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あずみ福祉カレッジ様より初任者研修の実習にお越しいただきました。

令和5年3月9・10日の2日間、月寒あさがおの郷にて、あずみ福祉カレッジ様より2名お越しいただき、介護職員初任者研修の実習が行われました。

受講生の方より「特に、現場での実際の技術的なことを学びたい」とのことで重点的にボディメカニクスを学んでいただきました。

ボディメカニクスとは、最小限の力で介護ができる介護技術のひとつで、力任せに身体介助を行うことなく、力学でスムーズに介助することで介護される側・する側ともに身体的負担の軽減となります。
また、ご利用者にも声をかけながら自力でできることはやっていただくことで、自立支援・重度化防止にもつながります。

ベッドから起き上がるとき、立ち上がるとき、座るとき、移乗動作など、受講者の方同士で互いにする側・される側を体験していただきながらその違いを体感していただきました。

ご利用者のお身体の動きはそれぞれ違いや癖があり、さらに障がいによって動きが制限される場合もあります。
その方の動きを観察・分析しながら、その方にあった介助方法を習得するのは容易なことではありませんがご利用者さまにとっての、より良いケアを提供するためにぜひ、今後も学びを深めていただければと思います。

そのほか、実習では昼食時の食事介助や、一日の流れ等を見学いただきながら、介護現場の実際の雰囲気を経験していただきました。

これからも、介護福祉職の専門性を確立するため、私たち職員も一丸となってスキルアップを応援いたします。

Posted in Topics at 2023.03.16