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健診結果報告書と合わせてご覧ください。

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健診結果3ページ目

検査項目 意 味
診察 聴診や触診などの診察で異常がないかどうか医師が確認します。血液検査や画像検査で見つかりにくいタイプの心疾患や肺疾患が聴診異常で発見される場合もあります。
胸部X線 肺疾患や心疾患を見つける目的で、胸部にX線を照射して身体内部を調べる検査です。胸部単純X線検査では、おもに肺がん・肺結核・肺炎・気管支炎などの肺疾患の有無と心臓・縦隔疾患の有無をチェックします。
胸部CT 胸部を横断面にした像を5mm毎に映していくため、単純X線検査よりも細かな分析が可能で、肺がんや喫煙者の肺疾患を早期に発見するのに適しています。
頭部CT レントゲン検査による脳の断面像を示します。先天性の病気、脳の萎縮、脳梗塞や出血の跡、腫瘍などをチェックします。
眼底 眼疾患の有無や、血管の動脈硬化を判定する目的で、眼球奥にある網膜を撮影します。
緑内障・白内障などの眼疾患や、糖尿病や高血圧などに伴う動脈硬化進行の度合いの指標になります。
視野 緑内障を早期発見するための検査です。40歳以上の方、近視の方、家族に緑内障の人がいる方、眼圧の高い方にお勧めします。
安静時心電図 心臓の電気的変化を波形で表します。心臓肥大・不整脈・弁膜症・心筋梗塞など、ありとあらゆる心臓の病気の有無を確認する上で必要不可欠な検査です。
ホルター心電図 心電図を24時間記録し、安静時心電図ではとらえられなかった不整脈や狭心症などの可能性を調べる検査です。
胃部X線 食道・胃・十二指腸をバリウムと炭酸(発泡剤)を使用した、2重造影法で検査します。胃がん・食道がんを初めとして胃炎・胃潰瘍・胃ポリープ等の病気が診断されます。萎縮や胃粘膜の変化が強いと再検査や精密検査の判定がつきます。
胃内視鏡 食道・胃粘膜表面の色調の変化や凹凸を観察します。粘膜組織の一部を採取して検査する場合があります。
腹部エコー 超音波を出してその反射波を画像にしたものです。肝臓、胆のう、膵臓、腎臓などを観察します。内臓脂肪や、腸管内のガスで膵臓、肝臓の一部が見えにくいことがあります。エコー検査だけでは良悪性の判断が難しい場合は3~6ヶ月後に再検査をしたり、専門医療機関でのCT、MRI等を用いた精密検査が必要となります。また、良性と言われた時にも毎年検査を受け変化がないことを確認されることをお勧めします。B型肝炎、C型肝炎検査が(+)の方は肝臓がんの高危険度群ですので、毎年の検査をお勧めします。
腹部CT
レントゲン検査により上腹部(肝臓、胆のう、膵臓、腎臓、脾臓などがある場所)を観察します。内臓脂肪過多や動脈硬化の程度も分かります。超音波検査に比べ内臓脂肪が多くても観察できることが利点です。
動脈硬化

【頚動脈エコー】首の皮膚表面から機械を当て、超音波による画像で頚動脈を観察します。全身の動脈硬化の程度、脳梗塞の危険性などを検査します。

【血圧脈波】脚と腕の血圧、心電図、脈の波形を調べることで、胸部・腹部・脚の比較的太い動脈での動脈硬化の程度を調べる検査です。

【ロックスインデックス】動脈硬化の原因物質(酸化変性LDLなど)とそれを血管の壁に取り込んで動脈硬化を進行させるたんぱく質(LOX-1)を測定して、脳梗塞・心筋梗塞の将来の発病リスクを予測する検査です。

甲状腺エコー 橋本病やバセドウ病は血液検査で発見できますが、甲状腺がんの診断は困難です。甲状腺内にがんを疑わせるしこりがないか、腫れていないか、周辺に腫れたリンパ腺がないかが分かります。
乳がん 【視触診】専門医によりくぼみや変形、しこりがないか診察します。

【マンモグラフィ】レントゲンでがんがないか、石灰化がないかを調べます。

【乳腺エコー】超音波を乳房にあてて、しこりがないかを調べます。

子宮がん 【頸部細胞診】子宮頸部の細胞診検査です。細胞を擦過して検査します。現在はベセスダ分類とクラス分類を併記して結果を御報告いたします。ヒトパピローマウィルス(HPV)検査と併用するとより有用といわれています。

【HPV】子宮頸がんの主要な原因となるヒトパピローマウィルス(HPV)に感染しているかどうかを調べる検査です。陽性の場合は定期的な検診、子宮頸部の細胞の異常など、ご確認下さい。子宮頸部細胞診と併用すると病変の検出精度が向上するといわれています

【体部細胞診】厳密には子宮内膜がん検診と言います。子宮体部の内膜の細胞を調べます。注)子宮が萎縮している場合は充分な細胞が採取されない可能性が稀にあります。異常所見があった場合は精密検査、治療が必要になります。

卵巣がん 超音波検査により、卵巣の状態を観察します。
腫瘤の有無を検索します。
特定健診情報 問診で回答された内容に応じたコメント記載しています。主にメタボリックシンドロームを予防するための情報です。
その他 【心臓エコー】胸に機械を当て、超音波による画像で心臓肥大や拡大、弁膜症、心筋梗塞・狭心症の有無、心臓のポンプ機能を調べる検査です。

【ブドウ糖負荷試験検査】75g分のブドウ糖が入ったジュースを飲んでいただく前、30分後、60分後、90分後、120分後の5回採血をしていただき、膵臓からのインスリンというホルモンの分泌能、インスリンに対する全身の感受性を調べ、糖尿病の有無・糖尿病発症の予防方法を検討します。

【睡眠時呼吸検査】鼻の先に付ける呼吸状態センサー、指に付ける身体酸素飽和状態センサーで夜間眠っている間に呼吸が止まる「睡眠時無呼吸症候群」の有無を調べる検査です。

 

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