■内科系
総合内科|呼吸器内科|消化器内科|循環器内科|腎臓内科|血液内科|家庭医療
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外科|心臓血管外科|泌尿器科|産婦人科|麻酔科|救急部|整形外科|耳鼻咽喉科/頭頸部外科|眼科
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小児科
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病理科
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| 総合内科 |
| 感染症科後期研修プログラム |
■はじめに
総合内科・感染症科はいかに掲げた項目を研修の目標としてプログラムを組んでいます。
・ 思春期から老年までの幅広い成人の健康促進・疾病予防と、common diseaseや複雑な慢性疾患を複数持つ患者、重症感染症罹患の患者、ショックなどの重症患者を的確にマネージメントできる。
・ 科学的根拠に基づいた問題解決や意思決定を行うことができる。
・ プロフェッショナルでヒューマニスティックな診療態度を習得する
・ コストや公衆衛生などのグローバルな観点から適切な臨床判断が出来る。
・ 初期臨床研修医の最も身近な指導医として教育技法を習得する。
・ 臨床研究を立案・実行し、その成果を報告する。
■主たる専門医資格と取得までの期間、条件
・総合内科専門医
・ 条件①認定内科医と認定されていること、②受験申し込み時で3年以上の日本内科学会会員歴を有し、会費を完納していること③認定内科医資格取得後教育病院での研修年数が3年以上あること
■他の取得可能な専門医資格
・なし
■認定施設名
・日本内科学会認定医制度教育病院
■研修計画
研修期間は卒後6年目までの3-4年で、内科系のcommon disease、敗血症などの重症感染症を中心とした病棟診療、渓仁会クリニックでの総合内科外来をローテーションして、内科全般のオールラウンドな知識、技能、態度を身につける研修を行う。研修の場は、総合内科病棟及びクリニック外来を中心とする。なお、総合内科医として必要な専門知識と経験、及び診断・治療技術を得るために、研修期間の一部を後述の関連診療科、他施設での研修に当てる。
Morning Reportをはじめとする教育研修にも積極的に参加し、初期研修医の指導医として教育に携わる。
臨床成果をまとめ、臨床研究として学会発表、論文作成などの学術研究を行う。
以上の各々の研修内容は3-4年間に渡って何れの年度でも研修し、年次毎に質の向上を図る。
| 卒業年次毎の研修計画 |
・卒後3年目は病棟チームリーダーとしての役割をなす。外来では週1回の外来診療研修を行なう。研修期間のうち2ヶ月を救急部、2ヶ月をICU研修とする。
・卒後4年目は3年目迄で構成する病棟チームの回診に参加し、アドバイザー業務を行なう。外来では週1回の外来診療研修を行なう。研修期間のうち4ヶ月迄を他部門(院内他内科、山の上病院にての神経内科、救急部、ICU、心臓超音波検査)での研修とする。
・卒後5年目は卒後4年目が他部門研修などで不在の時、病棟チームの回診に参加し、アドバイザー業務を行なう。一定期間を自身で立案・計画した臨床研究や学術活動を行なう。外来では週1回の外来診療研修を行なう。研修期間のうち4ヶ月迄を他部門(院内他内科、山の上病院にての神経内科、救急部、ICU、心臓超音波検査)での研修に宛てることが出来る。
・卒後6年目は臨床研究を完成させてその成果を発表し、論文化する。また、臨床における新知見を網羅的に検索・学習し、後進の教育にあたる。学術活動についてはリーダーとして後進の学会活動の指導を行なう。外来では週1回の外来診療研修と、週1回の初期研修医外来診療研修の指導医を行なう。研修期間のうち3ヶ月迄を他部門(院内他内科、山の上病院にての神経内科、救急部、ICU、心臓超音波検査)、1ヶ月を院外での研修に宛てることが出来る。
■カンファランス・スケジュール
・病棟カンファランス:問題症例の検討会、木曜日 17:00、E棟5階会議室
・抄読会:英文論文の抄読、Quality Journalに掲載された最新の文献の抄読、メール上で週2回
・手稲家庭医友の会勉強会:家庭医対象の症例検討会にて興味ある症例の検討成績を発表する、奇数月、月末水もしくは木曜日 19:00、手稲メディカル2F大会議室
■科の実績(2010年)
入院:581例
・ 経路:内救命病棟経由233例、ICU経由24例
・ 分野:感染症356例(61.3%)、呼吸器61例(10.5%)、循環器・腎臓53例(9.1%)、代謝・内分泌42例(7.2%)、リウマチ・膠原病15例(2.6%)、消化器15例(2.6%)、血液6例(1.0%)、その他33例(5.7%)
他科よりのコンサルト:200例
・ 分野:血糖管理97例(48.5%)、感染症68例(34%)、その他35例(17.5%)
・ 依頼科:脳神経外科52例(26%)、整形外科32例(16%)、眼科21例(10.5%)、消化器科21例(10.5%)、産婦人科16例(8.0%)、外科14例(7.0%)、循環器科11例(5.5%)、耳鼻咽喉科10例(5.0%)、その他23例(11.5%)
※募集人数や研修期間、応募資格などは後期臨床研修医募集要項をご覧下さい
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| 呼吸器内科 |
■はじめに
全国的に呼吸器内科医の不足が著明となっており,呼吸器内科の研修施設も十分な状況とはいえない。当科は呼吸器内科医5名で年間約600~700名の入院と月約1500名の呼吸疾患患者に対応しており、質、量ともに豊富な呼吸器疾患の臨床研修が可能である。また、呼吸器内科医として経験豊富な教育スタッフを有しており、研修のサポート体制も万全である。今年から初期研修2年終了からのプログラムと初期研修3年終了からのプログラムの2種類を用意し、呼吸器内科医として基本的な診療技術、検査手技、治療法を身につけ、呼吸器専門医、気管支鏡専門医の取得を目標とする。研修終了後の進路に対しては、当科スタッフも含めた幅広い希望に対応が可能である。
| 研修目標 |
当科の研修プログラムでは、呼吸器内科医としてオールラウンドな能力を取得することを主眼に呼吸器専門医の取得を目標とする。呼吸器内科で扱う疾患は肺癌等の腫瘍性疾患、肺炎などの感染性疾患、気管支喘息等のアレルギー疾患、COPD等の閉塞性疾患、間質性肺炎等の間質性疾患から構成されており、いずれの分野においても専門医として基本的な対応が可能な診療能力を育成する。研修プログラムは初期研修2年終了時からの4年間の研修プログラムと初期研修3年終了時からの3年間の研修プログラムとがあり、どちらも内科認定医の取得と呼吸器専門医の取得を目標とする。
| 専門医資格 |
■主たる専門医資格と取得までの期間、条件
日本内科学会内科認定医:受験資格 臨床研修2年+内科研修1 年以上
日本呼吸器学会呼吸器専門医:受験資格 内科認定医取得後呼吸器研修3年以上
■他の取得可能な専門医資格
日本呼吸器内視鏡学会認定(気管支鏡専門医:会員歴5年以上)
日本アレルギー学会(アレルギー専門医:会員歴5年以上)
■認定施設の名称
認定施設の名称
日本内科学会認定教育施設
日本呼吸器学会認定施設
日本呼吸器内視鏡学会認定施設
日本アレルギ-学会認定施設
| 研修計画 |
■初期研修2年間終了時からのプログラム
4年間の研修期間から構成されており、最初の研修3年目では基本的な呼吸器疾患への対応を学ぶと共に、併せて内科認定医の取得へ向けた取り組みを行う。研修4年目は臨床症例を軸に臨床能力を育成すると共に内科認定医を取得し、研修5,6年目は呼吸器内科専門医取得に必要な臨床経験を積むと共に、将来へ向けて学問的な能力の育成も行う。
研修3年目
入院症例 約100例(病棟5.6名患者の受け持ち)
気管支鏡例数 約 70例(直視下生検、経気管支生検等)
外来診療 退院患者のフォローが中心
内科認定医取得に向けて症例・知識の整理
学会発表 1例(症例)
研修4年目
入院症例 約150例(病棟6.7名患者の受け持ち)
気管支鏡例数 約120例(経気管支生検、超音波内視鏡等)
外来診療 退院患者のフォローが中心
内科認定医の受験、取得
学会発表 1例(症例)
研修5年目
入院症例 約150例(病棟6,7名患者の受け持ち)
気管支鏡例数 約150例(直視下生検、経気管支生検等)
外来診療 退院患者のフォローと新患外来
研修症例、知識、手技等のチェック
学会発表1例(症例)+論文作成1例(症例)
研修6年目
入院症例 約150例(病棟6,7名患者の受け持ち)
気管支鏡例数 約150例(直視下生検、経気管支生検等)
外来診療 退院患者のフォローと新患外来、紹介外来
呼吸器専門医へ向けた症例整理、受験資格のチェック
他施設への短期研修を考慮
学会発表(臨床研究)+論文作成(臨床研究)
将来進路の検討、助言
■初期研修3年間終了からのプログラム
3年間の研修期間から構成されており、最初の研修4年目では基本的な呼吸器疾患への対応を学ぶと共に、併せて内科認定医受験を行う。研修5年目は臨床症例を軸に臨床経験を積むと共に学会発表、論文作成の能力を育成する。研修6年目は呼吸器専門医取得に必要な症例、知識の整理を行うと共に、将来へ向けて学問的な能力の育成も行う。
研修4年目
入院症例 約120例(病棟5.6名患者の受け持ち)
気管支鏡例数 約100例(直視下生検、経気管支生検等)
外来診療 退院患者のフォローが中心
内科認定医受験
学会発表 1例(症例)
研修5年目
入院症例 約150例(病棟6.7名患者の受け持ち)
気管支鏡例数 約120例(経気管支生検、超音波内視鏡等)
外来診療 退院患者のフォロー+新患外来
研修症例、知識、手技等のチェック
学会発表 1例(症例)+論文作成(1例)
研修6年目
入院症例 約150例(病棟6,7名患者の受け持ち)
気管支鏡例数 約150例(直視下生検、経気管支生検等)
外来診療 退院患者のフォローと新患外来、紹介外来
呼吸器専門医へ向けた症例整理、受験資格のチェック
他施設への短期研修を考慮
学会発表(臨床研究)+論文作成(臨床研究)
将来進路の検討、助言
■カンファレンススケジュール
呼吸器内科病棟カンファレンス 毎週火曜日 17:30~
呼吸器内科・外科手術症例カンファレンス 毎週水曜日 17:15~
手稲呼吸器カンファレンス 隔月第3金曜日 19:00~
■科としての実績
入院症例数の推移
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呼吸器疾患の種類 |
2004年 |
2005年 |
2006年 |
2007年 |
2008年 |
|
腫瘍性疾患(肺癌等) |
300 |
310 |
275 |
358 |
413 |
|
感染性肺疾患(肺炎等) |
95 |
77 |
70 |
89 |
87 |
|
間質性肺疾患(特発性肺線維症等) |
52 |
61 |
67 |
45 |
50 |
|
気管支疾患(気管支喘息等) |
70 |
54 |
57 |
71 |
66 |
|
閉塞性肺疾患(肺気腫等) |
51 |
48 |
37 |
42 |
48 |
|
その他の肺疾患 |
13 |
10 |
10 |
7 |
13 |
|
合計 |
581 |
560 |
516 |
612 |
667 |
|
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| 消化器内科 |
| 研修目標 |
・多様な消化器疾患を対象に的確に検査、診断を行うための、臨床的知識および実践的能力を身に付けること。特に消化器器疾患の特殊に鑑み、内視鏡ならびに画像診断過程を理解する。
・内視鏡及びIVRによる非観血的治療と、外科的手術治療の長所、短所を理解した上でその適応について習熟し、施術症例の管理が行いうること。
・消化器病学会等の専門医取得に必要な実践的な知識を習得すること。
| 研修計画 |
■1年次:消化管グループに所属する
[消化管疾患]
食道
食道炎、食道癌、癌以外の悪性腫瘍、良性腫瘍、Barrett食道
胃
急性胃炎、慢性胃炎、胃潰瘍、胃癌、癌以外の悪性腫瘍、良性腫瘍、
十二指腸
十二指腸炎、十二指腸潰瘍、良性腫瘍
小腸,大腸
腸炎、イレウス、Crohn病、潰瘍性大腸炎、大腸癌、ポリープ、小腸腫瘍、過敏性腸症候群
検査
上部消化管内視鏡検査、下部消化管内視鏡検査、消化管X線検査、体外式超音波検査治療
治療
上部消化管出血に対する内視鏡的止血術、内視鏡的大腸ポリペクトミー、イレウス管留置
■2年次:肝グループに所属する
肝疾患
急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変、自己免疫性肝炎、原発性胆汁性肝硬変、肝細胞癌、
肝細胞癌以外の悪性腫瘍、良性腫瘍、肝膿瘍、特発性門脈圧亢進症、食道・胃静脈瘤
検査
体外式超音波検査、CT検査、MRI検査、血液造影、肝生検
治療
肝癌に対するラジオ波凝固懐死療法、食道静脈瘤に対する内視鏡治療、肝細胞癌に対するIVR、ウイルス性慢性肝炎に対するIFN療法
■3年次:肝膵グループに所属する
胆膵疾患
胆嚢結石、胆嚢炎、胆嚢ポリープ、胆嚢癌、胆管結石、胆肝炎、胆肝癌、急性膵炎、慢性膵炎、膵癌、癌以外の悪性腫瘍、良性腫瘍、IPMT、乳頭部腫瘍
検査
超音波内視鏡(EUS)、ERCP、管腔内超音波検査、MRCP
治療
内視鏡的胆管ドレナージ、内視鏡的乳頭括約筋切開術、内視鏡的乳頭、バルーン拡張術
| 専門医取得の条件 |
■学会専門医について
専門医の条件
・申請時に継続4年以上学会会員であること
・日本内科学会認定医取得後3年以上であること
■日本消化器内視鏡学会
専門医条件
申請時に継続5年以上学会会員であること、これらの学会及び関連学会における専門医の取得を奨励する。
| 学会発表 |
上記学会をはじめとする、消化器内科関連学会における発表および論文発表を積極的に奨励する
※募集人数や研修期間、応募資格などは後期臨床研修医募集要項をご覧下さい
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| 循環器内科 |
■はじめに
当科は救急患者の入院数が多く、且つ、殆ど全ての循環器疾患を診察する機会に恵まれている。さらに、インターベンション(冠動脈、末梢動脈、大動脈弁、肥大型閉塞性心筋症に対する)、頻拍症、心房細動に対するカテーテルアブレーション、ペースメーカー(ICD、CRTを含む)植え込み、心血管エコー(経食道エコーを含む)、負荷検査などに加え、IABPやPCPSの留置、心嚢穿刺など、あらゆる循環器の基本的手技・治療を専門の認定指導医のもとに、多数例を自ら施行しながら、学ぶことが出来る。また、病棟管理は専門スタッフの指導のもと、当院研修医とともに学び、外来診療も継続して行うことで、循環器医として必要な全ての検査・治療・疾患を経験し、臨床医としての基礎を作ることが出来る理想的な環境にある。
■主たる専門医資格と認定の条件
日本循環器学会認定循環器専門医
・取得条件1
6年以上の臨床研修歴を有すること
・取得条件2
6年のうち3年は日本循環器学会認定研修施設で研修していること
・取得条件3
日本内科学会認定医あるいは同等の学会認定資格を有すること
・取得条件4
日本循環器学会の会員歴が通算6年以上あること
■他の取得可能な専門医資格
日本心血管インターベンション学会専門医、日本超音波医学会専門医、日本内科学会専門医・認定医、日本不整脈学会不整脈専門医
■施設認定の名称
日本循環器学会認定研修施設、日本心血管インターベンション学会認定研修施設、日本超音波医学会認定研修施設、ICD・CRT植え込み認定施設、ロータブレーター認定施設
| 研修計画 |
