

こんにちは。TKHレジデントブログチーム事務局の南木と申します。いつも臨床研修部ブログをご覧いただきありがとうございます。ブログを立ち上げて半年が経ち、嬉しいことに閲覧数も着実に伸びて参りました。引き続き、2020年度もどうぞ宜しくお願いいたします。

 例年3月、2年間の初期研修修了を祝し、札幌市内中心部のホテルで盛大に行っている臨床研修修了式典と祝賀会。多くの参加者の中で、2年間の研修やさまざまな思い出を振り返り、未来に向かって羽ばたく研修医それぞれの言葉、そして研修を支えてきた指導医から研修医一人ひとりに贈られるメッセージ等、とても盛りだくさんの内容です。見送る1年生も、来年そこに立つ自身をイメージして、この1年間研修に励んで来られたと思います。
 新型コロナウィルスの動向が気になりながらも、臨床研修部事務局は今年もホテルの方と打ち合わせをし、準備を行っていました。そうした中、2月中旬にはじめて地元北海道札幌市から感染者が出て、その後道内の感染者数がどんどん増えていきました。2月28日には、ついに1日の感染者数の報告が2桁となり、北海道知事より緊急事態宣言が発出されました。これを受け、関係者で協議を行った結果、私たちは医療従事者としてホテルでの開催を断念し、院内で修了生のみが参加する修了証授与式を執り行うことといたしました。今回は、3月14日(土)に開催した院内での臨床研修修了式についてご報告いたします。

会場は100名収容の当院の会議室。全員制服でマスクを着用し集合。

 参加ができなかった研修医1年生と指導医の先生方には、臨床研修委員会コアメンバーの外科 今村清隆先生がzoomでオンライン中継。

はじめに、院長の成田吉明先生よりご挨拶。

 次に、17名の修了生に修了証書の授与。

そして、Resident Award 発表&証書授与
「Outstanding Intern」に選ばれたのはチーフレジデントの中溝晃規先生。プレゼンターの臨床研修部部長の星哲哉先生と固い握手。

 「Best Teaching Resident」のお一人に選ばれたのは、同じくチーフレジデントの寺田悠里子先生。

 そしてもう一人、1年生から河村翔平先生が選ばれました。
 後日、証書が授与されました。

 出席が叶わなかったDr.Cammackからは、zoomを介して2年間がんばった研修医全員にあたたかいメッセージが届けられました。

 閉会のご挨拶は、渓仁会グループ理事長の田中繁道先生。この後、当グループ内に発信される理事長メッセージの中で、コロナウィルスの影響で、盛大な会で送り出してあげられなかったことが大変残念であったと、思いがつづられていました。

 最後に全員で記念撮影。

 いつものドレスコードの集合写真もよかったのですが、白衣での撮影は修了式らしく、来年も行えたらと思いました。

 2月から、私たち職員全員はコロナウィルスから患者さんと病院を守るため、日常業務に加えてさまざま対策に当たっていました。式典中止の決定から2週間、準備もままならず小さな修了式となってしまいましたが、2年生の先生たちは「式自体もなくなるのでは?」と思っていらしたようで、このような会でも開催できたことをとても喜んでくれていました。帰り際、「開催してくれてありがとうございました。逆に院内でできてよかったです!」との言葉をかけていただき(涙)、私たちにとっても忘れられない修了式になりました。ホテルのお弁当を片手に、笑顔で会場を後にする卒業生を見送った事務局でした。

Thanks for all residents. Good luck.