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院内研修

2023年度版 研修スケジュール

2023年度 教育目標
  1. 患者の意思決定を支えるために必要な知識・技術・態度を学習する場を提供する
  2. 患者の状態を正しくアセスメントし、最適な実践をするための専門的知識・技術を学習する場を提供する
  3. 研修を通して、チームの一員としての自己の役割を認識する
研修名 対象 ラダー
レベル
目的 ねらい 時期 受講生の感想
新人看護師
新人看護師
技術研修(T期)
看護 - 臨床現場で早期に実践することが多い基本的な看護技術が、正しい方法で実践できるようになる 1.看護技術の基本的な知識を理解することができる
2.必要物品を理解し、準備をすることができる
3.決められた手順どおり、正しい方法で看護技術を実施することができる
4月 ・(新入職員)全員と交流できる場があって楽しかった。
・久しぶりに実施する技術が多く、これから日々行っていくことになると考えられるため、自宅でも学習(e-ラーニング)していくことが必要だと感じた。
・1つ1つ分かりやすくおしえていただくことができた。質問できる時間もあり深めることができた。
・不安な技術に関しては、練習を重ねていきたい。
・実際やってみるとイメージより難しかったです。これからも練習していきたい。
新人看護師
技術研修(U期)
KYT研修
看護 - 医療現場に潜む危険を学び、患者の行動を予測し関わる必要性を理解できる 1.医療現場における危険を理解できる
2.KYTの内容が理解できる
3.病棟でどのようにKYTを活用できるか考えることができる
7月 ・いつどんな時に患者や私たちが危険を生じるかわからない。しかし危険を予知することでそれを回避することが出来ることを学んだ。
・グループワークで事前に事故を防ぐために、過ごす環境、看護師の立ち回りについて考え、現場に潜む危険を予測するには患者さんの行動だけでなく、過ごす環境にも目を向けていく必要があることを学んだ。

KYT研修

新人看護師
技術研修(U期)
看護 - 患者の状態に合った看護ができるようになるために必要なことを理解し、行動できる。 1.患者に行われているケアの根拠について考えることができる。
2.患者の状態にあった看護について考えることができる。
3.どんな看護をしたいか、どのような看護師になりたいか考えることができる。
【研修方法】
グループディスカッション
11月 .患者さんの些細な変化にも気づくことができるよう、しっかりと観察ができるようになりたいと、あらためて思った。
・患者さんから信頼してもらえるよう、コミュニケーションを大切にしたいと思った。
・患者さんに安心してもらえるよう、知識、技術を十分につけることが大切だと感じた。
・確かな技術を提供するために、自分が実施するケアの根拠・理由を明確にし行動することが必要だと感じた。
ローテーション研修 看護 - 他部署での看護を体験し、自部署およびローテーション先部署の特徴について理解を深めることができる。また、自身の看護スキル向上につながる機会とすることができる 1.他部署での看護体験の中で、自部署との違いや共通点、患者特性を理解する
2.他部署での看護体験を通して、自身の看護スキルを振り返る機会とする
8月(2022年度新入職員対象)
2024年2月(2023年度新入職員対象)
・「患者本位の看護がしたい」という自分の思いの大切さに改めて気づいた。反応の乏しい方も感じていないわけではないはずで、些細な変化にも気づけるようにしたい。患者さんに寄り添える、感謝される看護師になりたい!
・患者の反応を見ながら看護を実施することの大切さ、日々の変化や個別性を捉えるためには観察が大事だと改めて思った。これまでは日常の業務に追われて余裕がなかった。これからは患者さんが何を求めているのかを考えながら看護ができるようにしたい!
フォローアップ研修T 看護
他職種
- 新入職員として感じることを自由に語り合う中で、困りごとややりがいを共有し、職種を越えて相談し合える関係性ができることで、就労活力につなげることができる 1.不安やつらさを乗り越えるための先輩たちの知恵を学ぶことができる
2.仲間として相談し合える関係性をつくることができる
6月 ・日常業務で困った時には、先輩の経験を聞き参考にしていきたい。
・職員の名前と顔が一致せず、困ることがあった。名札を見えやすい位置に着けてもらうことをおねがいしたり、周囲の方に確認するなど自分のできる方法で解決していこうと思う。

フォローアップ研修T

フォローアップ研修U 看護
他職種
- 1.仲間と共に、今年度の学びや経験を振り返り、自身の今後のキャリアについて考える
2.2年目を迎えるにあたっての心構えや抱負について言語化する
3月
ラダー別
倫理研修
(基礎編)
看護
介護
T 倫理に関する基本概念を理解し、患者の権利を護り、個を尊重した対応を学び、実践につなげることができる 1.「患者の権利」、「看護・介護者の倫理」について自身の考えを述べることができる
2.日々の実践で生じている倫理的問題に気づき、説明することができる
3.自身が気づいた倫理的問題について、どう行動することが患者・家族を尊重した対応になるのか述べることができる
6月 ・事例を通して日々のケアで、慣れてくると自分本位に考えてしまいがちで患者さんの思いに寄り添った関わりができていないことも多いと改めて感じました。研修前は倫理のイメージとして治療の方向性が強かったのですが、日々のケアや関わりの中での倫理的な問題の方が多く1番関わりが多い看護師として特に気をつけていかなくてはいけないと学びました。(看護職)
・患者さんに対して日々提供するケアについて、このケアは患者さんに合っているのか、他に違うケアがあるのではないかと患者さんや家族の立場に立って考えながら行うと倫理的問題に気がつけるのではないかと学びました。(看護職)
・患者さんの言葉や態度を見逃さず、どんな心情か考えて対応することを学びました。(介護職)
倫理研修
(実践編)
看護 U 倫理課題の検討に必要な知識・手法を学び、日々の実践に適応できる 1.臨床倫理について理解する
2.倫理課題を解決するための方法について理解する
3.倫理カンファレンスのあり方について理解する
4.倫理課題解決のために必要な自身の行動がイメージできる
【研修方法】
・講義
・グループディスカッション
2024年
1月
・色々な意見や思いの相違は必ずある。何が患者さんに取って良いのか、色々な情報を集めて考えていく必要があることを学んだ。倫理の四原則を学び、看護師は医療者として治療によるメリットとデメリットをきちんと説明し、患者さんが総合的に判断したうえで、より良い選択ができるようサポートする役割がある事を学んだ。
・倫理に大きいも小さいもないことを知り、日常の中でも何か思うことがあったら話し合う事を大切にして、患者様にとってよい方向へ向かうように他職種を交えて考えていくことが大切であることを学んだ。