循環器専門医取得資格を得るには、2007年日本循環器学会認定循環器専門医制度規則によると、6年以上の臨床研修歴が必要である。このため、当院初期研修(3年間)の修了医は3年間、他院初期研修(2年間)の修了医は4年間の後期研修が必須である。本カリキュラムの目標は循環器専門医を取得するための、症例、手技を習得することのみならず、より良い循環器内科医となる礎を築くことを最大の目標としている。
■研修内容
当院初期研修修了者、他院初期研修修了者に係らず、日本循環器学会の「循環器専門医研修カリキュラム」に従う。
■2年間の初期研修修了者
研修3年目
6ヶ月間は病棟研修が優先される。
この期間中、半日は検査実習に入ることができるが、検査終了後は病棟で初期研修医の指導を行う。負荷心電図・負荷シンチはこの期間中に習得し、1ヶ月間、半日の検査として必ず履修し、5ヶ月間は心カテ、電気生理などの検査に入ることができる
残りの6ヶ月間のうち、心エコーを2ヶ月間専属で研修。4ヶ月間は選択とする(当科では救急ローテーションを2ヶ月間程度希望している)
外来・日当直業務あり
研修4年目
1年間、検査を優先して履修するが、半日は病棟での研修・研修医指導を行う。検査終了後、病棟で初期研修医指導。
カテ室(心カテ、不整脈治療など)と、履修不足と評価された検査を再度学ぶ。
外来・日当直業務あり
研修5年目
カテ室での心カテ・不整脈治療4ヶ月、選択8ヶ月
3年次研修修了時点で、冠動脈インターベンション、末梢動脈インターベンション、カテーテルアブレーションが指導医のもと、主たる術者となって、施行できることを目指す。
外来・日当直業務あり
研修6年目
選択12ヶ月
■3年間の初期研修修了者
研修4年目
1年間、検査を優先して履修するが、半日は病棟での研修・研修医指導を行う。検査終了後、病棟で初期研修医指導。負荷心電図・負荷シンチはこの期間中に習得し、1ヶ月間、半日の検査として必ず履修する。
カテ室(心カテ、不整脈治療など)と、履修不足と評価された検査を再度学ぶ。
外来・日当直業務あり
* 付帯事項; 当院初期研修医はPGY3迄に心エコーローテーションを2ヶ月間修了していること。
研修5年目
カテ室での心カテ・不整脈治療4ヶ月、選択8ヶ月
3年次研修修了時点で、冠動脈インターベンション、末梢動脈インターベンション、カテーテルアブレーションが指導医のもと、主たる術者となって、施行できることを目指す。
外来・日当直業務あり
研修6年目
選択12ヶ月
各年度終了時点で、「循環器専門医研修カリキュラム」が達成できているか、各自、自己評価と各責任者の評価、署名が必要。
■カンファレンススケジュール
新患カンファレンス・シネアンギオ読影・抄読会 毎週水曜日 18:30~
カテカンファレンス 月・火・木・金曜日 8:00~
心エコーカンファレンス 毎週火曜日 18:00~(生理検査室)
循環器内科・心臓血管外科合同カンファレンス 毎週木曜日 8:15~
■2010年度実績
心臓カテーテル検査 1151例、冠動脈インターベンション354例、緊急インターベンション 121例、末梢動脈インターベンション 51例、IVC filter 5例、PTSMA 0例。PTAV 9例
ペースメーカー植え込み 94例、植え込み型除細動器 5例、両心室ペースメーカー機能付植え込み型除細動器 14例、電気生理検査 2例、カテーテル心筋焼灼術 120例(肺静脈隔離術を含む)。
非侵襲的検査: エコー(心エコー 5730例、経食道心エコー 337例、ドブタミン負荷心エコー207例、頚動脈エコー303例、四肢動脈エコー58例、腎動脈 68例、静脈エコー343例)、トレッドミル 773例、ホルター心電図 770例、加算平均心電図 116例、RI 121例、冠動脈MDCT 63例、ABI 864例。
入院総数1304例、死亡退院39例、入院紹介率約12%
※募集人数や研修期間、応募資格などは後期臨床研修医募集要項をご覧下さい
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| 腎臓内科 |
腎臓内科では年間400例以上の当科入院患者に加えて、地域基幹総合病院ならではの豊富な臨床例があり、初期研修で培った力を存分に発揮させる場が保証されます。後期研修では、検査・治療手技に磨きをかけ、診断精度と治療効果の向上を目指してください。また、このような経験の中で臨床研究の必要性に気付けば、あなたをサポートする体制も整っています。
| 研修計画・目標 |
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初期研修3年終了者 |
初期研修2年修了者 |
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研修3年目 |
― |
診断・治療過程の習熟に重点を置く |
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研修4年目 |
診断・治療過程の習熟。 |
ベッドコントロールを含めた病棟全体の管理を |
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研修5年目 |
初期研修医、1年次後期研修医の指導者としての 研修を行う。 他科コンサルテーションにおける適切な助言。 希少疾患に遭遇した場合の診断への過程。 臨床研究の立案と実行。 |
他科コンサルテーションにおける適切な助言。 |
| 専門医取得の条件 |
■日本腎臓学会腎臓専門医
・ 医師免許があること
・日本腎臓学会の会員歴が継続して5年以上であること。
・日本内科学会認定内科医取得後3年以上、日本小児科学会専門医、日本外科学会専門医、日本泌尿器科学会専門医は取得後1年以上であること。
■日本透析医学会専門医
・内科学会、外科学会、泌尿器科学会、小児科学会の専門医又は認定医、麻酔科学会の指導医の資格を有し、5年以上の臨床経験がある。
・透析医学会の会員歴3年以上
・透析医学会認定施設、教育関連施設で3年以上の研修歴がある。
| 認定施設 |
日本腎臓学会腎臓専門医制度研修施設
日本透析医学会専門医制度認定教育施設
| 検査および治療手技の修得 頻度/年(2010年度) |
腎生検(腎生検実施と病理医とのディスカッション) 70例
緊急ブラッドアクセス留置 100例
内シャント造設 70例(自己血管 60例、人工血管グラフト10例)
シャントPTA(ブラッドアクセスインターベンション) 60例
| 治療総論 |
〔降圧薬〕
各薬剤の薬理学的特徴の本質的な理解。
降圧療法の理論的バックグラウンドの理解とエビデンスの理解。
効果的な降圧療法の実践。
〔食事療法〕
減塩食と低タンパク食、透析患者における低リン食の理解。
効果的な食事療法の実践。
〔ステロイドおよび免疫抑制薬〕
各薬剤の薬理学的特徴の本質的な理解。
副作用の理解と対処法の実践。
各疾患における適応と実践およびエビデンスのアップデート。
〔血液浄化療法〕
血液透析、血液濾過、ECUM、血漿交換、腹膜透析などの各治療モダリティのメカニズムと治療機器の理解。
各疾患における適応と導入および維持管理。
| 疾患の病態理解と管理の研修 |
IgA腎症; 50例/年
・血尿、蛋白尿患者のスクリーニングと腎生検による診断。
・扁摘パルス療法の適応と実施による完全緩解療法。
急速進行性糸球体腎炎; 10例/年
・血管炎患者の拾い上げと腎生検による迅速な診断。
・ステロイドパルス療法および免疫抑制療法の適応と実践。
・合併症の管理と予後改善を目指した管理。
ネフローゼ症候群; 20例/年
・臨床病態からの組織学的診断の類推。
・腎生検による病理学的診断。
・ステロイド療法の開始とステロイド抵抗性の見極め。
・浮腫および腎不全への移行の病態理解と管理。
・合併症、副作用の理解と管理。
保存期腎不全、CKD; 70例/年
・腎不全進行抑制のための降圧療法、食事療法の実践。
・腎代替療法としての血液透析、腹膜透析および移植の選択。
・血液透析用内シャントの造設。
・導入期の心血管合併症の管理(冠動脈造影など循環器科と共同)。
血液透析導入; 50例/年
・待機的導入と緊急透析導入から維持透析に移行する患者管理。
・身体的管理(合併症の管理)と社会的管理(維持施設との連携)。
・精神的サポートと社会的(含家族に対する)サポートの実践。
急性腎不全、AKI; 20例/年
・腎前性、腎性、腎後性の鑑別と対応。
・血液浄化療法のタイミングの見極め。
※募集人数や研修期間、応募資格などは後期臨床研修医募集要項をご覧下さい
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| 血液内科 |
■はじめに
血液内科は、サイトカイン療法、分子標的療法といった最新の治療方法が、いち早く臨床導入されてきた分野で、急性前骨髄性白血病に対するATRA、慢性骨髄性白血病に対するイマチニブ、悪性リンパ腫に対するリツキシマブの登場はそれまでの治療を大きく変えました。遺伝子レベルの研究が最も臨床に反映されてきたのが血液疾患と思われます。このように血液疾患の診療は専門的な知識を要しますが、様々な合併症がみられることが多く、内科全体の幅広い知識、技術を要し、その習得にも十分役立つものと思います。
重篤な悪性疾患でも完治という状態まで到達させることが可能で、かつ悪性腫瘍の診断から治療まで、すべてのプロセスを内科医だけで完結可能なのは、血液内科の大きな魅力のひとつに挙げられます。血液疾患治療施設は少なく、近隣施設からの紹介が多く、様々な疾患を経験することができ、十分なスキルアップが可能と思われます。
■主たる専門医資格と取得までの期間、条件
日本血液学会認定血液専門医
以下の(1)?(6)のいずれも該当すること。
・日本内科学会認定内科医または日本小児科学会小児科専門医である者
・卒後6年以上の臨床研修を必要とし、このうち3年以上日本血液学会が認定した研修施設において臨床血液学の研修を行った者
・申請時に継続して3年以上、(新)日本血液学会(旧 血液学会、及び、旧 臨床血液学会)の会員である者
・臨床血液学に関係した筆頭者として学会発表又は論文が2つ以上ある者
・「診療実績記録(WORD形式)」を提出すること。
受け持ち入院患者のうち15名について作成すること。入院の適応がまれな疾患は、受け持ち外来患者でも可とする(3名以内)。
症例は4領域それぞれにおいて、赤血球系疾患3例、白血球系疾患3例、出血血栓性疾患2例、免疫・輸血1例以上を含むこと。
記載内容に関し、診療科長(所属は問わない)の署名及び承認印を受けること。
・日本血液学会研修施設における血液学に関する研修カリキュラム評価を提出すること。
「社団法人 日本血液学会血液専門医カリキュラム【PDF:215KB】」に申請者による自己評価、及び指導医による指導医評価を記入の上、提出すること。
■他の取得可能な専門医資格
なし
■施設認定の名称
日本血液学会研修施設
| 研修計画 |
研修3年目
・病棟担当医として血液疾患患者の診療にあたる。
・骨髄穿刺、骨髄生検、腰椎穿刺、中心静脈カテーテル挿入などの手技が的確に行える。
・EBMに基づいた標準的治療が確実に実践できる臨床能力を身に付ける。
・自己末梢血幹細胞移植の適応を正確に判断し、指導医とともに実践する(年間3例以上)。
・病棟での受け持ち患者の退院後外来フォローを行う。
・地方会での学会発表。
研修4年目
・病棟担当医であると共に指導医として病棟診療を行う。
・骨髄像を自ら判読できる。
・合併症を持つ患者に対しての治療、あるいはサルベージ治療を的確に選択する臨床能力をつける。
・他科からのコンサルテーション依頼のファーストコンタクトを担当する。
・1年目と同様に病棟での受け持ち患者の退院後外来フォローを行う。
・全国学会での発表。
研修5年目
・血液内科の一員として、主要血液疾患の治療方針決定に責任をもつ。
・指導医として自己末梢血幹細胞移植を実践する(年間3例以上)。
・血液内科外来診療を行う。
・論文作成。
具体的修得目標
・基本的な手技:骨髄穿刺、骨髄生検、中心静脈カテーテル挿入、腰椎穿刺
・一般的な血液疾患の診断と治療
・腫瘍学一般の知識
・輸血療法:成分輸血、血漿交換、白血球除去、血小板除去
・幹細胞の凍結保存
・造血幹細胞移植術
以上の研修計画は、初期研修期間中の血液内科研修歴に応じて、適宜進度を調節していく。
■カンファレンススケジュール
毎週木曜17時30分 新患カンファレンス
■科の実績(2010年)
急性白血病10例
悪性リンパ腫 23例
自家末梢血幹細胞移植 4例
※募集人数や研修期間、応募資格などは後期臨床研修医募集要項をご覧下さい。
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| 家庭医療 |
■はじめに
家庭医とは赤ん坊から高齢者まで、老若男女を問わず、病気に罹患する前からも(予防医療)、病気にかかったあとでも(診断・治療)、診療場所を問わず(都市部でも僻地でも)、包括的に患者に寄り添うことのできる医師である。手稲渓仁会家庭医療プログラムではそのような人格と品格を有した家庭医を輩出する事を目的とする。
| 研修責任者・指導医 |
・星 哲哉(米国家庭医学専門医)
・小嶋 一(手稲家庭医療クリニック院長、米国家庭医学専門医、公衆衛生士)
■主たる専門医資格と取得までの期間、条件
資格:日本プライマリケア連合学会認定家庭医専門医
取得までの研修期間:3年間
■他の取得可能な専門医資格
日本内科学会認定医
■施設認定の名称
日本プライマリケア連合学会認定施設(2009年認定)
■研修計画
後期研修学年定義
・当院内科系プログラム家庭医コースで3年間の初期研修を終了した場合
卒後3年目=後期1年目(Senior-1:S-1)、卒後4年目=後期1年目(S-2)、卒後5年目=後期3年目(S-3)
・他院で2年間の初期研修を終了した場合
卒後年度に関係なく、後期研修に採用された時点でS-1、以後S-2、S-3と続く。
3年間(36ヶ月)の研修概要
継続外来研修(週1-3日:通年)
研修医は3年間の研修中、ローテション科に関わらず、週1-3日家庭医療クリニック(以下FMC http://www.keijinkai.com/teine-karinpa/)にて継続外来研修を行う。これにより家庭医療の醍醐味である継続診療の重要性を身を持って学ぶことができる。FMCでは新生児から高齢者まで広い患者層を扱う。対象診療科も小児科、内科、整形外科、皮膚科、精神科など多岐に渡り、家庭医として必要な幅広い知識・経験を得ることができる。また、禁煙外来、子宮頸癌検診(Papスメア)、各種ワクチン接種等、予防医療にも積極的関わる。今後は産科患者も積極的に診療する予定である。
在宅医療研修(月1-2回:通年)
慢性疾患を対象とした在宅医療の社会的ニーズは極めて高い。家庭医は地域のリソースを有効利用しながらの在宅医療の導入・管理に精通しておかなければならない。研修医は常時2-4人程度の在宅患者を受け持ち、看護師と共に在宅診療を行う。研修意欲の高い研修医はより高度な在宅癌終末期患者も受け持つことになる。
総合内科病棟研修6ヶ月(手稲渓仁会病院4ヶ月、江別市立病院2ヵ月)
研修医は手稲渓仁会病院と江別市立病院総合内科病棟において家庭医として知っておくべき必要な一般内科疾患診療を学ぶ。手稲渓仁会病院ではICU管理も含めやや重症度の高い患者群を、江別市立病院では一般市中病院でのCommon diseaseを多く経験でき、バランスの良い研修を受ける事ができる。
小児科研修(4ヶ月)
S-1とS-2でそれぞれ2ヶ月ずつの合計4ヶ月研修である。研修医は手稲渓仁会病院小児科病棟、外来で一般小児疾患を学ぶ。また、週1回乳児検診やワクチン接種の機会もある。また、週1-2回の渓仁会病院会救急室での小児救急当直業務を通じて小児救急疾患に対応しうる実力をつけることができる。
僻地研修(3ヶ月)
