2022年11月4日(金)、9日(水)と2日間にわたり、株式会社マイナビ様主催の高校生向け「フィールドスタディ」に手稲つむぎの杜が参加しました!
これは「Locus」という企業へのフィールドスタディ(企業訪問)を中心に、事前学習と事後学習を含む、企業のつながり(サプライチェーン)や課題解決(イノベーション)を学ぶ高校生の探究学習のプログラムです。
「locus」を利用する高校生にフィールドスタディの機会を提供することで、高校生の視野を広げ、将来の就職時に地元企業を選択肢にもっていただくことが狙いとなっています。
当法人では、介護福祉事業を通しての社会課題解決の取り組みを法人紹介・施設見学・質疑応答などを通して学んでいただきました。
高校生の皆さんにとって「介護」はまだ身近なものではなく、どちらかと言えばマイナスなイメージを持たれている方がほとんどでしたが、「これから高齢化社会がすすんでいくので・・・」と興味をもって参加してくださった生徒さんもいました。
職員への「この仕事のやりがいは?」の問いに対して、「介護が必要になった方も皆さんと同じように学生のときがあって、いろんな人生を歩んでこられて今があります。介護する人、される人の関係ではなく、その方を理解して心が通じあえたとき、いい関係を築けたと感じられたときがやりがいです」との答えに大きく頷いていました。
ほかにも「コロナによって変わったことは?」「一人で何人サポートするのか?」「就職したきっかけは?」「理想とする地域社会は?」など活発な質問が寄せられました。
これから未来を担う高校生の皆さんに、少しでも介護の仕事の魅力が伝わり、認知症や障がいがあっても幸せに暮らし続けられる地域づくりの一助となれば幸いです。
手稲つむぎの杜では2日間で21名の高校生に参加していただきました。
来週以降、月寒あさがおの郷・コミュニティホーム白石でも受入れを予定しております。