2021-09

渓仁会におけるコメディカルの方々との関わり

はじめまして! 手稲渓仁会病院PGY2の近藤です。今日は当院の研修の魅力のひとつであるコメディカルの方々との関わりを紹介したいと思います。

このブログの読者のみなさんは医学生の方が大半だと思いますが、医師国家試験ではコミュニケーションを直接問われることは少ないかと思います。しかし、実際に働き始めると、他職種とのコミュニケーションなくして僕たちの仕事は成り立ちません。当院ではコメディカルの方々との距離が非常に近く、一緒に働く中でとてもたくさんのことを教えていただいていると常に感じます。その一部を紹介します。

職種ごとに例を挙げると、管理栄養士の方は患者さんにとってより良い栄養や食事がないかを考え、多くのアドバイスをしてくれます。薬剤師さんは患者さんにとって良い薬剤の選択や、当院で採用がない薬の処方の仕方などを細かく丁寧に教えてくれます。リハビリのPT、OT、STさんは患者さんのリハビリを行ってADLを維持するだけでなく、患者さんと長い時間接することで、些細な変化にも気づき、その変化を教えてくれます。事務の方は迅速にさまざまな書類仕事をこなし、診療が円滑に進むようにサポートしてくれます。また、検査技師さんは検査のモダリティに関してのアドバイスや、検査結果に関しても解釈の仕方などを教えてくれます。そして、看護師さんは僕たち研修医以上に長い時間患者さんに寄り添い、患者さん一人ひとりの状況を把握し、逐一必要なことを教えてくれます。

また、何より思うことは、当院で働く人たちはとても友好的に接してくださる方が多く、どの職種の方とも非常に働きやすい環境であることです。何を聞いても、嫌な顔ひとつせず(内心忙しいときには嫌がっているのかもしれませんが)教えてくださいます。ここ1年ほどで得た知識の多くは、コメディカルの方から教えていただいたことだと思うくらい、当院のコメディカルの方は知識も豊富で、人間性もすばらしい方が多いと感じます。他院で研修をした先生も、当院が一番働きやすい病院だと言っていましたが、実際に働いていて人間関係で困ることはないと言っても過言ではないと思います。

また、当院の特徴のひとつとしてNight floatというローテーションがありますが、そのNight floatの昼の時間を生かして昼間に各部門(例:細菌検査室、栄養部、薬剤部など)を見て回ることができます。そうすると、各部門の方がどのようなことを研修医に求めているのか、直接肌で感じることができます。非常に魅力的な時間です。

以上、当院におけるコメディカルの方との関わりとご紹介しました。COVID-19の流行が続いていますが、ぜひとも一度当院へ遊びに来てください!

【医学生向けイベント情報】10月16日(土)6病院合同説明会のご案内

みなさま、こんにちは。
緊急事態宣言もさらに延長が決まり、病院見学の受け入れが叶わない状況が続いています。そこで、これから臨床研修病院選びをはじめる医学生の方々へ、WEB病院説明会のご案内です。

<参加病院>
手稲渓仁会病院、水戸協同病院、湘南鎌倉総合病院
湘南藤沢徳洲会病院、飯塚病院、沖縄県立中部病院
(1施設15分間、北から順に説明実施)

開催日時 : 2021年10月16日(土)10時スタート
対  象 : 医学生
形  式 : Zoom

当院の問い合わせ先 : tkh-junior-resi@keijinkai.or.jp

お申し込みは こちら から

たくさんのご参加をお待ちしています。

レジナビFairオンライン 2021秋 ~専門研修プログラム~に参加します!②

みなさま、こんにちは。
このたび、レジナビFairオンライン 2021秋 ~専門研修プログラム~に、前回の内科プログラムに続き、救急科プログラムが参加いたします。

救急科に興味のある方、初期研修終了後の進路として救急科を志望されている方、ぜひご参加いただければ幸いです。

日 時:2021年9月13日(月) 19:00~19:20

お申し込みは こちら から

当院の救急科については こちら から

救急科初期研修に関する指導医ブログは こちら から

たくさんのご参加をお待ちしています。

(写真は内科プログラム説明会の様子)

当院での救急科研修について

手稲渓仁会病院救急科の小野寺俊幸と申します。

当院の救急科の特徴を簡単にお話します。
札幌市の3次救急医療体制を担う救命救急センターは5つあり、そのうちの1つが当院となります。札幌を中心とした道央圏のドクターヘリ基地病院でもあり、令和2年救命救急センターの評価において、北海道で唯一のS評価を得た救命センターです。

対外的な評価はさておき、救急科研修の実際はどのようなものでしょうか。

当院の救急科研修は救急車で搬送されてくる患者さんの外来診療がメインになります。救急外来Walk inについてはNight floatが主に担当しますので、今回は割愛させていただきます。

統計的には、2020年1-12月で約5900件の救急搬送数、その中で三次救急は415件、当院へ搬送されたドクターヘリは227件、平均して1日24時間で約16.2件の救急搬送、約1.1件の三次救急、約0.6件のドクターヘリ搬送を経験することになります。その中の全てを担当するわけではありませんが、軽症〜重症まで幅広く経験し診療を実践することが救急科研修の目的です。

多発外傷症例や、他の病院では経験することができない重症症例や他の病院では対応できず転院搬送となる症例を経験する機会がたくさんあり、重症対応ではチーム診療の一端を担うことになります。やる気と診療経験のある研修医であれば、重症症例マネジメントを任されることもあります。軽症〜中等症症例のほとんどは研修医主導で初療にあたります。症例ごとに必ず救急科スタッフと確認・ディスカッションして、方針を決めながら診療を行います。

救急外来の混雑具合にもよりますが、空き時間をみて症例ごとのフィードバックを行うようにしています。正直なところ外来診療で手一杯になっていることが多く、なかなか教育まで手が回る時間がないこともありますが、研修医からの疑問・質問が積極的にある場合は、我々も積極的に時間を作って教育を行うように努めています。

また、研修医を対象としたMorning reportでも、救急科からは「ERでの外傷診療」や「中毒」、「熱傷」、「凍傷」、「低体温」などの講義を行ったりしています。

その他には、以前の研修医ブログでもあったOff the job training(実際はOn the jobとなることが多いですが)としてドクターヘリやラピッドレスポンスカー同乗による病院前診療を行う機会があります。

PGY2以上で積極的に病院前診療を希望する研修医が対象になります。
救急科研修に限らず、色んな分野での積極性を持って研修を行うことでたくさんのことを学んでほしいと思います。

以上、当院での救急科研修のご紹介でした。