最終学年のS-3に3ヶ月間僻地診療を経験する。北海道の僻地という人的・医療的資源が限られた環境下での診療を体験してもらうことを通して、僻地医療の現実を肌で感じてもらうだけでなく、自身の医療者としての成熟度を再認識して、その後の研修に生かしてもらうことを目的とする。2011年度は幌加内町国民健康保険病院(http://www.town.horokanai.hokkaido.jp/hosp/)での研修が決定している。
緩和ケア病棟研修(3ヶ月)
死亡原因の一位である癌の終末期診療は医師としては避けては通れない道である。研修医はFMC2階に併設する19床の緩和ケア病棟で癌終末期研修を経験する。研修期間中、研修医は多くの死に直面した癌終末期患者と心から向き合うことを通じ、多くのことを学ぶことができる。
家庭医療クリニック外来研修(8ヶ月程度)
前述したFMCでの継続外来に加え、予約外の飛び込み患者(20-40人/日程度)の診療を行う。研修期間中感冒、高血圧、糖尿病、各種発熱疾患、アレルギー疾患など多くのCommon diseaseを経験するとともに、その中に潜む重症疾患を見抜く実力を養うことができる。
選択科目研修
研修期間中、強化したい分野や興味の強い分野などに関して研修医は選択期間(3年間で4ヶ月程度)を利用して学ぶことができる。これまでは整形外科、皮膚科、産婦人科などが選択されてきた。
院外研修3ヶ月(1ヶ月は有給)
研修医は院外研修期間を利用して他国内施設研修や海外施設見学に行く事が可能である。これまでは漢方医学研修、他施設見学(国内)に利用されている。
研修例
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4月 |
5月 |
6月 |
7月 |
8月 |
9月 |
10月 |
11月 |
12月 |
1月 |
2月 |
3月 |
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S-1 |
総内 |
総内 |
神内 |
選択 |
緩和 |
選択 |
院外 |
総内 |
総内 |
家外 |
小児 |
小児 |
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S-2 |
家外 |
家外 |
院外 |
選択 |
総内 |
総内 |
緩和 |
緩和 |
小児 |
小児 |
総内 |
総内 |
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S-3 |
リハビリ |
僻地 |
僻地 |
僻地 |
家外 |
家外 |
家外 |
院外 |
家外 |
家外 |
選択 |
選択 |
総内:総合内科、家外:家庭医療クリニック外来、神内:神経内科
■カンファレンススケジュール
・毎日夕方5時~:新患振り返りカンファランス
・毎週火曜日午後3時~5時
ジャーナルクラブ、レクチャーシリーズ、ケースカンファランス、在宅カンファランス
■科の実績(2010年1月~12月)
家庭医療クリニック
総患者数:13545人
疾患の内訳
・内科系疾患:高血圧、糖尿病、甲状腺疾患、骨粗鬆症、喘息、脂質異常症、リウマチ性疾患(関節リウマチ、シェーグレン症候群、リウマチ性多発筋痛症、SLE、成人スチル病、多発性筋炎、痛風、偽痛風、好酸球性心筋炎)、アレルギー疾患(喘息以外)、各種感染症(感冒、伝染性単核球症、インフルエンザ、尿路感染症、肺炎、副鼻腔炎、性感染症、軟部組織感染症、結核)、各種消化器
疾患、脳梗塞、末梢神経障害
・小児科疾患:各種感染症(感冒、尿路感染症、肺炎、副鼻腔炎、中耳炎、インフルエンザ、水痘、流行性耳下腺炎など)、熱性痙攣、アレルギー性疾患(食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、喘息、鼻炎など)、各種ワクチンなど健診業務
・産婦人科疾患:正常妊娠、不整性器出血、扁平苔癬、外陰部カンジダ、バルトリン腺膿瘍、性感染症、子宮頸癌、子宮体癌、卵巣腫瘍
・整形疾患:腰痛、骨折、肩関節円板炎、捻挫、変形性関節症、ベーカー嚢胞
・皮膚疾患:アトピー性皮膚炎、白癬症、脱毛症、蕁麻疹、乾癬、帯状疱疹、伝染性軟属腫
・眼科疾患:結膜炎、鼻涙管膿瘍、涙腺炎、ぶどう膜炎、ヘルペス性角膜炎、角
膜潰瘍
・精神科疾患:気分障害(うつ病、パニック障害など)、適応障害、認知症
・その他:禁煙外来(44人)
緩和ケア病棟
年間新規入院患者数:184人
訪問診療(実患者数)
80人
※募集人数や研修期間、応募資格などは後期臨床研修医募集要項をご覧下さい。
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| 外科 |
| 研修プログラム |
消化器外科コース(肝胆膵外科を含む)と胸部外科(内分泌外科を含む)コースの2つコースがあり、それぞれ3年をその期間とする。
当院での3年初期研修者ならびに他施設での2年初期研修修了者を対象とし、各学年の定員は両コースで計2名とする。
なお他施設での2年初期研修修了あるいはその資格を有する研修医は、当院外科初期研修コースの卒後3年目として研修を開始する。
| 研修目標 |
Medical knowledge
1. 各コースの専門医としての必須領域だけではなく、外科集中治療、外傷・救急外科、低侵襲外科、心臓血管外科など一般外科医として必要な領域をも網羅した広範な知識が取得できる。
2. 知識はエビデンスやガイドラインに沿ったものであり、また国際的にもスタンダードとして認知されたものである。
3. 基礎医学としての解剖・病理・整理などを認知習得することにより、臨床事象の倫理的な解明・理解が可能となる。
4. 研修中に経験する症例の問題点を認知し、その検索・分析を実行することにより、その解決が可能となる。
Patient care
1. 各種手術技術を取得する:Open surgery、腹腔鏡などのMinimally invasive Surgery、外傷外科などの、幅広い分野の外科手術を対象とする。
2. ベッドサイドでの基本手技に精通する。
3. 周術期管理にも精通し、術中・術後合併症に対しては適切に対処・治療が出来る。
4. 術前での的確な外科的判断(手術の適応など)ができる。
5. 患者・家族に十分な情報を提供し、治療の判断・決定に対する同意が得られる(informed consent)。
6. 救急患者の場合には、優先順位を考慮し、的確な外科的判断を下せる。
7. チームケアのために、適切なコミュニケーション・明確なプレゼンテーション・正確な記載ができる。
8. 後期研修医は初期研修医の指導・教育に積極的に参加する。
Practice-based learning and improvement
1. 自らの研修・診療活動を分析することにより、強い点・弱点を認識・検討し長所は更に伸ばし、問題点は自らの力で解決できる(Active learner)。
2. 手術の執刀に当たっては、症例ごとに十分な手技のレビューを行い、実際の手術を経験することにより、手術手技の取得に努める。
3. 常に自己を振り返ることにより、反省に立った断続的自己学習の習慣をつける。
4. 外科医・医師としてだけでなく、社会人・一個人としての自己改善に努める。
5. グローバルなコミュニケーション能力をつけるために、診療でも使えるような英語力を身につける。
Professionalism
1. Professionalismとは何かを述べられる。
2. 責任感を持って責務を遂行し、患者やその家族に適切に対応できる。
3. 医師としての倫理観を保持し、患者中心・患者第一の利益を追求する。
4. 医師としての能力向上を常に追及し、患者ばかりでなく社会全体に対しても、医師としての責任を自覚した行動ができる。
5. Cost-effectivenessも意識した医療活動ができる。
6. 臨床研究・学会発表などへ積極的に参加する。
7. 国内だけでなく国外にも目を向け、グローバルな動向に精通し、広い視野でのものの考え方を身につける。
| 研修計画 |
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消化器外科コース |
胸部外科コース |
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卒後4年目 |
消化器外科 6ヶ月 |
胸部外科 6ヶ月 |
胸部外科 6ヶ月 |
消化器外科 6ヶ月 |
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卒後5年目 |
消化器外科 8ヶ月 |
心臓外科 4ヶ月 |
胸部外科 8ヶ月 |
心臓外科 4ヶ月 |
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卒後6年目 |
消化器外科 12ヶ月 |
― |
胸部外科 12ヶ月 |
― |
・他施設での2年初期研修修了あるいはその資格を有する研修医の場合
卒後3年目の12ヶ月を自らが選択した科の研修(全科を対象)とし、卒後4年目より、上記の後期研修 計画に沿った研修を開始する。
・2010年度における当科手術症例数(括弧内の数字は鏡視下手術症例数)
消化器外科
胃亜全摘術64例(42例) 胃全摘術41例(8例) 大腸切除術172例(96例) 直腸切除術77例(22例) 肝切除術31例(3例) 胆管がん手術17例 膵頭十二指腸切除29例 膵体尾部切除13例(5例)
胆嚢摘出術194例(167例) 鼠径ヘルニア修復術85例(54例)
胸部外科
肺切除術133例(113例) 乳腺手術80例 甲状腺手術18例
2010年度年間症例数 1303症例(両科合計)
■後期研修プログラム履修にて習得可能な資格
外科専門医
消化器外科専門医
呼吸器外科専門医
■これまでの実績
これまでの後期研修修了者における術者としての平均手術経験数は約500例であり、またその全員が後期研修期間中に、日本外科学会認定の専門医資格を取得している。
■日本外科学会外科専門医制度における認定基準(抜粋)
1. 修練開始登録後4年以上を経た段階において、予備試験(筆記試験)の受験が可能となる。
2. 予備試験に合格後、修練開始5年以上を経て、規定の修練を全て経験した段階において、認定試験(面接試験)の受験が可能となる。
3. 修練概要
(1) 診療経験 最低手術経験数350例(術者としては120例)
(2) 業績 筆頭者として学術集会または学術刊行物に、研究発表または論文の
発表をしていること(20単位が必要)
※募集人数や研修期間、応募資格などは後期臨床研修医募集要項をご覧下さい。
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| 心臓血管外科 |
■はじめに
当科の研修の基本方針は、心臓血管外科というチーム医療の中で、一人の患者さんの術前診断、治療方針・手術々式の決定、手術、術後管理を責任ある主治医として行うことのできる外科医となっていただくことです。その課程の中で外科専門医を取得し、更に心臓血管外科専門医取得のための手術点数の確保を目指していただきます。
■主たる専門医資格と取得までの期間、条件
外科専門医 卒後修練期間5年以上
心臓血管外科専門医 卒後修練期間7年以上(認定修練施設における修練期間3年以上)■各学年時の研修内容(手術症例のレベル、担当症例数など)
■他の取得可能な専門医資格
日本循環器学会認定循環器専門医
日本脈管学会認定脈管専門医
■施設認定の名称
心臓血管外科専門医認定機構基幹施設
■研修計画
現在、心臓血管外科専門医は外科専門医取得が前提となっており、当科での後期研修を始めるにあたって基本的には外科専門医取得に必要な一般外科症例数をある程度満たしていることが望ましいですが、相談により研修3年目に6カ月程度を限度として当院外科ローテーションを行うことも可能です。当科後期研修中に外科専門医筆記試験合格(研修4年目)、更に外科専門医取得(研修5年目)を目指していただきます。
また、ご相談により外科専門医取得のために心臓血管外科領域の症例経験を必要とする外科系研修医の方に、半年から1年の期間で当科にて研修していただくことも可能です。
当科はJACVSD(Japan Adult Cardiovascular Surgery Database:日本成人心臓血管外科手術データベース)、JCCVSD(Japan Congenital Cardiovascular Surgery Database:日本先天性心臓血管外科手術データベース)に加入しており、経験症例はNCD(National Clinical Database)に登録され心臓血管外科専門医取得の点数にカウントされます。また心臓血管外科専門医資格である認定修練施設における修練期間は当科での後期研修で満たすことが可能です。
後期研修医には早いうちから数多くの術者を経験していただく方針で、具体的にはCABGのグラフト採取(静脈、内胸動脈、橈骨動脈)、開胸・閉胸操作、人工心肺カニュレーション、末梢血管手術(動脈血栓摘除、下肢静脈瘤、F-Fバイパス、F-Pバイパス)、腹部大動脈瘤手術、心房中隔欠損症などの開心術を術者として、また難易度の高い手術を助手として行っていただきます。当科は小児心臓外科チームも有し成人心臓外科、小児心臓外科、血管外科と総合的な研修が可能となっています。また3次救急指定の総合病院である性質上、超急性期、合併疾患を有するなど難治症例の比率が高いことが特徴です。
研修3年目:
基本的手術手技の修得と手術の経験(血管露出・吻合、静脈グラフト採取、開胸・閉胸操作、人工心肺カニュレーション、IABP・PCPS挿入等)、難易度(A)手術の第一助手の経験(心房中隔欠損症、動脈血栓摘除術など):心臓血管外科専門医取得のための手術点数年間100点を目標とします。
研修4年目:
各種動脈グラフト採取、手術助手としての手技修得、難易度(A)手術の執刀・経験、難易度(B)(C)手術の第一助手の経験(腹部大動脈瘤、胸部大動脈瘤、弁置換術、弁形成術、CABGなど):外科専門医筆記試験合格および心臓血管外科専門医取得のための手術点数年間150点を目標とします。
研修5年目:
手術助手としての確立(第一助手ができる)、難易度(B)(C)手術の執刀・経験:外科専門医筆記試験合格および心臓血管外科専門医取得のための手術点数年間250点を目標とします。
■カンファレンススケジュール
モーニングカンファレンス(ICU、病棟):毎朝
回診:1日2回(朝、夕)
循環器内科・心臓血管外科合同術前カンファレンス:週1回
抄読会:週1回
Mortaliy、morbidityカンファレンス:月1回
■科の実績(2010年)
年間手術件数:359件
開心術:189件(心拍動下冠動脈バイパス術、胸部大動脈ステントグラフト含む)
(冠動脈バイパス術、弁膜疾患、不整脈外科、胸部大動脈瘤、先天性心疾患)
非開心術:170件
(腹部大動脈瘤:含ステントグラフト、末梢動脈疾患、静脈疾患、先天性姑息術)
※募集人数や研修期間、応募資格などは後期臨床研修医募集要項をご覧下さい。
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| 泌尿器科 |
泌尿器科臨床医として自立するための必要要件である専門医資格取得を目標に、日本泌尿器科学会が制定した専門医のための「研修目標」2006年度版に準拠し、後期研修プログラム研修目標とカリキュラムを設定する。
| 当科の概要 |
泌尿器科専門医
■取得可能なその他の専門医資格
がん治療認定医、泌尿器腹腔鏡手術技術認定医、
小児泌尿器科認定医、感染症制御専門医(ICD)
■施設認定
日本泌尿器科学会専門医教育施設
■カンファレンススケジュール
外来カンファレンス 毎週火曜 17:00?19:00
手術症例カンファレンス 毎週金曜 17:00?19:00
病棟カンファレンス・総回診 毎週月曜?金曜 18:30?
