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妊娠を望まれる方へ

妊娠を望まれる方へ

不妊症とは

生殖年齢にある男女が避妊せず一定期間の性生活を営んでいるにも関わらず妊娠の成立をみない場合を不妊症と呼びます。わが国ではその期間を1年としています。避妊しなければ1年以内に80%、2年以内に90%の方が妊娠します。

不妊治療の流れ

不妊治療の検査

【基本検査】
月経期 FSH(卵胞刺激ホルモン)
LH―RHテスト(ホルモン負荷試験)
低温期 E2(卵胞ホルモン)子宮鏡検査 子宮卵管造影
発育卵胞計測(経腟超音波検査)
排卵期 子宮頸管粘液検査
フーナーテスト
卵胞計測・子宮内膜厚の計測(経腟超音波検査)
排卵検査薬(尿検査)
高温期 P4(黄体ホルモン)
排卵確認、子宮内膜厚の計測(経腟超音波)
周期を問わない検査 経腟超音波検査(子宮・卵巣)
クラミジア検査(月経中以外)
子宮頸がん検診(月経中以外)
甲状腺ホルモン・テストステロン・DHEA-S・抗精子抗体※・AMH※(血液検査)
男性因子の検査 精液検査
【検査について】

超音波検査

腟に入れる細いプローベを挿入し、モニターに映った画像で子宮や卵巣を見ます。初診では、子宮の大きさ・形、筋腫・腺筋症・卵巣嚢腫の有無など確認していきます。その後は月経周期に合わせて卵胞の大きさを測定し、排卵日を予測したり、内膜の厚さを測定します。

頸管粘液検査

子宮頸部から分泌される粘液で、排卵期が近くなると透明で糸を引くようになるため、排卵日を予測する事もあります。

フーナーテスト

医師の指示で排卵日近くに性行為を持ってもらい、病院で頸管粘液を注射器で採取します。
顕微鏡で頸管粘液中の動いている精子の数を調べます。
配偶者(夫)が精液検査を受けていない場合はその代用として検査を行う事もあります。

尿中LH検査

排卵時は急激なLHの分泌(LHサージ)が起きます。
尿中LHを調べることで排卵日を予測します。

子宮鏡検査

膣から細いファイバースコープを挿入し、子宮の中をカメラで直接見る検査です。
この検査では子宮内膜ポリープや粘膜下筋腫、子宮奇形などが分かります。

子宮卵管造影

子宮の入り口からカテーテルと呼ばれる細い管を通して、造影剤を注入してからレントゲン撮影を行います。
この検査で子宮腔の形、大きさ、卵管の通過性や狭窄の有無などが分かります。

クラミジア検査

性行為感染症の一つです。女性の場合は無症状で菌を保有している場合があります。
子宮の入り口を綿棒で拭いて、クラミジア菌の有無を調べます。
感染している場合は卵管周囲の癒着や閉塞を引き起こし、不妊の原因となります。

ホルモン検査

  • ・FSH(卵胞刺激ホルモン)
    卵巣に働きかけて、卵胞を育てるために必要なホルモンです。月経中のFSH値が重要になります。卵巣機能の指標となります。
  • ・LH-RHテスト(ホルモン負荷試験)
    視床下部から分泌されているホルモンのLH-RHを投与して、下垂体から分泌されるFSHとLHの値を経時的に調べることで、視床下部・下垂体・卵巣の機能を見ていく検査です。排卵障害などの原因を探ることができます。
  • ・E2(卵胞ホルモン)
    卵巣から分泌されるホルモンです。卵胞の発育や子宮内膜の厚さを評価していきます。
  • ・LH(黄体化ホルモン)
    下垂体から分泌されるホルモンです。成熟した卵子の排卵を促し、排卵後の卵胞に働きかけて黄体化させます。脳下垂体機能や卵巣機能を評価します。
  • ・P4(黄体ホルモン)
    卵巣から分泌されるホルモンです。受精卵が着床しやすいように子宮内膜を変化させるホルモンです。排卵の有無や黄体機能が十分であるかなどを調べます。
  • ・PLR(プロラクチン)
    乳汁分泌ホルモンとも呼ばれ、妊娠や出産に深く関係しているホルモンです。高値の場合、排卵障害や無月経の要因となります。
  • ・テストステロン DHEA-S
    副腎や卵巣から出る男性ホルモンの一種で、値が高いと排卵障害の原因となる場合があります。
  • ・fT3 fT4 TSH(甲状腺ホルモン)
    甲状腺疾患があると、排卵障害や不育症、流産率が高くなることがわかっています。
  • ・抗精子抗体
    抗精子抗体があると、精子が女性の体に入ると異物とみなして攻撃してしまうため不妊の原因となります。抗体価が高い場合はステップアップを考えていきます。
  • ・AMH(抗ミュラー管ホルモン)
    発育過程の卵胞から排出されるホルモンです。卵巣内に残りの卵子がどれくらいあるのか数値化する検査です。

精液検査

精液中の精子を調べる検査です。2~5日間の禁欲後、専用容器に精子を採取します。
精液量、精子1ml中の数・濃度・運動率・奇形率・正常形態率などを調べます。

精液 1.5ml以上
pH 7.2以上
精子濃度 1ml中に1500万個以上
総精子数 3900万個以上
精子運動率 運動精子が40%以上
直進運動精子が32%以上
正常形態精子率 4%以上
白血球 1ml中に100万個未満


正常精液 上記の基準を満たすもの
乏精子症 総精子数が3900万個未満
精子無力症 精子運動率が40%未満
奇形精子症 形態正常精子が4%未満
無精子症 射精液中に精子がない

治療について

タイミング法

基礎体温や超音波検査、血中・尿中LH値を測り、排卵日を予測して効果的な性交渉のタイミングを指導する方法です。
タイミング法には自然周期で行う場合と、排卵誘発剤を用いた場合があります。

人工受精(AIH:Artificial Insemination with Husband semen)

排卵の時期に合わせて、女性の子宮内に配偶者(夫)の精子を直接注入する方法です。
当院では精液から運動性の良い精子を選別し、0.7~0.8mlに濃縮し洗浄処理した精子を使用しています。

高度生殖補助医療

ARTについての章を参照下さい

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