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第25回 北海道抑制廃止研究会(2023.12.18UP)

2023年6月3日 第25回の研究会が開催されました。
今年度は、「私達の行動は大丈夫?振り返ろう抑制に頼らないケアの実現」をテーマに急性期、慢性期そして介護の現場で取り組める事は何かについてディスカッションを行いました。
当院からは、長きに渡って抑制廃止検討委員会で活躍する大高麻紀子師長が当院での実践について講演を行いました。

北海度抑制廃止研究会 6月4日開催(2022.06.15UP)

北海道抑制廃止研究会は1999年に発足し、講演会、シンポジウム、事例発表会などを通じて抑制に頼らないケアの実現を目指して活動を続けています。
コロナ禍で2年間研究会の開催を見送ってきましたが、今年度はWebで開催されました。
「チームで取り組む抑制に頼らないケアの実現」を開催テーマに、当院の認知症看護認定看護師 松山愛副看護部長と感染管理認定看護師 小池ひとみ師長が講演を行いました。
参加者総数246名と多くの方の参加がありました。
当院からは抑制廃止委員会の委員を中心に、15名の職員が参加しました。
質疑応答では活発な意見交換をすることができ、有意義な研究会でした。

北海度抑制廃止研究会北海度抑制廃止研究会

2021年度も頑張っています!!『SSS運動』(2021.12.01UP)

委員会では今年度も『SSS運動』に取り組んでいます。
今年度は、活動の定着推進を目的に、研修会を行いました。
今回の研修会は『SSS運動』の「丁寧な言葉遣い」について考える内容でした。
抑制廃止検討委員会の委員が"普段よくある光景"をロールプレイし、その場面について受講者間で意見交換を行いました。

抑制廃止検討委員会ポスター

2021年度も頑張っています!!『SSS運動』2021年度も頑張っています!!『SSS運動』

2021年度も頑張っています!!『SSS運動』

普段、無意識に発している言葉の中に、改善すべき言葉遣いがあることに気づけた研修会になりました。

抑制廃止検討委員会 今年度の活動

抑制廃止検討委員会 今年度の活動抑制廃止検討委員会では、フィジカルロックの廃止を実現した後も、抑制に頼らないケアを継続すると共に、更なる活動を推進しています。メンバーは、看護職、医師、リハビリテーションセラピスト、事務職(社会福祉士)から構成し、院内の職員一丸となって取り組んでいます。

2020年度は、教育、実践、データ分析の3本柱で活動を行っています。中でも実践チームのSSS運動は、院内全体の接遇の質向上を目指した活動です。

1.笑顔で挨拶、2.呼称は苗字に「さん」づけ、3.静かな環境、の3点について各々の部署で独自の取り組みを行い、全ての部署で達成率を100%にし、患者さん、ご家族が安心して生活できる『接遇』を目指し、SSS運動を推進しています。

抑制廃止の挑戦

抑制廃止の挑戦当院は1999年に抑制廃止宣言を行い、それと同時に抑制廃止検討委員会を発足しました。『人としての尊厳を守りながら、安全なケアを提供することで、患者さまが安心し、満足できる入院生活を送ることができる』という目的のもと活動を行っています。

委員会担当師長、主任と各病棟の看護職・介護職の中から選出された委員が集まり、10名のメンバーで毎月1回委員会を開催しています。

主な活動内容は、センサーマット使用状況報告、症例検討、尊厳を守るケアに関する学習などです。委員会で粘り強く検討したケアを提供することで患者さまに良い変化が現れた時には、皆で喜び、共有し合うことでモチベーションとなり、次の活動 "挑戦" につながっています。昨年度から「言葉による抑制」について検討し、日常生活ケア場面における禁句言葉集を作成しました。今年度は、禁句言葉集を活用し、各部署において患者さまとの関わりを見直していく活動を行っています。

抑制廃止の挑戦抑制廃止の挑戦