■2010年度診療実績(手術件数)
|
総手術件数 |
636 |
|
ESWL(体外衝撃波結石破砕術) |
120 |
|
膀胱全摘除術 |
13 |
|
前立腺全摘除術 |
38 |
|
開腹腎摘除術 |
10 |
|
開腹腎部分切除術 |
20 |
|
腹腔鏡下腎摘/腎尿管摘除術 |
31 |
|
腹腔鏡下副腎摘除術 |
5 |
|
TVT |
6 |
|
TVM |
11 |
|
TUUL |
19 |
|
ESWL |
119 |
|
TRPB |
120 |
|
TUR−Bt |
127 |
|
TURP |
29 |
当院での泌尿器科後期研修の特徴
*他院初期研修2年終了後の3年次入学者は、3年間の後期研修を修了すれば卒後6年時に泌尿器科専門医資格試験を受験することができ、合格すれば6年終了時に専門医の資格を取得できる。
*当院初期研修終了後の4年次入学者は、初期研修3年次開始時に泌尿器科研修開始宣言を行って日本泌尿器科学会研修委員会に登録しておくことにより、また同時に日本泌尿器科学会会員として学会が指定する所定の研修プログラムを順次消化することができれば、卒後6年目に専門医試験の受験資格を得ることができる。これに合格すれば6年終了時の専門医資格取得が可能である。
*腎移植・性行為感染症・男性性機能障害(勃起障害)など、当科では研修できない一部疾患および手術の経験・技術習得については、周辺関連施設への出向研修を配慮する。
| 研修目標とカリキュラム |
泌尿器科後期研修は、泌尿器科領域の医療や福祉に関する社会のニーズに対応できること、医の倫理にもとづく診療を適切に実施できること、境界領域の疾患の処置についても正確に対応できること、科学的に検証できる態度や能力を養うことを目標とする。さらに医療の本質を認識し、患者の生活の質(QOL)への配慮、インフォームド・コンセント、また適正な情報公開についての対応能力も目標となる。
具体的には、一般目標および行動目標として必ず経験すべき診察法・検査・手技, 経験すべき症例・疾患・病態(必修症例)と自ら外来診療あるいは入院診療で直接診断治療に関わるべき(重要症例)と泌尿器科専門医として少なくともその病態、診断、治療に対する知識を有しているべき疾患(呈示症例)を明確に示し、かつ到達目標数を設定した。 一般目標とは、総論的な研修目標であり、行動目標は、一般目標を実現するための各論的な研修目標を意味する。さらに研修目標を便宜的に、外来での診療を通して修得するものと、入院患者の管理を中心として修得するものとに区分した。
| 研修における一般目標 |
・医の倫理に基づいた医療の実践を体得し、高度の泌尿器科専門知識と技術を 修得した泌尿器科専門医の育成を計り、国民の健康増進、医療の向上に貢献することを目的とする。
・泌尿器科専門医の医師像
卒後臨床研修を終了した後、泌尿器科学総論、一般泌尿器科診療、泌尿器科基本的手術手技に必要な基礎知識ならびに技術を修得し、泌尿器科各種関連領域(サブスペシャリティ)の基礎的知識を包括した泌尿器科専門医の育成を目指す。
・必須経験症例ならびに必須経験技術等の到達目標数を明確にし、当院で取り扱っていない疾患や、より専門的研修を必要とする領域については、大学や周辺の関連施設との連携を図ることとする。
| 専門医研修における行動目標 |
■各年次ごとの達成度評価は次のように行う
・医療人として必要な基本姿勢・態度 について、各年次ごとに総合評価を行う
A:十分対応できる B:それなりの対応ができる C:対応不十分 D:対応不能
・診療における到達目標別の評価基準については、巻末に表示した。
■医療人として必要な基本姿勢・態度
患者—医師関係
患者を全人的に理解し、患者・家族と良好な人間関係を確立するために、
・患者、家族のニーズを身体・心理・社会的側面から把握できる。
・医師、患者・家族がともに納得できる医療を行うためのインフォームド・コンセントが実施できる。
・守秘義務を果たし、プライバシーへの配慮ができる。
チーム医療
医療チームの構成員としての役割を理解し、保健・医療・福祉の幅広い職種からなる他のメンバーと協調するために、
・指導医や専門医に適切なタイミングでコンサルテーションができる。
・上級及び同僚医師や他の医療従事者と適切なコミュニケーションがとれる。
・同僚及び後輩へ教育的配慮ができる。
・患者の転入・転出にあたり、情報を交換できる。
・関係機関や諸団体の担当者とコミュニケーションがとれる。
問題対応能力
患者の問題を把握し、問題対応型の思考を行い、生涯にわたる自己学習の習慣を身に付けるために、
・臨床上の疑問点を解決するための情報を収集して評価し、当該患者への適応を判断できる(EBM =Evidence Based Medicineの実践ができる。)。
・自己評価及び第三者による評価を踏まえた問題対応能力の改善ができる。
・臨床研究や治験の意義を理解し、研究や学会活動に関心を持つ。
・自己管理能力を身に付け、生涯にわたり基本的診療能力の向上に努める。
安全管理(リスクマネジメント)
患者及び医療従事者にとって安全な医療を遂行し、安全管理の方策を身に付け、危機管理に参画するために、
・医療を行う際の安全確認の考え方を理解し、実施できる。
・医療事故防止及び事故後の対処について、マニュアルなどに沿って行動できる。
・病院感染対策(Standard Precautionsを含む。)を理解し、実施できる。
・個人情報保護についての考え方を理解し、実施できる。
・カルテ開示など情報公開の考え方を理解し、適切に行動できる。
症例呈示
チーム医療の実践と自己の臨床能力向上に不可欠な、症例呈示と意見交換を行うために、
・症例呈示と討論ができる。
・臨床症例に関するカンファレンスや学術集会に参加する。
医療の社会性
医療の持つ社会的側面の重要性を理解し、社会に貢献するために、
・医の倫理、生命倫理について理解し、適切に行動できる。
・保健医療法規・制度を理解し、適切に行動できる。(参考:厚生労働省法令等データベースシステムhttp://wwwhourei.mhlw.go.jp/hourei/index.html)
・医療保険、公費負担医療を理解し、適切に診療できる。
・医薬品や医療用具による健康被害の発生防止について理解し、適切に行動できる。
■泌尿器科診療における到達目標
後期研修医は泌尿器科学総論、一般泌尿器科診療、泌尿器科基本的手術手技に必要な基礎知識ならびに技術の修得を目指す。 泌尿器科基礎知識とは、泌尿器科診療に必要な発生学、局所解剖、病理、腫瘍学、病態生理、腎臓学、内分泌学、栄養・代謝学、感染症、免疫学、放射線医学、麻酔学、救急医療、内視鏡外科学等を包括したものである。
【到達目標】
泌尿器科診療に必要な下記の基礎的知識を修得し臨床応用できる。
・発生学:泌尿生殖器系の発生を熟知し、外性器異常、尿路奇形などの診療上必要な発生学的異常の診断ができる。
・局所解剖:手術、あるいは画像診断上必要となる局所解剖について熟知する。
・病理学:各種泌尿生殖器疾患の病理学の特徴を理解している。特に腎細胞癌、 尿路上皮癌、前立腺癌、前立腺肥大症、精巣腫瘍、副腎腫瘍などの基本的病理像について熟知し、病理組織学的診断内容を理解できる。
腫瘍学
・発癌、転移、増殖を理解し、適確な病期診断ができる。
・手術、放射線療法、化学療法の適応につき述べる事ができる。
・抗癌化学療法の合併症に対し適切な管理ができる。
・放射線治療の合併症に対し適切な管理ができる。
病態生理
・各種泌尿器科疾患における病態生理を理解するとともに周術期管理などに必要な全身状態に影響する病態生理に習熟する。
・手術侵襲による生体の反応に関わる病態生理を理解し、手術リスクの評価、合併症予防の方策を策定できる。
・術後管理を含めた各種病態に対する輸液、輸血の管理ができる。
・血液凝固・線溶系に関わる病態を理解し、出血傾向に対する対応、血栓症に対する予防ならびに治療法を実践できる。
栄養・代謝学
・各種病態、疾患に応じた栄養管理を理解し、経管栄養、中心静脈栄養の実践ができる。
・外傷、手術などの侵襲に対する生体反応を理解し、代謝の変化に応じた対応が計れる。
感染症
・感染症に対する全般的知識ならびに泌尿・生殖器特有の病原微生物に対する知識を有し、各種病態に応じた適切な抗微生物薬の選択ができる。
・微生物薬の有害事象を熟知する。
・菌交代現象を理解し、薬剤耐性菌の発生の危険性を熟知した上での抗菌薬投与の適応を決定できる。
・病院感染の発生機序を熟知し、その予防、治療につき、述べる事ができる。
免疫学
・ヒトの免疫反応に関する基礎的知識を習熟する。
・アナフラキシーショックの病態を理解し、適切な対応がとれる。
・GVHDの発生機序を理解し、その予防、診断、治療について実践できる。
・移植免疫の基礎につき理解し、拒絶反応の診断、治療を実践できる。
麻酔学
・局所麻酔、浸潤麻酔の原理を理解し実施する技術を修得し、薬剤の極量を述べることができる。
・脊椎麻酔、硬膜外麻酔、全身麻酔の原理を理解し、その合併症について熟知してこれに対応できる知識を修得する。
放射線医学
・各種画像診断の原理を理解し、その適応を決定できる。
・画像診断に伴う造影剤の使用の適応、造影剤に伴う合併症の発生の危険性を熟知し、それに対応できる。
・放射線治療の基礎につき理解し、その適応、合併症につき述べることができる。
救命・救急
・集中治療の基礎を理解し、その実践ができる。
・呼吸管理の基礎的知識を持ち、管理ができる。
・蘇生術が適確に実施できる。
・ショックに対する適切な対応ができる。
腎臓病学
・腎臓の生理について理解し、各種疾患に対する基礎的な知識を述べることができる。
・腎不全に対する病態生理を理解し、鑑別診断ができ、対処方法につき決定できる。
・腎移植の基礎につき理解し、移植手技、免疫抑制療法につき述べることができる。
・慢性腎不全の基礎的知識を理解し、対処法について述べることができる。
内分泌学
・副腎および精巣の生理に習熟し、それぞれの疾患に伴う各種ホルモン学的異 常、症状を理解した上で、鑑別診断、必要な内分泌学的検査の適応、治療方 針の決定ができる。
・上皮小体(副甲状腺)疾患の病態生理を理解し、診断、治療法の選択ができる。
・先天性疾患に伴う内分泌異常の病態生理を理解し、診断、治療の選択ができる。
内視鏡外科学
・尿路内視鏡の構造と機能を理解し、基本的な経尿道的検査と手術を実施できる。
・体腔鏡手術に必要な知識を習得し、助手をつとめることができる。
【到達目標】 泌尿器科診療における各種症状・徴候を判断し鑑別診断に役立てることができる。
A. 排尿痛 B. 疝痛発作 C. 頻尿 D. 排尿困難 E. 尿閉 F. 尿失禁
G. 二段排尿 H. 尿線の異常 I. 遺尿 J. 膿尿 K. 混濁尿 L. 血尿
M. 多尿 N. 乏尿 O. 無尿 P. 尿道分泌物 Q. 腹部腫瘤 R. 陰嚢内腫瘤
S. 性器発育異常 T. 男性不妊 U. 勃起および射精障害
【到達目標Ⅲ】 泌尿器科診療に必要な診察法、検査に習熟し、その臨床応用ができる。
自ら実施し、結果を判定評価することができる。
腎・腹部の診察(視診、双手診、CVA叩打診など)
膀胱の診察(視診、触診、打診、双手診など)
男性外陰部・鼠径部の診察(視診、触診、陰嚢透照法、など)
直腸診(前立腺の触診)
女性外陰部・鼠径部の診察(視診、触診、内診、双手診など)
神経学的検査(外肛門括約筋の緊張度、挙睾筋反射など)
検尿(採尿法、尿性状の肉眼的異常の鑑別、生化学的および顕微鏡的検査)
内視鏡検査(尿道膀胱鏡検査、尿管カテーテル法など)
超音波画像診断法(腎、前立腺、膀胱、陰嚢内容など)
ウロダイナミックス(排尿日誌、尿流測定、膀胱内圧測定など)
生検(膀胱、前立腺、精巣)
尿道分泌物、前立腺液の検査
X線検査(各種膀胱造影、尿道膀胱造影など)
指示・依頼を行い、または指導医のもとで実施し、自ら結果を判定または評価することができる。
検尿(細菌学的)
血液生化学
内分泌検査(下垂体、副腎、精巣、上皮小体(副甲状腺)検査)
精液検査
腎生検
X線検査(KUB、IVP、DIP、RP、AP、血管造影、CTなど)
核医学画像診断法(レノグラム、腎シンチ、骨シンチ、副腎シンチ、上皮小体(副甲状腺)シンチなど)
腎機能検査(クレアチニン・クリアランス、分腎機能検査など)
MRI検査
【到達目標Ⅳ】 各種泌尿器科疾患を理解し、その鑑別診断ができる。
必須A:日常診療でよく遭遇する疾患で複数例以上の治療を経験することが望まれる疾患
重要B:たとえ直接治療経験がなくともカンファレンス等を通じての経験が望まれる疾患
呈示C:少なくとも知識として病態を把握し鑑別診断をできることが望まれる疾患
【ランキング 】
腎および腎盂の先天異常
単純性嚢胞 A
嚢胞腎 A
重複腎盂尿管 A
海綿腎 B
馬蹄鉄腎 B
先天性水腎症 B
単腎症 C
骨盤腎 C
回転異常 C
低形成、異形成腎 C
腎杯憩室 C
尿管の先天異常
膀胱尿管逆流症 A
異所開口 B
尿管瘤 B
尿管狭窄 B
巨大尿管症 C
大静脈後尿管 C
膀胱および尿膜管の先天異常
尿膜管開存 B
膀胱憩室 C
膀胱外反 C
尿道の先天異常
尿道憩室 B
尿道狭窄 B
尿道下裂 B
前部、後部尿道弁 B
尿道直腸瘻 C
尿道上裂 C
精巣の先天異常
停留精巣 A
非触知精巣 B
精巣転位 C
単精巣症 C
陰茎および陰嚢の先天異常
包茎 A
埋没陰茎 C
矮小陰茎 C
陰茎前位陰嚢 C
腎、尿管損傷
腎損傷 A
開放性損傷 C
尿管膣瘻 C
膀胱、尿道損傷
尿道損傷 A
膀胱損傷 B
膀胱膣瘻 B
陰茎損傷 陰茎折症 B
精巣損傷 精巣損傷 C
副腎腫瘍
クッシング症候群 B
褐色細胞腫 B
原発性アルドステロン症 B
副腎癌(原発性、転移性) B
内分泌非活性腫瘍 B
腎腫瘍
腎細胞癌(腎癌) A
良性腫瘍(血管筋脂肪腫など) A
腎芽細胞腫(ウィルムス腫瘍) B
腎盂および尿管腫瘍
悪性腫瘍 A
良性腫瘍 C
膀胱腫瘍
悪性腫瘍 A
良性腫瘍 C
尿道腫瘍
悪性腫瘍 B
良性腫瘍 C
前立腺腫瘍
前立腺肥大症 A
前立腺癌 A
精巣腫瘍
悪性腫瘍 A
良性腫瘍 C
陰茎腫瘍
悪性腫瘍 B
良性腫瘍 C
その他の腫瘍
後腹膜腫瘍 B
尿膜管腫瘍 B
神経芽細胞腫 C
エンドメトリオーシス C
上部尿路結石
腎結石 A
尿管結石 A
下部尿路結石
膀胱結石 A
尿道結石 C
その他の結石関連疾患
高尿酸尿症 B
高カルシウム尿症 B
尿細管性アシドーシス B
高蓚酸尿症 C
腎石灰症 C
シスチン尿症 C
上皮小体(副甲状腺)疾患
二次性上皮小体(副甲状腺)機能亢進症 B
原発性上皮小体(副甲状腺)機能亢進症 B
性分化異常
真性半陰陽 C
クラインフェルター症候群 C
男性(仮性)半陰陽 C
女性(仮性)半陰陽 C
性成熟異常
思春期早発症 C
思春期遅延症 C
低ゴナドトロピン性類宦官症 C
高ゴナドトロピン性類宦官症 C
男性不妊症
特発性男性不妊症 B
続発性男性不妊症 B
閉塞性無精子症 B
非閉塞性無精子症 B
非特異的感染症
複雑性腎盂腎炎 A
単純性膀胱炎 A
複雑性膀胱炎 A
尿道炎 A
急性細菌性前立腺炎 A
急性精巣上体炎 A
亀頭包皮炎 A
単純性腎盂腎炎 B
腎周囲膿瘍 B
慢性細菌性前立腺炎 B
非細菌性前立腺炎(慢性骨盤内疼痛症候群) B
細菌性ショック B
精巣炎 C
膿腎症 C
腎膿瘍 C
尿路・性器結核
尿路結核 B
精巣上体結核 C
前立腺結核 C
性感染症
淋菌感染症 A
性器クラミジア感染症 A
性器ヘルペスウイルス感染症 A
尖圭コンジローマ A
トリコモナス感染症 C
カンジダ感染症 C
寄生虫疾患、真菌感染症
フィラリア性乳糜尿症 B
トリコモナス感染症 C
カンジダ感染症 C
下部尿路機能障害
過活動膀胱(切迫性尿失禁を含む) A
腹圧性尿失禁 A
神経因性膀胱 A
夜尿症(遺尿症) B
神経性頻尿 B
尿路閉塞性疾患
上部尿路閉塞性疾患 A
下部尿路閉塞性疾患(前立腺肥大症を含む) A
腎不全
慢性腎不全 A
急性腎不全 A
腎性高血圧
腎血管性高血圧 B
腎実質性高血圧 C
腎血管性病変
腎動脈狭窄 B
腎梗塞 C
腎動脈瘤 C
腎動静脈瘻 C
ナットクラッカー現象 C
その他の腎疾患
腎下垂(遊走腎) B
特発性腎出血 B
移植腎拒絶反応 B
慢性移植腎症 B
移植腎急性尿細管壊死 C
その他の尿管および後腹膜疾患
後腹膜線維症 B
その他の膀胱疾患
間質性膀胱炎 A
膀胱憩室 B
出血性膀胱炎 B
放射線性膀胱炎 B
膀胱瘤 B
膀胱異物 C
その他の尿道疾患
尿道狭窄 A
尿道カルンクル A
尿道異物 C
尿道憩室 C
尿道脱 C
その他の陰嚢内容の疾患
精巣水瘤 A
精索静脈瘤 A
精索捻転症 B
精索水瘤 C
精液瘤 C
その他の男性器疾患
性機能障害(勃起、射精障害) A
血精液症 B
形成性陰茎硬化症(ペイロニー病) C
持続勃起症 C
【到達目標Ⅴ】 その他泌尿器科専門医として習熟すべき目標
・リハビリテーション 尿路変向術後の患者、神経因性膀胱の患者、透析の患者などに適切な助言ができる。
・経過観察 定期的な経過観察の必要性のある疾患または病態を理解し、通院計画を立案できる。
