心臓と血管の手術

当科では、常に低侵襲の心臓血管外科手術を心がけながら症例を重ねており、良好な成績を得ています。（参考：2020年実績）患者さんの病状や解剖学的条件、併存症などによっては、新しい手術方法よりも従来の方法がより適切で侵襲を低くすることができる場合もあります。どの方法が個々の患者さんにとってふさわしいか、最適な治療法の選択肢を常に多く持つことができるよう、日夜研鑽を重ねています。

心臓血管外科手術の対象となる疾患はいずれも基本的に緊急疾患であり、一刻も早く検査を行って病状を正しく把握し、手術が可能なものは速やかに治療すべきと考えます。当院は総合病院であることから、心臓以外に持病がある患者さんなど、治療の方法や順序を考えなければいけないケースにも各専門医との協力の下、総合的な治療を行います。また、道内有数の救命救急センターを備えており、ドクターヘリで遠方での急変時にも対応が可能です。

心臓血管系に異常が疑われる患者さんがおられましたら、まずは当科に直接、気軽にご相談ください。