ここから本文です。

第27回日本認知症ケア学会大会に参加しました

2026年6月6日・7日の2日間、東京国際フォーラムで開催された「日本認知症ケア学会大会」に、当法人から11名の職員が参加しました。
当法人では、認知症ケアリーダーを中心に、全国の先駆的な実践事例や研究成果を学び、各施設や法人全体へ還元することを目的として、日本認知症ケア学会大会への参加を継続しています。今年で3年目を迎え、多くの学びと気づきを得る機会となりました。
参加した職員からは、
「すごい!」 「楽しい!」 「自費でも参加したいという人の気持ちがわかる」
といった声が聞かれ、自ら選んだテーマを聴講する学会ならではの熱気や臨場感を感じながら、それぞれの関心に応じて学びを深めることができました。
学会では、エンドオブライフ・ケアや意思決定支援におけるジレンマ、ケアの構造化、地域住民への意識調査など、幅広いテーマについて発表が行われました。いずれも日々のケアを振り返り、より良い支援を考えるための多くの示唆に富んだ内容でした。
事業推進部介護課長からは、当事者研究に取り組む脳性麻痺の大学教授が登壇したシンポジウムでの、特に印象に残った学びとして「本物らしさ争い」という言葉を挙げています。
それは、「その人にとって何が大切かによって“物差し”は変わるのであり、決して症状の程度で測るものではない」という考え方です。認知症ケアの枠を超えた多角的な視点に触れることで、改めて「目の前の一人ひとりと真摯に向き合うこと」の大切さを深く考える機会となりました。
今回得た学びを日々の実践につなげていくため、今後は法人内で振り返りの機会を設ける予定です。参加職員の学びや気づきを施設内研修や実践の場で共有し、ご利用者の皆さまへのより質の高いケアにつなげてまいります。

Posted in Topics at 2026.06.23