・救急・偶発症 外来で可能な救急処置ができ、診療に伴う偶発症に対処できる。
尿閉、膀胱タンポナーデ、ショック(urosepsis)、急性陰嚢症、尿路閉塞による疝痛発作、嵌頓包茎、など
【到達目標Ⅵ】 入院診療における研修目標
主治医として泌尿器科領域の基本的臨床能力を持ち、入院患者に対して全身、局所管理が適切に行える。
◎主治医としての基本的能力
入院患者について次のことが適切に行える。
・正確かつ詳細な問診を行い、記載する。
・全身、局所の診察を行い、その所見を記載する。
・必要な一般検査を選択し、また結果を判定できる。
・患者の病態の考察と分析を行い、適切な治療計画を立てる。
・病因についての考察と分析が行える。
・同科、あるいは他科の医師と立ち合いで診察(対診)する必要性を判断し、実行する。
・必要な予薬、処置などの治療を行い、経過を観察し記載する。
・退院の時期の判定を適切に下し、退院後の指導をする。
・上級医への報告、連絡、当直医への申し送り、退院時の外来あるいは関連医療機関への申し送りを確実に行う。
・正確な診療録を作成し、問題点があれば考察を加える。また医療情報開示に耐えうる診療録とする。
・看護師その他の医療従事者との円滑な連携を保つ。
・患者、家族に対し正しく情報を伝え、了解のうえで医療を進める。
・医療関係法規にのっとった適切な対応をする(診断書、死亡診断書、各種証明書、麻薬の取扱い、伝染病についての対処、廃棄物の取扱いなど)。
・病院感染の防止について配慮し、具体的に対応できる。
・後進の指導に参加する。
・必要に応じて症例の提示、報告をする。
◎全身管理 入院患者に対して、次の基本的な全身管理を適切に行うことができる。
術前術後の全身管理と対応
・術前:年齢、性別に関連する特異的事項、既往歴、生活歴、合併症、疾患固有の特殊な状態、および術前検査の所見を総合して手術時期や術式などを判断し、またリスクおよび合併症を予測してそれらに適切に対応する。
・術後:術後の一般的対応ができる。たとえば種々の病態に対応して、輸血、栄養補給、補液、薬剤(抗菌薬、ステロイドなど)の投与を適切に行い、安静度などを指示する。
非手術例の全身管理と対応
・保存的治療やインターベンション治療の適応を理解し、適切な治療 計画と管理を行う。
・悪性腫瘍の放射線治療および化学療法による合併症の管理。
・その他の疾患(重症感染症など)の管理。
偶発症(発熱、出血、循環不全、呼吸障害、意識障害、ショックなど)に対して迅速かつ適確な処置をとり、さらに蘇生術を行うことができる。たとえば、血管確保、気道確保、心電計によるモニターリングなど。
他科の疾患を併有する場合、その対応と関連科医師との適切な連携をとることができる。たとえば心疾患、糖尿病、肝障害、胃十二指腸潰瘍、高血圧、アレルギー性疾患、緑内障、精神医学的疾患など。
ターミナルケアの経験を持ち、下記のような項目について適切な対応ができる。
・患者の不安と疼痛への配慮
・患者の家族への配慮
・転帰の見通し、予後の判断
・死亡の確認
・病理解剖について家族との折衝
入院中の全身的なリハビリテーションに対し理解をもち、関連各科との連携をとる。
臨床経過と剖検所見との関係を検討し考察できる。
◎専門領域の技術
入院患者の治療の項目に設定してある自ら術者となる手術(別表の技術度「a」に相当する手術)について、患者の術前・術後の管理を適切に行うことができる。それ以上のレベルの手術については、指導医の監督のもとに管理できる。
非手術患者については、例えば、次のような専門的治療を主体性を持って施行し、その効果につき正しく評価できる。
・悪性腫瘍に対する放射線治療・化学療法および免疫療法、重症感染症に対する適確な抗菌薬の使用、自己免疫疾患に対するステロイドなどの正しい使用など。
・その他の病態に対する保存的治療
・疼痛に対する適切な処置
検査については必要に応じて適宜選択し、適切な検査の順序に従って実施し、診断ならびに治療計画立案に役立てることができる。
救急医療を要する疾患の初期診療が独立して、あるいは必要な他科の医師と協力してできる。腎外傷、膀胱外傷、精索捻転症など。
次のような処置、指導を適切におこなうことができる。 自己導尿の指導 留置カテーテルの管理 尿路変向後のストーマ、カテーテルの管理 透析患者に対する水分摂取、食事指導など
【到達目標VII】 手術に関連した研修目標
泌尿器科領域の基本的治療に関する意義、原理を理解し、適応を決め、手術手技を習得し、治療前後の管理ができる。
◎手術に関する一般的知識・技能を習得する。
疾患の種類と程度および患者の状態に応じて、手術の適応と術式を判断しうる。
手術によって起こりうる偶発症、および手術後の合併症、続発症、機能障害について、あらかじめ説明し、同意を得る。
術中起こりうる変化に対応できる(救急処置、術式の変更など)。
麻酔(局所、硬膜外、脊髄、気管内挿管のうちのいくつか)ができる。
手術器械や材料を正しく使用できる。
手術に必要な準備を指示できる(術前・術後処置を含む)。
手術介助者を指導し、協調して作業できる。
術後の局所および全身の管理ができ、変化に対応しうる。
一般外科ならびに内視鏡外科的手技を修得する。
消毒、術中感染と、その予防についての知識がある。
手術に関連した事項について、他科あるいは他医と協調して作業ができる。
◎泌尿器科領域の基本的な手術ができる。
一定レベルの泌尿器科手術を適切に実施し得る知識と技術を修得しその臨床応用ができる。
別表のごとく手術を以下の3群に分けて習得目標を示す。
手術法の原理と術式を理解し、執刀医として実施できる。
手術法の原理と術式を理解し、指導医の下で手術を自ら実施できる。
手術法の原理と術式を理解し、手術の助手をつとめることができる。
下記領域別手術を術者あるいは助手として経験する。
・副腎、腎の手術 (20例)(開放 及び体腔鏡下手術を含む)
・根治的腎摘除術5例を含む。
・尿管、膀胱の手術 (40例)(内視鏡手術を含む)
・膀胱全摘除術2例を含む。
・前立腺の手術 (35例)
・前立腺全摘除術5例を含む。
・陰嚢内容臓器、尿道の手術 (15例)
・ESWL (10例)
・小児泌尿器科手術(上記各領域における各種手術と重複可)(10例)
・体腔鏡下または内視鏡補助下の手術 (上記各領域における各種手術と重複可)(10例)
・その他の泌尿器科関連手術(10例)
・前記の領域別分野にかかわらず、術者としての経験が50例以上であること。
・1患者に対して複数の手術を行った場合、また一人の術者が複数の手術手技を実施した場合は、手術件数の重複を認める。
■手術術式と技術度
副腎、腎の手術 (20例) (開放 及び体腔鏡下手術を含む)
単純腎摘除術 a
経皮的腎瘻造設術 a
副腎摘除術 b
腎部分切除術 b
根治的腎摘除術 b
腎盂形成術 b
腎尿管全摘除術 b
経皮的腎・尿管砕石術(PNL) b
腎血管再建術 c
腎移植術(自家・生体・死体) c
ドナー腎摘除術 c
尿管、膀胱の手術 (40例) (内視鏡手術を含む)
経尿道的膀胱腫瘍切除術 a
経尿道的膀胱生検術 a
経尿道的膀胱砕石術 a
経尿道的膀胱異物除去術 a
経皮的膀胱瘻造設術 a
膀胱全摘除術 b
回腸(結腸)導管造設術 b
膀胱部分切除術 b
尿管皮膚瘻術 b
尿管膀胱新吻合術(VUR防止手術) b
経皮的尿管砕石術 b
経尿道的尿管砕石術(TUL) b
膀胱拡大術 c
膀胱膣瘻閉鎖術 c
腸管利用代用膀胱造設術 c
Continent reservoir造設術 c
腎盂・尿管の内視鏡的手術 c
前立腺の手術 (35例)
経尿道的前立腺切除術 a
前立腺被膜下摘除術 a
前立腺全摘除術 b
陰嚢内容臓器、尿道の手術 (15例)
精巣上体摘除術 a
精索静脈瘤根治術 a
精巣固定術 a
精巣生検術 a
精巣摘除術 a
高位精巣摘除術 a
精巣水瘤根治術 a
精索水腫根治術 a
精管切断(結紮)術 a
経尿道的内尿道切開術 a
女子尿失禁根治術(TVT/TOT手術) b
尿道形成術 c
精管精管吻合術 c
精巣上体精管吻合術 c
ESWL (10例)
体外衝撃波砕石術(ESWL) a
小児泌尿器科手術(10例)
精巣固定術 a
腎盂形成術 b
VUR防止術 b
尿道形成術 c
体腔鏡下または内視鏡補助下の手術(10例)
その他の泌尿器科関連手術 (10例)
DJカテーテル留置術 a
包皮環状切除術 a
包皮背面切開術 a
尿道カルンクル切除術 a
外尿道口切開術 a
陰茎切断術 b
ブラッドアクセス造設術 b
腎生検 b
CAPD用チューブ設置術 b
後腹膜腔リンパ節郭清術 c
人工括約筋挿入術 c
陰茎形成術 c
■各年次ごとの達成度評価
後期研修1年目(医師免許取得3年目)
【到達目標Ⅰ】
A:ほぼ理解・応用できる B:一部理解・応用が不十分 C:半数以上、理解・応用とも不十分 D 理解・応用できない
【到達目標Ⅱ】
A:半数以上理解・応用できる B:半数以上理解・応用不十分 C:理解・応用できない項目が多い D:理解・応用できない項目がほとんどである
【到達目標Ⅲ】
A:ほぼ理解・応用できる B:半数以上理解・応用できる C:理解・応用できない項目が多い D:理解・応用できない項目がほとんどである
【到達目標Ⅳ】
ランキングA疾患(日常診療でよく遭遇する疾患)
A:ほぼ治療またはカンファレンス等で経験あり B:半数以上治療またはカンファレンス等で経験あり C:知識のみを有しているが経験のない疾患が多い D:全く知らない疾患が多い
ランキングB疾患(直接またはカンファレンス等での経験が望まれる疾患)
A:半数以上治療またはカンファレンス等で経験あり B:3割以上治療またはカンファレンス等で経験あり C:知識のみを有しているが経験のない疾患が多い D:全く知らない疾患が多い
ランキングC疾患(少なくとも知識として有している疾患)
A:半数以上知識としては有している B:3割以上知識として有している C:3割以下ではあるが知識として有している D:全く知らない
【到達目標Ⅴ】
A:独立して施行できる B:指導者の下で施行できる C:施行不十分
D:未経験または施行不能
【到達目標Ⅵ】
A:独立して施行できる B:指導者の下で施行できる C:施行不十分
D:未経験または施行不能
【到達目標Ⅶ】
技術度a)
A:半数以上執刀経験あり B:3割以上執刀経験あり C:一部執刀経験あり D:執刀経験無しまたは執刀できない疾患がほとんどである
技術度b)
A:半数以上執刀または助手経験あり B:3割以上執刀または助手経験あり C:一部執刀または助手経験あり D:執刀または助手経験無し
後期研修2年目(医師免許取得4年目)
【到達目標Ⅰ】
A:ほぼ理解・応用できる B:一部理解・応用が不十分 C:半数以上、理解・応用とも不十分 D 理解・応用できない項目が多い
【到達目標Ⅱ】
A:ほぼ理解・応用できる B:一部理解・応用が不十分 C:半数以上理解・応用とも不十分 D:理解・応用できない項目が多い
【到達目標Ⅲ】
A:ほぼ理解・応用できる B:半数以上理解・応用できる C:理解・応用できない項目が多い D:理解・応用できない項目がほとんどである
【到達目標Ⅳ】
ランキングA疾患(日常診療でよく遭遇する疾患)
A:ほぼ治療またはカンファレンス等で経験あり B:半数以上治療またはカンファレンス等で経験あり C:知識のみを有しているが経験のない疾患が多い D:全く知らない疾患が多い
ランキングB疾患(直接またはカンファレンス等での経験が望まれる疾患)
A:半数以上治療またはカンファレンス等で経験あり B:3割以上治療またはカンファレンス等で経験あり C:知識のみを有しているが経験のない疾患が多い D:全く知らない疾患が多い
ランキングC疾患(少なくとも知識として有している疾患)
A:半数以上知識としては有している B:半数以上知識として有している C:半数以下ではあるが知識として有している D:全く知らない
【到達目標Ⅴ】
A:独立して施行できる B:指導者の下で施行できる C:施行不十分
D:未経験または施行不能
【到達目標Ⅵ】
A:独立して施行できる B:指導者の下で施行できる C:施行不十分
D:未経験または施行不能
【到達目標Ⅶ】
技術度a)
A:半数以上執刀経験あり B:3割以上執刀できる C:一部執刀できる D:執刀経験無しまたは執刀できない疾患がほとんどである
技術度b)
A:半数以上執刀または助手経験あり B:3割以上執刀または助手経験あり C:一部執刀経験あり D:執刀経験無しまたは執刀不能
下記各領域別手術を術者あるいは助手として経験している。経験数はこれまでの他施設を含めた通産件数とする
・腎・副腎の手術20例(根治的腎摘出術5例を含む)
・尿管膀胱の手術40例(内視鏡的手術を含む、膀胱全摘術2例を含む)
・前立腺の手術35例(前立腺全摘術5例を含む)
・陰嚢内容臓器・尿道の手術15例
・ESWL10例
・小児泌尿器科手術10例
・その他の泌尿器科関連手術10例
・すべての分野を通算して術者としての経験が50例以上ある
8項目それぞれ別評価とする
A:半数以上上記症例数を経験している B:3割以上上記症例数を経験している C:3割以下だが上記症例数を経験している D:経験がない
後期研修3年目(医師免許取得5年目)
【到達目標Ⅰ】
A:十分理解・応用できる B:ほぼ理解・応用できる C:半数以上、理解・応用できる D 理解・応用できない項目が多い
【到達目標Ⅱ】
A:十分理解・応用できる B:ほぼ理解・応用できる C:半数以上、理解・応用できる D:理解・応用できない項目が多い
【到達目標Ⅲ】
A:十分理解・応用できる B:ほぼ理解・応用できる C:半数以上、理解・応用できる D:理解・応用できない項目が多い
【到達目標Ⅳ】
ランキングA疾患(日常診療でよく遭遇する疾患)
A:ほぼすべて治療経験あり B:8割以上治療経験あり C:半数以上治療経験あり D:半数以下しか治療経験がない
ランキングB疾患(直接またはカンファレンス等での経験が望まれる疾患)
A:ほぼすべて治療経験あり B:ほぼすべて治療またはカンファレンス等で経験あり C:知識のみを有しているが経験のない疾患が多い D:全く知らない疾患が多い
ランキングC疾患(少なくとも知識として有している疾患)
A:ほぼすべて知識としては有している B:半数以上知識として有している C:半数以下ではあるが知識として有している D:全く知らない
【到達目標Ⅴ】
A:独立して施行できる B:指導者の下で施行できる C:施行不十分
D:未経験または施行不能
【到達目標Ⅵ】
A:独立して施行できる B:指導者の下で施行できる C:施行不十分
D:未経験または施行不能
【到達目標Ⅶ】
技術度a)
A:8割以上執刀経験あり B:半数以上執刀できる C:一部執刀できる D:執刀経験無しまたは執刀できない疾患がほとんどである
技術度b)
A:7割以上執刀できる B:3割以上執刀できる C:一部執刀できる D:執刀経験無しまたは執刀不能
技術度c) 助手を務めること可
A:半数以上助手経験あり B:3割以上助手経験あり C:一部助手経験あり D:助手経験無しまたは不能
下記各領域別手術を術者あるいは助手として経験している。経験数はこれまでの他施設を含めた通産件数とする
・腎・副腎の手術20例(根治的腎摘出術5例を含む)
・尿管膀胱の手術40例(内視鏡的手術を含む、膀胱全摘術2例を含む)
・前立腺の手術35例(前立腺全摘術5例を含む)
・陰嚢内容臓器・尿道の手術15例
・ESWL10例
・小児泌尿器科手術10例
・その他の泌尿器科関連手術10例
・すべての分野を通算して術者としての経験が50例以上ある
8項目それぞれ別評価とする
A:8割以上上記症例数を経験している B:半数以上上記症例数を経験している C:3割以上上記症例数を経験している D:経験数が3割以下である
後期研修4年目(医師免許取得6年目)
【到達目標Ⅰ】
A:十分理解・応用できる B:ほぼ理解・応用できる C:半数以上、理解・応用できる D 理解・応用できない項目が多い
【到達目標Ⅱ】
A:十分理解・応用できる B:ほぼ理解・応用できる C:半数以上、理解・応用できる D:理解・応用できない項目が多い
【到達目標Ⅲ】
A:十分理解・応用できる B:ほぼ理解・応用できる C:半数以上、理解・応用できる D:理解・応用できない項目が多い
【到達目標Ⅳ】
ランキングA疾患(日常診療でよく遭遇する疾患)
A:ほぼすべて治療経験あり B:8割以上治療経験あり C:半数以上治療経験あり D:半数以下しか治療経験がない
ランキングB疾患(直接またはカンファレンス等での経験が望まれる疾患)
A:ほぼすべて治療経験あり B:ほぼすべて治療またはカンファレンス等で経験あり C:知識のみ有しているが経験のない疾患が多い D:全く知らない疾患が多い
ランキングC疾患(少なくとも知識として有している疾患)
A:ほぼすべて知識としては有している B:8割以上知識として有している C:半数以上知識として有している D:半数以上は知らない疾患である
【到達目標Ⅴ】
A:独立して施行できる B:指導者の下で施行できる C:施行不十分
D:未経験または施行不能
【到達目標Ⅵ】
