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手術支援ロボット ダヴィンチ

手術支援ロボット ダヴィンチ

導入例③縦隔腫瘍

縦隔腫瘍をはじめ、さまざまながん治療に有効。
症例を積み重ねて、さらなる発展をめざす

当院ではda Vinci(ダヴィンチ)の活用を進めており、2013年2月からは外科においても、肺がんと縦隔腫瘍、胃がん、大腸がんなどのロボット支援下手術を実施しています。

特に注目されるのが、まだ全国的にも数が少ない縦隔腫瘍への適用です。縦隔とは左右の肺に挟まれた胸部のことで、心臓や食道、気管、胸腺、リンパ節など、多様な臓器が含まれています。縦隔腫瘍は心臓や食道、気管支などを除いた部分にできる腫瘍で、胸腺腫(胸腺上皮細胞にできる腫瘍)、神経原性腫瘍(神経から発生する腫瘍)などが代表的なものとなります。同科の胸部・一般外科では、重症筋無力症(神経からの伝達が筋肉に伝わりにくくなる疾患)もda Vinciの適用対象にしています。

手術を担当する加藤弘明医師は「縦隔腫瘍へのda Vinciでの手術は、再発が少ないとされており、根治性の高さも期待できます。導入はまだ新しく、これから伸びていく分野です。全国でもまだ症例が少ないため、実施数を増やしてその有用性を検証していく必要があります。また、若い女性に多い重症筋無力症にも、da Vinciによる手術は大変メリットがあります」と語ります。

効果が高いとされるda Vinciの縦隔手術への使用ですが、保険適用ではないことが普及の障壁です。近い将来、肺がんや縦隔腫瘍に対しても健康保険が適用されることが期待されています。

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