2026年7月28日(火)、「接遇を『関係づくり』として考える」のテーマで接遇研修会を開催しました。
講師には、北星学園大学文学部心理・応用コミュニケーション学科教授の大島寿美子氏をお招きし、
法人内の各施設より選任された接遇担当職員が参加しました。
ご利用者やご家族との信頼関係をより一層深めるためには、専門的な知識や技術に加え、
日々の接遇やコミュニケーションの質を高め続けることが重要です。
今回の研修では、接遇を単なるマナーとしてではなく、ご利用者の安心と尊厳を守るための重要な実践と捉え、
ご利用者と職員双方の関係づくりの視点からの接遇について学ぶことを目的として開催されました。
講義では、接遇とマナーの違いについて学んだほか、事例を用いたグループワークを通して現場の実践を振り返りながら、
ご利用者との関係性づくりについて理解を深めました。
介護現場では効率的で安全なサービス提供や、根拠に基づく適切なケアが求められます。
その一方で、ご利用者に安心していただくためには、一人の人として尊重し、思いに寄り添う姿勢が欠かせません。
質の高いケアとは、専門性や技術だけでなく、人としての尊重する姿勢の上に成り立つものであることを再確認しました。
接遇は職員の思いや専門性をご利用者に届け、信頼関係を育むための重要な実践であることを学ぶ機会となりました。
参加者からは、「普段行っているケアを言葉として学び、他の職員に伝える事で施設のレベルアップに繋がると感じた。」や、
「エルダースピークという言葉を初めて聞いて、普段自分が使っていないか考えるきっかけになった。」といった感想が寄せられました。
今後も、マナーとしての接遇にとどまらせず、私たちが大切にしている「ひとりと向きあう。」ための接遇力を磨いてまいります。