A:独立して施行できる B:指導者の下で施行できる C:施行不十分
D:未経験または施行不能
【到達目標Ⅶ】
技術度a)
A:ほぼすべて執刀できる B:8割以上執刀できる C:半数以上執刀できる D:執刀経験無しまたは執刀できない疾患が多い
技術度b)
A:ほぼすべて執刀できる B:半数以上執刀できる C:一部執刀できる D:執刀経験無しまたは執刀不能
技術度c) 助手を務めること可
A:半数以上助手経験あり B:3割以上助手経験あり C:一部助手経験あり D:助手経験無しまたは不能
下記各領域別手術を術者あるいは助手として経験している。経験数はこれまでの他施設を含めた通産件数とする
・腎・副腎の手術20例(根治的腎摘出術5例を含む)
・尿管膀胱の手術40例(内視鏡的手術を含む、膀胱全摘術2例を含む)
・前立腺の手術35例(前立腺全摘術5例を含む)
・陰嚢内容臓器・尿道の手術15例
・ESWL10例
・小児泌尿器科手術10例
・その他の泌尿器科関連手術10例
・すべての分野を通算して術者としての経験が50例以上ある
A:上記症例数を経験している B:8割以上上記症例数を経験している C:半数以上上記症例数を経験している D:経験数が半数以下である
※泌尿器科の紹介はHP、及び泌尿器・腎センターをご覧ください。
※募集人数や研修期間、応募資格などは後期臨床研修医募集要項をご覧下さい。
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| 産婦人科 |
■はじめに
当科では、常勤スタッフとして10名の医師(産婦人科専門医7名、後期研修医3名)により日常の診療を行っています。
産婦人科の診療は大きくわけて周産期(産科)、婦人科(子宮や卵巣の良性腫瘍・悪性腫瘍・子宮内膜症・性器脱・感染症など)、生殖医療(不妊症)、ウィメンズヘルス(思春期・更年期・月経異常・閉経後疾患など)と極めて広範囲に及びます。
当院ではどの領域においてもそれぞれその分野における指導的立場の医師がおり、それらの専門医・指導医を中心に高度で専門的な診療を学ぶことができます。
平日は午前・午後ともに毎日1-2列で手術を行っており、腹式・膣式・悪性腫瘍根治手術・内視鏡手術のいずれにおいても豊富な症例を経験できます。
また、地域の中核病院として、産婦人科救急疾患症例も多く経験することが可能です。
産科診療においては、当院では3床のNICUを有しており、地域周産期センターとしての役割を担っています。異常分娩、合併妊娠例を多数経験することが可能です。
補助生殖医療も担っており、IVF・ET・ICSIなどのARTも基礎から実践まで学ぶことが可能です。
平日は毎日カンファレンスを行っており、科内での意見交換・意思疎通を頻繁に図ることにより、診療の質を保つよう努めています。
当直体制:月に平日5~6回、土日1-2回程度。バックアップ体制あり。
■主たる専門医資格と取得までの期間、条件
日本産科婦人科学会 5年(初期研修2年を含むことも可能)
*後期研修3年修了で取得を目標。
■他の取得可能な専門医資格
日本産科婦人科内視鏡学会, 日本臨床細胞学会、日本婦人科腫瘍学会(いずれも入会後5年が必要)
■研修計画
後期1年目
・常に10例程度を受け持ち、指導医とともに診療にあたる(3~5年目)
・腹式・膣式子宮全摘、付属器手術、帝王切開術、吸引分娩、骨盤位分娩など産科手術を指導医のもとに術者として行う。
・内視鏡手術の助手を行う。
・IVF・ETの助手を行う。
・指導医のもとで化学療法を行う。
・初期研修医に対し基本的手技指導を行う。
・学会発表を年1~2回行う。
後期2年目
・良性疾患に対し治療計画をたて、指導医のもとで手術を行いうる。
・内視鏡施術の助手を行う。
・化学療法のスケジュールをたて、行う。
・帝王切開を含め異常な分娩に対処できる。
・下の研修医の指導を行う。
・学会発表を年に1~2回。論文1編。
後期3年目
・広汎子宮全摘術などの悪性腫瘍手術の第一助手を務め、リンパ節郭清も行う。
・指導医のもと、卵巣腫瘍・子宮筋腫・子宮外妊娠の内視鏡手術を術者として行う。
・悪性腫瘍・異常妊娠例など全人的対応を必要とする疾患に対し責任をもって診療しうる。
・下の研修医の指導を行う(帝王切開や異常分娩の指導、急性腹症の手術(開腹)を行える)。
・学会発表を年2回。論文1編。
■カンファレンススケジュール
全て毎週 時間は午前
月曜日 7:45- 婦人科良性疾患カンファレンス
火曜日 8:00- 不妊・内分泌カンファレンス
水曜日 7:30- 婦人科悪性疾患カンファレンス
木曜日 7:30- 婦人科良性疾患カンファレンス
8:00- 産科小児科合同カンファレンス
金曜日 7:45- 抄読会
■科の実績(2010年)
分娩 450件
手術 1116件
・開腹手術 192件 (含 帝王切開 124件)
・腹腔鏡手術 784件
・子宮鏡手術 59件
円錐切除術 52件
頸管縫縮術 6件
悪性腫瘍手術 106件 (含 CIS 42例、子宮頸癌 12例、 子宮体癌 21例、 卵巣癌 18例)
補助生殖医療
・採卵 82例 (IVF 33例、 ICSI39例、 採卵のみ10例)
・胚移植 83例 (新鮮胚 21例、 凍結胚 62例)
※募集人数や研修期間、応募資格などは後期臨床研修医募集要項をご覧下さい。
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| 麻酔科 |
■研修目標
麻酔科後期研修プログラムは、手術麻酔、集中治療、ペインクリニック、緩和医療の研修を通じて、幅広く急性期から慢性期医療に対応できる臨床スペシャリストを育てることを目標としています。この間に各専門医資格を取得することを目標にしていますが、何よりも患者さま、コメディカル、そして一緒に働く先輩医師達から信頼され、海外でも通用する骨太の医師になることが目標です。
最新の設備を備えた手術センターでは、外傷救急疾患、心臓大血管の先天性および後天性疾患、脳血管障害、頭蓋底腫瘍、頭頚部腫瘍、肝胆膵疾患、一般外科・整形・産婦人科疾患など様々な症例の麻酔を専門医の指導の下にバランスよく経験することができます。朝8時からの症例検討から毎日が始まります。当院は3次紹介病院として多くの合併症をもつ症例が集まってきますので、最先端のモニタリング機器を駆使して管理を行うことが必須となっています。そのため研修1年目に経胸壁心臓エコー研修を1ヶ月行い、手術中に必要な経食道エコー検査の基礎知識を得てもらいます。またエコー下末梢神経ブロック、血管穿刺の手技にも熟達してもらいます。
東京以北最大級の集中治療室では、麻酔科指導医、中堅医、研修医の3名に、院内他科からの初期・後期研修医を加え、基本的に5人体制で12症例を担当することになります。集中治療室のカンファランスは土日を含め年中無休で毎朝8時半から始まります。ここに全科の医師が集まって重症患者治療のための熱い討論が行われています。5年間の研修の間にあらゆる重症症例を経験し、どんな症例に出会っても怯むことのない臨床医となることができます。
■研修計画
手術室臨時麻酔待機 約8回/月(スタッフとのペア体制)
集中治療室当直 約3回/月
■取得可能資格と必要期間
2012年度以降、麻酔科初期研修コースは2年研修コースに再編されるので、後期研修は院内研修を終えた場合も、院外から応募される場合も3年次から始まることになります。当科では麻酔専門医取得までの期間、つまり5年間を後期研修と設定しています。
後期1年目?
・一般手術麻酔(主に外科、産婦人科、耳鼻科、泌尿器科、形成外科、口腔外科、整形外科、脳神経外科、眼科など)の定型的麻酔手技の習得、心エコー研修
・担当症例数 500症例/年以上
・麻酔セカンド当番(8回/月)を担当
・関連地方会での学会発表
・院内学術雑誌への投稿
後期2年
・中等症から重症症例麻酔(胸部外科、末梢血管外科など)?管理・ICU研修(比較的単純な術後症例の管理、基本的な手技の習得)、後期一年次医の指導
・麻酔セカンド当番(8回/月)、ICUセカンド当直を担当(2回/月)
・麻酔科標榜医取得
・関連中央学会発表
・中央学会誌への投稿
後期3年目
・一般手術症例に加え、指導医と共に重症症例(心臓麻酔症例、外傷救急、ショック症例)を担当、ICU研修(敗血症、ショック症例の管理、気管穿刺などアドバンスな手技の習得)、ペインクリニック・緩和ケア外来研修(オプショナル)、後期二年次医の指導
・麻酔ファースト当番(4回/月)、ICUファースト当直(4回/月)
・経食道心エコー認定医試験
・関連中央学会発表
・中央学会誌への投稿
後期4?5年目
・一般手術症例に加え、重症症例を中心になって担当、ICU研修(複雑な病態生理をもつハイリスク症例を担当)、ペインクリニック・緩和ケア外来研修(オプショナル)、、後期三年次医の指導
・麻酔ファースト当番(4回/月)、ICUファースト当直(4回/月)
・麻酔科専門医試験、集中治療専門医試験、心臓血管麻酔専門医試験
・関連中央学会発表
・中央学会誌への投稿
※ 後期研修中に小児専門病院での3ヶ月間の小児麻酔研修を行います。
※ 後期研修終了後の進路に関しては、適時面談を行い最大限希望を実現できるように対応します。
■科としての実績(2009年度実績)
年間麻酔科管理症例数 5,388例(手術室数12室)
心臓麻酔症例数 320例
脳神経外科症例数 236例
帝王切開術 123例
緊急麻酔症例数 630例?
年間ICU入室症例 600例(ICUベッド数12床)?
急性血液浄化症例 81例?
PCPS施行症例 19例
NOガス適用症例 35例
ペインクリニック外来 週2日
緩和ケア外来 週2日
■週単位での科としてのスケジュール(カンファランスなど)
月曜日 朝 7:30? 抄読会
月?金曜日 朝 8:00? 8:30 術前症例検討会(術後検討会は随時開催)
毎日 朝 8:30? 9:00 集中治療室モーニングカンファ
月1回 朝 7:30? 8:30 ICUラウンド(全研修医向け)
隔週木曜日 朝 7:30? 8:30 緩和ケアモーニングカンファ
毎週木曜日 昼12:30?14:30 緩和ケア患者総回診
毎週土曜日 朝 8:30? 研修医勉強会
■具体的獲得目標を記載:専門医取得、学会発表、論文作成など
取得可能な認定資格と各資格の取得所要期間
麻酔標榜医・麻酔科認定医 2年?
麻酔科専門医 5年
麻酔科指導医 10年
集中治療専門医 5年
ペインクリニック専門医 5年
経食道心エコー認定医(日本心臓血管麻酔学会) 講習会受講と試験(期間は数年)
心臓麻酔専門医(日本心臓血管麻酔学会) 5年
毎年、北海道医学会での発表と中央医学会での発表を義務付けています。
また、論文作成を毎年最低1篇行い、5年次に専門医試験受験資格を得られるように3篇以上準備します。
※募集人数や研修期間、応募資格などは後期臨床研修医募集要項をご覧下さい。
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| 救急科 |
手稲渓仁会病院救急科は、地域医療の中心を担う基幹病院に基盤をおく救命救急センターとして活動しており、道央ドクターヘリの基地病院でもあります。救急科には2011年4月現在で8名の救急科専門医が専従しており、救急外来診療の他に、入院管理と院内救急への対応や、ドクターヘリ派遣、心肺蘇生法などの普及を行っています。
当施設での後期研修では、1次~3次までの救急初期診療や、救命救急センターとしての重要な機能である救命処置、多発外傷・心肺蘇生後その他特殊病態の初期治療や入院管理、メディカルコントロールや病院前救急治療など広い視野を持った救急医の考え方を習得し、全国各地の救急施設で救急医として活躍していただける人材の育成を目指しています。
■主たる専門医資格と条件
日本救急医学会専門医
取得条件
・専門医指定施設またはそれに準ずる施設での救急部門での専従期間36カ月以上(初期研修期間中の専従期間含む)
・医師免許取得後5年間以上の臨床経験
・日本救急医学会会員歴3年間以上
他の取得可能な専門医資格
日本外傷学会専門医
施設認定の名称
日本救急医学会専門医指定施設
日本救急医学会救急科専門医指定施設
日本救急医学会指導医指定施設
救命救急センター
道央ドクターヘリ基地病院
北海道DMAT指定医療機関
■研修計画
研修期間
3年間
■研修計画の概要
救急外来診療
内因・外因、診療科を問わず、急性期病態で受診する患者の初期診療を行います
救急車来院、救急ヘリコプターでの来院患者はもちろん、救急外来への自力来院患者の診療技術を習得します
特に重症患者の初期治療においては、チーム医療のリーダーとして機能できる救急医の育成を目指します
救急科入院患者の診療
多発外傷、中毒、その他の既存の専門科で扱わない病態で、救急医が入院管理を行うことが多い病態による入院患者の管理や、集中治療を習得します
病院前治療
近隣の救急医療システムのメディカルコントロールに関わる他、ドクターヘリ出動医師として、救急現場における病院前治療を学ぶことになります
他科研修、院外研修
・院外研修
当院とは形式の異なる救急施設として、特に3次救急に特化した救命救急型施設での研修を行っていただきます(施設、期間については個々に相談)。道内外各種の救急施設での研修が可能です。
・他科研修
後期研修の3年間のうち3ヶ月(または初期研修期間中の救急科専従期間)以内に限り、当院内の救急科以外の専門科での研修が選択可能です。
・時期
他科研修は研修3年目あるいは4年目に、院外研修は研修4年目あるいは5年目に行うことを基本としていますが、施設の状況により変更の可能性があります。
・各学年の研修内容
研修3年目(当院後期研修開始1年目)
・救命救急センタ―の外来業務に従事し、幅広く、多数の救急症例の初期診療に習熟する(6か月~9カ月)
・入院患者担当の救急科指導医の補佐として救急科入院患者管理を行う(3カ月~6カ月)
・救急科スタッフ医師のヘリ搭乗医に同行してドクターヘリ出動を経験する(通年)
研修4年目
・救急外来業務に関しては、救急科指導医から独立して行う機会を増やし、多発外傷や心停止患者、その他の重症患者の診療などのチーム医療のリーダーとして機能する(~9か月)
・救急科の入院患者管理を単独で行う(3カ月~)
・ドクターヘリDrとして単独で搭乗し、病院外治療のリーダーとして機能する(通年)
研修5年目
・外来、入院管理を通じ、救急科スタッフと同様に機能する
・救急外来の管理や他科との連携時のコーディネータとしての機能、地域の救急医療システムとメディカルコントロールについての認識を深める
■カンファレンススケジュール
症例検討会(前日の外来重症例と救急科入院中の症例検討) 毎朝8時半~
救急科抄読会 第3火曜10時半~
整形・救急検討会 第2火曜7時45分~8時30分
■救急施設実績
|
年度別患者数 |
2008年度 |
2009年度 |
2010年度 |
|
救急車搬送 |
4,000 |
4,539 |
4,355 |
|
独歩来院 |
18,850 |
22,065 |
20,739 |
|
救急入院総数 |
3,348 |
3,589 |
3,486 |
|
救急科入院 |
580 |
578 |
490 |
|
心肺停止 |
168 |
197 |
193 |
|
ドクターヘリ出動数 |
430 |
410 |
487 |
※募集人数や研修期間、応募資格などは後期臨床研修医募集要項をご覧下さい。
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| 整形外科 |
■はじめに(研修目標)
日本整形外科学会卒後研修ガイドライインに沿った整形外科疾患の病態・診断・治療についての基本的知識、検査および手術手技を習得することを目標とする。とくに当院は救急センターを併設していることから「運動器の外傷」症例が多く、様々な整形外科外傷患者の初期診断・治療・管理および骨折や軟部組織損傷に対する手術手技を習得に重点を置く。
■主たる専門医資格と取得までの期間、条件
「日本整形外科学会認定専門医」、6年間の研修歴
■他の取得可能な専門医資格
「日本手外科学会認定手外科専門医」、5年間の研修歴
■施設認定の名称
・日本整形外科学会認定専門医研修施設
・日本手外科学会認定専門医研修施設
■研修計画
・ 後期研修1年目:常勤医または上級研修医指導下に病棟での術前術後管理と手術が主な業務。外来診療は原則ないが、術後患者の外来経過観察は行う。1年間に約300~350例の手術に入り、そのうち約60~80例で手術執刀を行う。
・ 後期研修2年目:病棟と手術業務の他に、外来診療を週2回行う。1年間に約300~350例の手術に入り、そのうち約100~150例で手術執刀を行う。但し、執刀手術件数は各研修医の手術手技習熟度により異なる。
(尚、初期臨床研修3年修了後の卒後4年目の研修医で、かつそれまでに整形外科研修施設で整形外科の研修を行った研修医はこの段階から後期研修を始める。)
・ 後期研修3年目以降:病棟、手術、外来業務。特に基本的な手術に関しては術前準備、手術説明、執刀、術後管理、後療法を一人で確実にできることを目標とする。
