検査の目的
身 体 測 定 |
体脂肪率 | 体重に占める体内の脂肪の割合を示します。 | |
BMI | BMI=体重÷身長÷身長 25以上が肥満とされます。 | ||
腹囲 | おへその周囲を計測し内臓脂肪の程度を推定します。 | ||
眼 科 系 検 査 |
視力 | 遠方(5M)の視力を調べます。 | |
眼圧 | 眼球の内圧を調べます。緑内障の検査には欠かせない検査です。 | ||
眼底 | 眼球の奥にある網膜をみて、動脈硬化、糖尿病などの全身の状態を調べます。 | ||
聴 力 |
聴力 | 低音と高音の両方が聞こえるかを調べます。 | |
尿 検 査 |
比重/PH | 尿の濃さから腎臓の能力を調べます。 | |
尿蛋白 | 尿中に含まれているタンパク質のことで腎臓や尿路の異常を調べます。 | ||
尿糖 | 普通は尿中には糖分が含まれませんので、主に糖尿病を調べます。 | ||
ウロビリノーゲン ビリルビン |
肝臓障害や胆汁うっ滞などを調べます。 | ||
ケトン体 | 主に糖の供給状態や糖コントロールの状態を調べます。 | ||
潜血 | 尿に血液が混じっているかどうかで尿路系の異常を調べます。 | ||
沈渣 | 尿の中の細胞成分や細菌を顕微鏡で調べます。 | ||
呼 吸 器 検 査 |
胸部X線 | 胸部をX線撮影することで肺の異常や心臓の病気などを調べます。 | |
肺機能 | スパイロメトリーという機器で、肺活量、努力性肺活量、1秒量などで表される呼吸の力を調べます。 | ||
胃 腸 系 検 査 |
胃部X線 | バリウム検査で、食道・胃・十二指腸の異常を調べます。 | |
免疫学的便潜血 | 便に血が混じっていないかを調べます。大腸がんのスクリーニング検査として使われます。 | ||
超 音 波 検 査 |
腹部エコー | 超音波をあててはね返ってくる反射波を画像にして、肝臓、膵臓、腎臓、脾臓などの形や大きさなどを調べます。 | |
循 環 器 検 査 |
心電図 | 心筋の心収縮の状態を電位変化から調べます。 | |
血圧 | 心臓のポンプが正常に働いているか、高血圧・低血圧かを調べます。 | ||
血圧脈波 | 四肢の血圧と脈の波形や伝導速度によって血管の固さや詰まり具合を調べます。 | ||
C T 検 査 |
頭部CT | X線を用いて頭部の断層画像を撮影し、頭部の様子を調べます。 | |
血 液 検 査 |
血液学検査 | 赤血球 | 血液中で酸素を運ぶ働きをしている赤血球の数を調べます。 |
白血球 | 細菌などから体を守る白血球の数を調べます。 | ||
血色素 | 赤血球中に含まれる酸素を運搬する働きをする血色素の量を調べます。 | ||
ヘマトクリット | 血液全体に占める赤血球の割合を調べます。 | ||
MCV | 赤血球の体積を調べます。 | ||
MCH | 赤血球に含まれる血色素量を調べます。 | ||
MCHC | 赤血球体積に対する血色素量の割合を調べます。 | ||
血小板 | 出血したときその部分に粘着して出血を止める血小板の数を調べます。 | ||
血液像 | リンパ球、好中球、単球、好酸球、好塩基球の5種類の白血球に対して、各々の比率を調べます。 | ||
血清鉄 | 血液中に遊離している鉄成分である血清鉄の量を測定し、主に貧血の原因を調べます。 | ||
血清学検査 | CRP | 細菌・ウイルス感染など体内で炎症が起きているか調べます。 | |
肝機能検査 | 蛋白 | 栄養状態や肝臓の機能をみるために血液中に含まれる蛋白質の量を調べます。 | |
アルブミン | 栄養状態や肝臓の機能をみるために血液蛋白のうちで最も多く含まれるアルブミンの量を調べます。 | ||
ビリルビン | 黄疸の確認や肝機能などの異常を調べます。 | ||
ALP | ALPは肝臓で作られ胆汁中に排泄される酵素で、肝臓や胆道系の異常を調べます。 | ||
AST(GOT) | ASTは心臓、筋肉、肝臓に多く存在する酵素で、心臓、筋肉、肝臓の異常を調べます。 | ||
ALT(GPT) | ALTは肝臓の細胞に多く存在する酵素で、主に肝臓の異常を調べます。 | ||
γ-GTP | 肝臓疾患や胆道疾患を調べます。 | ||
LDH | 肝臓、心臓、肺、腎臓、血液、骨格筋に関する疾患や悪性腫瘍を調べます。 | ||
コリンエステラーゼ | コリンエステラーゼは肝臓で合成され血液中に分泌される酵素で、主に肝臓の異常を調べます。 | ||
肝炎ウイルス検査 | HCV抗体 | C型肝炎ウイルスに感染していないかを調べます。 | |
HBS抗原 | B型肝炎ウイルスに感染していないかを調べます。 | ||
HBS抗体 | B型肝炎ウイルスに過去に感染したかを調べます。 | ||
脂質検査 | 総コレステロール | ホルモンや細胞膜をつくるうえで大切な脂質ですが、過剰の場合は動脈硬化の原因になります。 | |
中性脂肪 | エネルギーの運搬、貯蔵に重要な役割を果たす脂質ですが、過剰の場合動脈硬化の原因になります。 | ||
HDLコレステロール | 善玉コレステロールと呼ばれ、血管壁にはりついたコレステロールをはがす働きをします。 | ||
LDLコレステロール | 悪玉コレステロールと呼ばれ、血管壁にはりついたりして動脈硬化の原因になります。 | ||
糖尿病検査 | 空腹時血糖 | 血液中のブドウ糖のことで糖尿病を調べます。 | |
ヘモグロビンA1C | 過去1~2ヶ月の平均的な血糖値を調べます。 | ||
痛風検査 | 尿酸 | 尿酸の産生、排出のバランスがとれているかどうかを調べます。 | |
腎機能検査 | 尿素窒素 | 尿酸窒素は尿中に含まれる窒素のことで、主に腎機能の異常を調べます。 | |
クレアチニン | クレアチニンは蛋白質が分解されたときにできる物質で、腎臓の糸球体でろ過されて尿として排出されため、腎機能の異常を調べます。 | ||
電解質 | Na、CL、K、Caの電解質のイオン濃度を測定し、バランスの崩れを調べて体内の障害を調べます。 | ||
膵機能検査 | 血清アミラーゼ | 膵臓から多く分泌される血清アミラーゼを測定して膵臓の機能を調べます。 | |
甲状腺検査 | TSH | 甲状腺ホルモンの分泌を促進するホルモンで、甲状腺ホルモンの分泌機能の異常を調べます。 | |
腫瘍マーカー検査 | CEA | CEAは消化器や肺癌などになると増加する特殊なタンパク質で、がんを発見するための腫瘍マーカー(目印)として使います。 | |
CA19-9 | CA19-9は主に膵臓がんを発見するための腫瘍マーカー(目印)として使います。 |