・ 当院で研修する機会の少ない整形外科疾患(例えば骨・軟部組織の悪性腫瘍や小児疾患など)については、他施設での短期研修を推奨し紹介する。
・ 学会・研究会発表と論文
■カンファレンススケジュール(毎朝7時45分~8時30分)
月曜日:手術症例検討会
火曜日:レントゲンおよび病棟患者検討会
水曜日:整形外科抄読会、病棟患者検討会
木曜日:リハビリ抄読会、病棟患者リハビリ検討会
金曜日:手の外科と膝疾患に関する研修医勉強会
■整形外科実績(2010年度)
・月間外来患者数 3,205人、1日外来患者数 154人(新患15人)
・月間入院患者数 1,559人、平均在院日数 21.9日
・年間手術件数 1,009件
(外傷51%、膝12%、上肢5%、股関節・脊椎4%、外来16%、その他12%)
■当整形外科の特徴
・ 全身管理を必要とする多臓器損傷、多発外傷や合併症の多い症例に対しても他科と連携し積極的に治療を行っている。
・ 当科は札幌市手稲区・西区、石狩市、小樽市、後志地方の病院や開業医と病病・病診連携を積極的に行っており、「札幌市大腿骨近位部骨折地域連携バス協議会」および「手稲石狩銭箱整形外科連携協議会」の事務局がある。
・ 地域医療支援として常勤医が余市協会病院と市立小樽病院への外来診療応援を行っている。
・ 3名の整形外科専属秘書(医師事務作業補助職員)がおり日常の整形外科業務がスムーズに行われている。
※募集人数や研修期間、応募資格などは後期臨床研修医募集要項をご覧下さい。
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| 耳鼻咽喉科/頭頸部外科 |
当科は札幌市手稲区・西区、小樽市、後志地区の多くの開業医と病診連携をとっており、手術を含めた紹介症例が多いのが特徴です。スタッフは耳鼻咽喉科・頭頸部外科疾患の各専門分野をサブスペシャリティーとして網羅しており、基本的な疾患から高度な専門的検査、手術が必要な耳鼻咽喉科・頭頸部疾患に対応しています。また、当院の救命救急センターから入院治療が必要な救急疾患が紹介され、多くの症例を経験できるのも特徴です。
■主たる専門医資格と取得までの期間、条件
下記、日本耳鼻咽喉科学会認定耳鼻咽喉科専門医の資格の取得条件を満たした場合、日本耳鼻咽喉科学会専門医認定試験の受験資格を取得できます。
・ 日本国の医師免許を有する者。
・ 連続して3年以上、日本耳鼻咽喉科学会の正会員である者。
・ 日本耳鼻咽喉科学会が基準に基づいて認可した耳鼻咽喉科専門医研修施設において、研修カリキュラムに従い臨床研修終了後4年以上の専門領域研修(そのうち3年以上は耳鼻咽喉科専門医研修施設における研修でなければならない。)を修了した者。
詳しくは日本耳鼻咽喉科学会ホームページを参照してください。 http://www.jibika.or.jp/
■他の取得可能な専門医資格
日本気管食道科学会認定 気管食道科専門医
■施設認定の名称
日本耳鼻咽喉科学会専門医研修施設
日本気管食道科学会認定専門医研修施設
■研修計画
研修3年目
外来は原則なし。手術は、口蓋扁桃摘出術、アデノイド切除術、中耳チューブ留置術、気管切開術を中心に100件以上執刀する。また助手として100件以上の手術を経験する。入院患者は原則全例について担当医となる。
研修4年目
外来は週1回。手術は、上記の他、鼻・副鼻腔内視鏡下手術、喉頭直達鏡下手術、リンパ節摘出術を50件以上執刀する。また助手として100件以上の手術を経験する。入院患者は原則全例について担当医となる。また頭頸部癌患者の緩和ケアを担当する。
研修5年目
外来は週1回。手術は、上記に加え、耳下腺腫瘍摘出術、甲状腺腫瘍摘出術など頸部手術を20件以上執刀する。また助手として100件以上の手術を経験する。入院患者は原則全例について担当医となる。他施設で小児耳鼻咽喉科の短期研修を行う。
その他
最低年1回の学会発表を行う。また年1編論文を執筆する。他施設での短期研修、外来・手術見学も推奨する。
専門医取得に必要な4年目の研修先は、各自の希望に応じて、国内の専門医研修施設を紹介する。
研修医は土・日・祝日回診当番が月4回程度。週に1日完全コールフリー日あり。夜間病棟、外来呼び出し当番は月10日程度。当直なし。
・最低年1回の学会発表を行ってもらいます。また年1編論文を執筆してもらいます。
また、他施設での短期研修、手術見学も推奨します。
■カンファレンススケジュール
毎朝8時からカンファレンス・勉強会があります。
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月 |
入院症例カンファレンス |
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火 |
手術症例カンファレンス |
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水 |
病理カンファレンス・嚥下カンファレンス(月1回)、上級医によるレクチャー、研修医向けのレクチャーなど |
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木 |
外来症例カンファレンス |
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金 |
海外文献抄読 |
■科の実績(2010年)
1日平均外来患者数 35人 1日平均入院患者数 15人
平均在院日数 8日 年間手術件数 440件(手術室使用例のみ)
手術例数の詳細
外耳道腫瘍・異物摘出術 2例 鼓膜形成術 13例 鼓室形成術 25例 あぶみ骨手術 2例 中耳根治術 1例 中耳チューブ留置術 全麻下22例 鼻中隔矯正術(含む粘膜下下鼻甲介切除術) 7例 鼻茸切除術 1例 内視鏡下副鼻腔手術 63例 内視鏡下蝶口蓋動脈結紮術 8例 内視鏡下鼻副鼻腔良性腫瘍摘出術 5例 下鼻甲介アルゴンプラズマ焼灼術(外来手術) 2例 アデノイド切除術 4例 両口蓋扁桃摘出術 55例 アデノイド切除術+中耳チューブ留置術 3例 アデノイド切除術+両口蓋扁桃摘出術 13例 アデノイド切除術+両口蓋扁桃摘出術+中耳チューブ留置術 6例 扁桃周囲膿瘍切開術 局麻31例 唾石摘出術口内法 全麻4例 局麻(外来手術)2例 舌小帯切除術 1例 口腔良性腫瘍摘出術 1例 顎下腺摘出術 5例 耳下腺良性腫瘍摘出術 24例 耳下腺悪性腫瘍摘出術 2例 耳下腺悪性腫瘍摘出術+再建手術 1例 声帯ポリープ手術 15例 その他喉頭直達鏡下手術 23例 気管切開術 50例 気管孔形成・開大術 4例 気管孔閉鎖術 9例 声門閉鎖術 5例 甲状軟骨形成術 4例 披裂軟骨内転術 2例 食道異物摘出術 全麻4例 リンパ節生検術 19例 正中頸嚢胞摘出術 3例 甲状腺良性腫瘍摘出術 5例 副甲状腺良性腫瘍摘出術 1例 甲状腺悪性腫瘍手術(頸部郭清術) 16(4)例 深頸部膿瘍切開術 8例 頸部郭清術 7例 口腔癌切除+再建手術 6例 口腔癌部分切除術 2例 喉頭全摘術(含む頸部郭清術および再建手術) 3例 喉頭部分切除術(含む頸部郭清術) 4例 咽頭癌切除及び再建手術(含む頸部郭清術) 2例 その他頸部手術 5例
※耳鼻咽喉科の紹介はHP診療科紹介をご覧下さい。
※募集人数や研修期間、応募資格などは後期臨床研修医募集要項をご覧下さい。
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| 眼科 |
■はじめに
この研修プログラムは、眼科臨床医として必要な基礎・臨床知識、診断・治療技術、手術手技および判断力を後期研修医が身につけ、眼科専門医として十分な診断治療技術を習得することを目的とする。当プログラムは日本眼科学会専門医制度の定める専門医資格の取得を目標とするので、同制度の規定に従って、初期目標である7領域(角結膜、緑内障、白内障、網膜硝子体・ぶどう膜、屈折矯正・弱視・斜視、神経眼科・眼窩・眼付属器、他科との連携)について、眼科専門医を眼科研修委員として配し、研修委員の指導の下、豊富な症例の中から定められた期間内に幅広い知識と高度な技量を習得できるようにする。患者の人格を尊重し、病状を良く聞き、問題を解決するための理論的思考を身につけることにより、眼科医としての倫理観・診療態度の習得も目標とする。
また当科では網膜硝子体疾患や神経眼科疾患の診療に重点をおいており、特にこれら分野での診断や治療の技術向上を目指して、具体的な研修目標を設定する。併せて学会発表、論文作成を通してさらなる専門知識を身につける姿勢を養う。
当研修プログラムでは、眼科専門医としての基礎知識を習得するだけではなく、困難な症例に直面した場合でも適切な診断や治療に至る考え方を養うことにも重点を置く。患者の訴えを丁寧に受け止め、身体的精神的な不安や苦痛を和らげることのできる眼科専門医を目指すものである。
■主たる専門医資格と取得までの期間、条件
・日本眼科学会専門医制度認定専門医
4年間の研修歴
(このうち当初2年のうち1年間は日本眼科学会専門医制度の定める基幹研修施設での研修となる)
・他の得取可能な専門医資格:なし
■施設認定の名称
日本眼科学会専門医制度研修施設
| 研修計画 |
日本眼科学会専門医制度の定める専門医資格取得のための7領域にわたる初期目標へのプログラム(1~7)
■眼科研修プログラム 角結膜
【到達目標】
診療に必要な知識の修得
・角結膜の正常構造と機能を説明できる
・主要角結膜疾患(各種結膜炎、ドライアイ、結膜腫瘍、角膜潰瘍、単純ヘルペス角膜炎、帯状ヘルペ ス角膜炎、角膜真菌症)の病態生理を説明できる
臨床に必要な基本的検査と所見を把握できる
・細隙灯顕微鏡検査で球結膜、瞼結膜、角膜の表層、実質、内層所見をとることができる
・フルオレセインによる角膜の染色所見の判定、解釈ができる
・スペキュラーマイクロスコープの検査と所見の解釈ができる
・上皮型角膜ヘルペスの診断ができる 治療ができる。
・ドライアイの検査と診断ができる
・結膜炎の鑑別診断(流行性角結膜炎、細菌性結膜炎、ウイルス性結膜炎、アレルギー性結膜炎ができ、治療ができる
7、円錐角膜の診断ができる
臨床に必要な基本的処置ができる
・点眼薬・眼軟膏の使い方を理解し、処方ができる
・流行性角結膜炎の診断と感染防止の対応ができる
・結膜異物の除去ができる
・涙点プラグ挿入術ができる
・角膜潰瘍の治療ができる
基本的眼科手術に参加する
・翼状片切除術ができる
・角膜移植術の手術適応を理解している
救急疾患の初期治療に参加する
・角膜異物が除去できる
・角膜外傷(化学腐蝕、熱傷を含む)の治療に参加する
・角膜穿孔に対する手術の助手ができる
〔経験すべき疾患〕
細菌性角膜潰瘍、単純ヘルペス角膜炎、帯状ヘルペス角膜炎、角膜真菌症、点状表層角膜炎、角膜実質炎、蚕食性角膜潰瘍、兎眼性角膜炎、乾性角結膜炎、糸状角膜炎、水疱性角膜症、化学火傷、角膜裂傷、角膜異物
■眼科研修プログラム 白内障
【到達目標】
診療に必要な知識の修得
・水晶体およびその周囲の組織の正常構造を説明できる
・続発性白内障の成因を説明できる
基本的検査技能の修得
・細隙灯顕微鏡検査で、水晶体の混濁や核硬度を評価できる
・白内障眼の眼底検査(単眼倒像鏡)ができる
・電気生理検査(ERG)の評価ができる
・超音波検査(A・Bモード検査)ができ、症例に応じた眼内レンズ度数の選択がきる
・角膜内皮細胞密度の計測と評価ができる
・眼軸長を測定し、眼内レンズの度数を決定できる
基本的処置の修得
・点眼薬・眼軟膏が適切に使用できる
・結膜下注射ができる。テノン嚢内注射による眼局所麻酔ができる。
白内障手術手技の修得
・白内障手術の適応を判断できる
・白内障手術の術前・術後管理ができる、術創の評価ができる。
・術後合併症としての高眼圧、虹彩毛様体炎、眼内炎、黄斑浮腫の診断ができる
・白内障手術の助手ができる
・標準的な白内障手術(水晶体嚢外摘出術、超音波水晶体乳化吸引術、眼内レンズ挿入術)ができる
・白内障手術の術中合併症を理解し、状況に応じた方針をたてることができる。
・後発白内障切開術の適応が判断でき、実施ができる
・水晶体脱臼を診断できる
〔経験すべき疾患〕
水晶体とIOL位置異常(水晶体脱臼、IOL偏位、IOL脱臼)、白内障(先天白内障、加齢による白内障、併発白内障、部位別:皮質白内障、核白内障、後嚢下白内障、程度分類:初発白内障、成熟白内障、過熟白内障)
■眼科研修プログラム 緑内障
【到達目標】
知識を身につける
・前房、隅角の正常構造と機能について説明できる
・眼圧と視神経乳頭陥凹の関連について理解し、説明できる
・続発緑内障の原因について説明できる
・緑内障治療薬の作用機序と副作用を説明できる
検査が実施でき、正確な所見を把握できる
・眼圧測定(圧平式)ができる
・隅角検査ができ、所見を評価できる
・視神経乳頭異常、神経線維欠損の評価ができる
・視野検査(動的・静的)ができ、評価ができる
・開放隅角緑内障を診断して、手術適応を含めた治療計画をたてることができる
・血管新生緑内障を診断して治療計画がたてられる
手術に参加する
・線維柱帯切除、線維柱帯切開術の手術の助手ができる。
・線維柱帯切除、線維柱帯切開術の術前指示と術後の処置ができる
・緑内障手術の合併症を理解してる
初期治療に参加する
・急性緑内障発作の診断と処置ができる
・レーザー虹彩切開術の適応を判断できる
・レーザー虹彩切開術ができる
原発開放隅角緑内障(原発開放隅角緑内障、正常眼圧緑内障、高眼圧症)、原発閉塞隅角緑内障(急性および慢性)、続発緑内障(ぶどう膜炎に続発する緑内障、眼内腫瘍による緑内障、落屑症候群、血管新生緑内障など)、発達緑内障
■眼科研修プログラム 網膜硝子体、ぶどう膜
【到達目標】網膜硝子体疾患とぶどう膜疾患を診断し、治療方針をたてることができる
診療に必要な知識の修得
・網膜、硝子体、ぶどう膜の解剖と生理的機能を説明できる
・サルコイドーシス、ベーチェット病、原田病、各種虹彩毛様体炎の病態を説明できる。
・糖尿病網膜症の病期分類、高血圧網膜症の病期分類を説明できる
・裂孔原生網膜剥離の病態を説明できる。牽引性網膜剥離を説明できる
・網膜静脈閉塞症・網膜動脈閉塞症の病態ついて説明できる
・黄斑円孔 黄斑上膜 黄斑浮腫 について説明できる
・加齢黄斑変性症の眼底所見、造影所見 OCT所見を包括的に説明できる
・抗VEGF剤、トリアムシノロンなどの薬剤の硝子体内注射の適応と効果、副作用を説明できる
・光線力学療法の作用機序と適応副作用について説明できる
・網膜色素変性の病態を説明できる
基本的検査技能の修得
・細隙灯顕微鏡で前眼部、中間透光体を検査し、前置レンズで眼底検査ができる
・倒像検眼鏡で眼底検査で観察ができる
・光干渉断層計(OCT)を実施し、黄斑部浮腫の評価、黄斑円孔ステージ分類、加齢黄斑変性症での脈絡膜新生血管の伸展の程度の評価ができる
・ERG実施し、白内障の手術適応、網膜剥離の病状の程度を評価ができる
・網膜剥離、硝子体出血での超音波Bモードの検査と評価ができる
・蛍光眼底造影検査(FA・IA)が実施でき、副作用を把握し、緊急時の対応ができる
・眼底検査、FAG、OCT所見を総合して中心性漿液性網脈絡症診断して治療計画をたてられる。
・糖尿病網膜症の病期分類、治療を説明でき 診断して治療計画をたてられる
・網膜静脈閉塞症・網膜動脈閉塞症の診断と治療計画をたてられる
・眼底検査で網膜剥離の原因裂孔の位置と後部硝子体剥離を確認し治療計画をたてられる。
・眼底検査、FAG、ICG,OCTの所見を総合し、加齢黄斑変性症の病型を診断して治療計画をたてられる。
・救急疾患(眼外傷、眼内炎など)の診断と治療計画をたてられる
基本的治療技能の修得
・網膜裂孔、糖尿病網膜症、網膜静脈分枝閉塞症の光凝固治療の適応を理解し、光凝固治療を行うことができる
・結膜下注射、テノン嚢下注射、硝子体内注射ができる。
・急性期の網膜動脈閉塞症を診断して治療計画をたてられる。
・網膜硝子体手術における術前指示、手術助手および術後管理ができる
・加齢黄斑変性症に対する薬剤の硝子体注入の治療ができる。
〔経験すべき疾患〕
糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞症・網膜動脈閉塞症、高血圧性網膜症、加齢黄斑変性、網膜色素変性、網膜剥離、網膜腫瘍、未熟児網膜症、中心性漿液性網脈絡症、網膜上膜、黄斑円孔、黄斑牽引、ぶどう膜炎(サルコイドーシス、ベーチェット病、原田病、虹彩毛様体炎、眼内炎、トキソプラスマ症など)、脈絡膜腫瘍
■科研修プログラム 屈折矯正、弱視、斜視
【到達目標】
診療に必要な知識の修得
・視力、両眼視の定義を説明できる
・視力・屈折・調節・両眼視の検査法を説明できる
・屈折矯正法について説明できる
・斜視の病態と疾患分類を説明できる
・弱視の病態と疾患分類を説明できる
・眼位異常とその治療法や対処法を説明できる
・斜視手術の適応判断ができる
・色覚異常の分類とその原因を理解し、説明できる
基本的検査技能の修得
・視力検査・屈折検査・調節検査・両眼視機能検査を行い、その評価ができる
・色覚検査とその評価できる
・眼位異常のプリズム定量ができる
・小児、乳幼児の診察できる
基本的治療技能の修得
・眼鏡処方、コンタクトレンズ処方ができる
・視能訓練、弱視治療の適応を判断できる
・視能訓練、弱視治療ができる
・プリズム眼鏡、フレネル膜処方ができる
・斜視手術に関する術前、術後処置ができる
・斜視手術に関する麻酔(点眼麻酔、浸潤麻酔)ができる
基本的眼科手術の修得
・斜視手術の助手ができる
・斜視手術ができる
〔経験すべき疾患〕
屈折異常(近視、遠視、乱視)、弱視(斜視性、不同視性、形態覚遮断性、屈折性)、内斜視(調節性、部分調節性、非調節性)、外斜視、上下斜視、斜位、先天性色覚異常
■眼科研修プログラム 神経眼科、眼窩、眼付属器
【到達目標】
神経眼科及び眼窩解剖学的知識の修得
・眼球・眼瞼・眼窩、涙道の解剖を説明できる
・視路、瞳孔運動、眼球運動、眼瞼運動の神経機構を説明できる
・瞳孔の形態異常、瞳孔不同、RAPDの有無を把握し、説明できる
・近見反射‐対光反射解離を説明できる
・先天眼振、後天眼振の発現機序を説明できる
・外眼筋の作用方向、複視の発現機序を説明できる
・眼球突出、眼球偏位の機序を説明できる
・下垂、兎眼の機序を説明できる
・視野検査から、視覚障害の局在診断ができる
・視神経乳頭の腫脹、委縮の機序を説明できる
・流涙、ドライアイの機序を説明できる
診断治療における技能の修得
・主訴に対応した病歴、既往歴の聴取とカルテ記載ができる
・対座法、ゴールドマン視野計による視野検査ができ、その評価ができる
・瞳孔径、対光反射、近見反射の評価ができる
・Hirshberg法により、眼位・眼球運動の評価ができる
・赤ガラス試験、引っ張り試験ができる
・Hess氏複像検査の施行(記載)と評価ができる
・眼振を評価し、その鑑別診断ができる
・瞼裂幅、上眼瞼挙筋機能の測定と評価ができる
・視神経乳頭の所見の記載と評価ができる
・視覚誘発電位図、網膜電位図の記録と評価ができる
・CT・MRI・エコー等の画像診断ができる
・涙嚢洗浄、鼻涙管ブジーを行い、涙道の閉塞・狭窄部位を同定できる
・甲状腺眼症の診断を行い、適切な治療方針を立てることができる。
・視神経炎に対するステロイドパルス治療の適応判断を適切に行い、治療時には患者の安全管
理ができる。
視神経炎、虚血性視神経症、外傷性視神経症、心因性視覚障害、うっ血乳頭、視神経萎縮、半盲、眼振、外眼筋麻痺、開散麻痺、輻輳痙攣、Adie症候群、Horner症候群、核間麻痺(MLF症候群)、重症筋無力症、Fisher症候群、甲状腺眼症、眼窩炎性症候群(眼窩偽腫瘍)、眼窩腫瘍、眼窩底骨折、眼窩蜂窩織炎、慢性涙嚢炎、先天性鼻涙管閉塞
■眼科研修プログラム 他科診療連携
【到達目標】
・全身疾患と眼の関係を理解し、他科の医師と共同して治療にあたることができる
・眼疾患から必要な他科への依頼ができる能力を身につける
・他科からの依頼による眼科適検査、診断、治療(手術)ができる
・他科との連携診療の必要性を患者と家族に分かりやすく説明できる
〔経験すべき疾患〕
全身的病変を伴う眼外傷、糖尿病、循環器疾患(高血圧、内頚動脈閉塞、動脈硬化、一過性脳虚血発作など)、透析患者、ぶどう膜炎(サルコイドーシス、ベーチェット病など)、神経眼科的な所見を呈する脳血管障害、脳腫瘍、脱髄性疾患、筋肉疾患、血液・造血器疾患および膠原病、未熟児網膜症、アトピー性皮膚炎など眼科的な所見を呈する皮膚疾患、心因性疾患、全身麻酔を要する手術患者
初期目標
・眼科手術あるいは眼底造影検査における全身状態変化(副作用)を理解し、他科と連携できる
・全身麻酔が必要な患者の全身管理を麻酔科と協力してできる
・循環器患者からの眼底検査以来に適切に対応できる
・糖尿病患者の眼底管理を行い、必要に応じて内科医へ連絡する
・上記以外の他科からの視機能検査 眼合併症精査の依頼に適切に対応できる
・眼症状から全身疾患が疑われた場合に他科への精査以来ができる
・未熟児網膜症の治療の必要性を判断できる
■年次ごとの研修計画
当院研修3年目
指導医のもとで眼科診療全般に要求される基礎的な知識、技能、患者さんへの対応について外来研修および病棟研修を行う。
・視力検査、屈折検査、眼圧検査、視野検査 ERG、超音波検査を実施し結果を評価する。
・角結膜炎の診断と治療、緑内障の薬物治療、光凝固、小手術、眼科救急処置などを経験する。
・ 後半で外来新患を担当する。
・病棟で、前眼部や白内障の患者さんを診察し、術後合併症がある場合は適切に対処できる。
・病棟で、神経眼科の患者さん(視神経疾患、眼球運動障害など)を担当する。
・白内障手術の助手。さらに実際に執刀して手術トレーニング開始。
・1編の学会報告を行い、症例の分析、治療データの解析などの臨床研究論文を投稿する。
週刊スケジュール
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月 |
火 |
水 |
木 |
金 |
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午前 |
病棟 |
外来(見学) |
病棟 |
外来(見学) |
病棟 |
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午後 |
手術 |
手術 |
病棟 |
手術 |
外来 |
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夕方 |
カンファ 口頭試問 |
||||
・研修1年目:他院後期研修修了し、当院後期研修開始1年目記述した当院研修3年目プログラムに加えて、以下の研修を行う
・当院電子カルテシステムの操作の習得
・当院救急部での、当直業務の研修
研修2年目
当院初期研修修了し当院後期研修1年目、他院後期研修修了し、当院後期研修開始2年目
・眼科外来診療を行う
・病棟で白内障、緑内障、網膜硝子体疾患の患者さんを診察し、術後合併症がある時は適切に対処できる。
・白内障手術執刀、緑内障手術や網膜硝子体手術の助手
・病棟で、緑内障や網膜剥離の患者さんを診察し、術後合併症がある場合は適切に対処できる。
・症例の分析、治療データの解析についての2編異常の学会報告、および臨床研究論文を投稿する。
週刊スケジュール
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月 |
火 |
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木 |
金 |
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午前 |
病棟 |
外来 |
病棟 |
外来 |
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手術 |
手術 |
病棟 |
手術 |
外来 |
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夕方 |
カンファ 口頭試問 |
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研修3年目
当院初期研修修了し当院後期研修2年目、他院後期研修修了し、当院後期研修開始3年目記述の2)の計画に準じる
研修4年目
当院初期研修修了し当院後期研修3年目、他院後期研修修了し、当院後期研修開始4年目
・網膜復位術、緑内障手術のトレーニング開始。
・網膜硝子体および神経眼科分野において、以下のような臨床経験と高度な手術を経験する。
・眼底検査、FAG、ICG,OCTの所見を総合し、加齢黄斑変性症の病型を診断して治療計画をたてられる。
・甲状腺眼症の診断を行い、適切な治療方針を立てることができる。
・視神経炎に対するステロイドパルス治療の適応判断を適切に行い、治療時には患者の安全管理ができる。
・網膜復位術を執刀する
・臨床研究を行い、科学的思考力を習得し、学会発表および論文投稿する。
研修5年目
当院初期研修修了し当院後期研修4年目、他院後期研修修了し、当院後期研修開始5年目
研修成果評価方法
研修医と教育スタッフのチームを作り、検査・診断・基本的治療について研修プログラムにある項目に沿って直接指導する。カンファランス、口頭試問、手術実技の際に既述の7つの領域の中の到達目標について、
A:十分達成された
B:ほぼ達成された
C:やや不十分
D:まったく不十分
E:研修の機会がなかった
以上の5段階の評価を行い、達成が不十分な項目については、適宜研修を追加する。
研修医が受け持つ学会発表、論文作成においては、データや症例のまとめ方、適切な文献の引用につ
いて担当研修委員が評価する。
研修の獲得目標
・光凝固術 3年間で20件
・水晶体再建術 当初2年間で100件(執刀50件)
・網膜復位術 3年間で助手10件(執刀5件)
・加齢黄斑変性症の眼内薬剤投与 3例
・視神経炎または甲状腺眼症患者の入院治療 3件
・学会発表 2件
・論文作成 1件
・研修5年目の6月に、日本眼科学会専門医制度の専門医試験受験
■カンファランススケジュール
眼科カンファランスにて、患者さんの所見の解釈、診断、治療方針への理解度を評価する。
・日時と場所:毎週木曜日午後6時から 眼科病棟診察室にて
金曜日に口頭試問を行い、1週間の研修の達成度を評価する
・日時と場所:毎週金曜日午後6時から 医局にて
■当科の実績
実績(平成22年1月から12月まで)
内眼手術 総数1361件
白内障手術 1012件
緑内障手術 27件
網膜復位術 38件
硝子体手術 270件
その他 14件
外眼手術 総数137件
斜視手術 16件
眼瞼下垂手術 27件
その他眼瞼手術 10件
涙道の手術 4件
眼窩手術 32件
レーザー手術 総数631件
レーザー虹彩切開 24件
後発白内障切開 46件
網膜光凝固 561件
※募集人数や研修期間、応募資格などは後期臨床研修医募集要項をご覧下さい。
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| 小児科 |
■はじめに
当院小児科は、札幌、北海道の急性期・重症疾患を対象とした2次、3次小児科医療をおこなっている。一般小児科、小児循環器科、小児NIV(Noninvasive Ventilation:非侵襲的換気補助療法)センター(在宅ケア)と3部門からなり、9名の指導医と4名の臨床研修医(研修3年目~5年目)で診療を行っている。当科での研修プログラムの特徴を下記に示す。
・症例が豊富で多彩であり、特に重篤な疾患が多い。小児疾患全般を幅広く経験でき、診療に必要な手技(採血・点滴、気管チューブ挿入、中心静脈ライン挿入、胸腔穿刺、髄液採取、骨髄穿刺、腸重積整復、心エコー検査、腹部エコー検査等)を覚える充分な機会がある。
・小児科全般の基礎研修(研修3年目)に加え、研修4年目、5年目では各自のキャリア・プランに応じたテイラー・メイドな臨床研修に対応している。
・毎朝の入院症例のカンファレンス、また毎日の昼食を食べながらの勉強会(ヌーン・カンファレンス)など、小児科医必須の基礎知識やまた専門的な知識を得る場が数多く用意されている。
・学会発表や論文作成する症例に恵まれている。年2~3回の学会発表、年間1つ以上の論文作成を課題とし、学術的な育成を目標とする。
■主たる専門医と取得までの期間、条件
日本小児科学会認定小児科専門医
・日本小児科学会入会後5年間、かつ 5年間以上の研修歴
■他の取得可能な専門医資格
・小児循環器専門医 (5年間の日本小児循環器修練施設での研修が必要)
■施設認定の名称
・日本小児科学会研修支援施設
・日本小児循環器学会修練施設
・日本アレルギー学会認定準教育施設
■研修計画
・研修3年目:主に病棟チームリーダーとしての役割をなす。一般小児科病棟、新生児・NICU病棟を交代で分担する。
・研修4年目、5年目:本人の希望に沿い、テイラーメイドな研修ができるよう柔軟に対応する。ただし、研修4年目に、血液・悪性疾患研修1ヶ月(院外)およびNICU研修2ヶ月(院外)を必須とする。
いろいろな部署で多彩な研修を受けたい
・研修4年目:一般小児科 6ヶ月、NICU(院外) 2ヶ月、血液(院外) 1ヶ月、ICU 3ヶ月
・研修5年目:一般小児科 3ヶ月、循環器 3ヶ月、在宅ケア3ヶ月、救急 3ヶ月
例2)一般小児科をしっかり研修したい
・研修4年目:一般小児科9ヶ月、NICU(院外)2ヶ月、血液(院外) 1ヶ月
・研修5年目:一般小児科12ヶ月、
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名称 |
主催科 |
内容 |
日時 |
場所 |
| 病棟カンファレンス | 小児科 | 入院全症例の診断および 治療方針の検討 |
毎日 |
小児病棟 |
| 周産期カンファレンス | 産科、小児科 | 分娩、胎児、新生児に 関する検討 |
水曜日 |
産科病棟 |
| ICUカンファレンス | 小児循環器科、 小児科、麻酔科 |
ICU症例の 治療方針の検討 |
毎日 |
ICU |
| 術前カンファレンス | 小児循環器科、 心臓血管外科 |
手術症例の術前検討 |
月曜日 |
小児病棟 |
| 在宅患者 カンファレンス |
小児NIVセンター | 在宅NIV使用症例の検討 |
木曜日 |
小児NIVセンター |
| ヌーン・カンファレンス | 小児関連科 | 昼食をとりながらの勉強会 |
月~金曜日 |
会議室 |
■科の実績
一般小児科診療
・外来数 平均50-60人/日(平成22年度:平均52人/日)、紹介数 55 - 60 例/月(平成22年度:平均57例/日)、入院総数 1300-1500例/年(平成22年度 1409例)
・道央圏の3次小児救急に対応している。人工呼吸管理を必要とする症例はもとより、急性壊死性脳症、溶血性尿毒症症候群、敗血症ショック、劇症型心筋炎などが搬送され、小児の脳低体温療法、血液浄化や時には補助循環なども行っている(3次対応 15 - 20例/年)。
新生児・NICU診療
・分娩数は、年間 400-500例(平成22年度 476例)。
・平成22年度7月から3床の小規模NICUを開設。
胎便吸引症候群、新生児感染症、先天性心疾患など主に新生児疾患を対象に診療。超未熟児や極小未熟児の診療研修については、提携した札幌市立病院NICUにて院外研修を併せ行っている。
小児循環器診療
・心臓カテーテル検査 : 年間40-50例(平成22年:43例)。
・カテーテル治療(肺動脈弁狭窄や大動脈弁狭窄に対するバルーン弁形成術、末梢性肺動脈狭窄に対するバルーンやステント拡大術、動脈管や側副血管に対するコイル塞栓術など) : 年間15-25例(平成22年:17例)。
・新生児・小児心疾患手術 : 年間30-40例(平成22年:人工心肺使用34 例、非人工心肺使用 5例)。
小児NIVセンター診療
・鼻マスクを用いた人工呼吸器(非侵襲的換気補助療法)を用いて小児の呼吸不全を治療している。
・在宅呼吸器管理、在宅全身管理を実践し、小児の在宅医療を研修する。
・平成22年度 紹介患者数 22例、新規在宅導入 8例、在宅患者数 42例。
≫診療部小児科 こちらのページにも後期研修について紹介がありますのでご覧ください。
※募集人数や研修期間、応募資格などは後期臨床研修医募集要項をご覧下さい。
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| 病理科 |
■目標
病理診断専門医として適切な医療に貢献するために、診断病理学の必要な知識、技能、態度を病理専門医研修カリキュラムに沿って、修得することを目標とする。
■計画
研修3年目
各人の技能に応じて消化器病理・婦人科病理・泌尿器科病理などでの基本的診断技能を獲得することを目標とし、外科病理診断、細胞診断の研修を行なう。病理解剖は助手として手技研修の後、主執刀医として病理解剖報告書を作成し、症例検討会を行なう。
研修4年目
より幅広い分野での外科病理診断を習得する。診断困難例について、文献的検索、コンサルタントなと適切に対応できる能力を獲得する。この年次に解剖医資格(具体的には助手5例、主執刀医として15例)を獲得することが望ましい。また、細胞診の基本的な診断に取り組む。
研修5、6年目
外科病理診断、細胞診の診断技能を修得しつつ、病理指導者としてのトレーニングをはじめる。同時に、病理診断科の運営方法、リスク管理などについて研修を行う。また、各人の希望に応じて他施設における研修を行うことも可能。院外研修は 1)他施設の指導医による病理診断の研修、2)幅広い分野、専門性の高い病理診断分野の研修、3)臨床病理に必要な研究主義の研修などを目的とする。
■カンファレンス
・木曜日夕方 消化器病理カンファレンス
・火曜日午前 消化器病理外科カンファレンス
・月1回 乳腺病理カンファレンス
・月1回 耳鼻科病理合同カンファレンス
・隔月 細胞診カンファレンス
その他、剖検症例臨床病理検討会、肝臓病理検討会、脳外科症例検討会、婦人科病理カンファレンス等
※募集人数や研修期間、応募資格などは後期臨床研修医募集要項をご覧下さい。
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