倫理研修

呼吸ケア研修
(基礎編)
看護 T 呼吸状態のアセスメント能力の向上を図り、患者状況に応じた呼吸ケアの方法を理解する 1. 呼吸器の解剖生理を理解する
2. 呼吸の観察を正確に実施する
3. 呼吸のアセスメントについて理解する
10月 ・呼吸器の解剖生理を学び直し、異常呼吸がどのような疾患や症状に繋がるか学べた。
・呼吸による肺の動き、胸郭や横隔膜の動きなどを理解することで、スクイージングの仕方を学びました。実際にやってみることで、力の入れ方や、押す方向などを体験することができてよかったです。

呼吸ケア研修

呼吸ケア研修
(実践編)
看護 U 人工呼吸器装着中の患者の観察とアセスメントに必要な知識・技術を習得する 1. 人工呼吸器装着患者の観察ポイントを理解する
2. 人工呼吸器装着患者のアセスメントについて理解する
3. 人工呼吸器装着患者の観察、アセスメントの学びを実際のケアに結びつけることができる
・今までは、人工呼吸器の設定した数値の確認や換気量だけをみてたりなど、観察するところが少なく、呼吸器に対する苦手意識や、設定されてる意味や設定部分の理解ができていませんでした。今回研修受けたことで人工呼吸器のしくみ、設定部分の理解や、観察点など知ることができ、事例をみてもわからなかった部分に対して、違和感やおかしいと気付けるようになりました。
・呼吸器のモニター画面に出るグラフィック波形によって患者さんの呼吸の様子や、痰がたまっている、むせてる、蛇管に水がたまっているなど、波形だけでも状況がわかったりする事を聞いて、数字だけでは見えないことが波形とも合わせることで把握できるのは効率的なので、ほかのスタッフにも教えたいと思いました。

呼吸ケア研修

看護過程研修 看護 T 事例検討を通して自身の看護実践における強み・弱みを知る事で、看護力向上につなげる機会とする 1. 臨床場面を想定した事例検討を通し、自身の看護実践を振り返り、患者にとって最適な看護を考えることができる
2. 自身の強み・弱みを発見し、今後のより良い看護実践につなげる機会とする
12月 ・これまで、自分がやってきた看護で、新人の頃より出来ているところ、基本的なことや観察が足りていないところを振り返ることに繋がった。
・今までもも疾患や入院・転棟してきた状態から現在の状態、今後の方針、そのために何が必要なのか考えているつもりでしたが、きちんとアセスメントするとここまで個別性のある看護に繋がるのだと、改めてアセスメントの重要性に気づき、普段のアセスメント不足も実感しました。また、他の参加者のアセスメントを聞いて、自分とは異なる視点に着目していることに気づくことができ、自分が見落としやすい視点も再確認できた。

看護過程研修

多職種参加型
摂食嚥下ケア研修
(基礎編)
看護
介護
他職種
T 安全な食事援助を行うために必要な基礎的知識と態度を習得する 1. 口から「食べる」ことの意義を理解する
2. 摂食・嚥下のメカニズムを理解する
3. 摂食・嚥下障害をもつ患者に起こりやすいリスクとその症状を理解する
4. 安全に食事介助を行うための方法を理解する
9月 ・嚥下運動の演習にて後屈したままや開口したまま飲み込むのがどれだけ誤嚥のリスクがあるか学んだ。改めてベッド上での食事介助で、姿勢を保つために首や腕、踵にクッションを用いること、頭部・足部のギャッジアップの角度が大切であることを学んだ。(看護職)
・体位変換は食事を取る為に凄く大切な事だと思いました。今回の研修で、誤嚥性肺炎のいみが理解できてとても良かった。(介護職)

摂食嚥下ケア研修

摂食嚥下ケア研修
(実践編)
看護 T 摂食・嚥下の困難事例について振り返り、安全な食事援助を行うための知識と態度を習得する 1. 受講生の経験事例をもとに、その対象に必要なアセスメント、ケア方法を思考することができる
2. 研修での学びを、実践に適応することができる
11月 ・食事摂取が進まなかったり、嚥下障害の患者さんの原因を今回の講義で学んだ視点を活かしてアセスメントしていきたい。また、嚥下障害患者への与薬方法や食事摂取時の姿勢調整、覚醒を促すための食前の体勢や口腔ケアなどはすぐに実践で取り入れたい。

摂食嚥下ケア研修

エンドオブライフケア研修 看護
介護
他職種
U 終末期にある患者・家族への尊厳および人権を尊重したケアについて理解する 1. 終末期の患者・家族ケアについて理解する
2. アドバンス・ケア・プランニング(ACP)の基本概念について理解する
3.自身が考える終末期ケアについて述べることができる
8月 ・患者、家族が最後をどのように迎えたいのか、何を望み、どの様に過ごしたいのかはコミュニティケーションをとおして、思いや価値観を、聞き出していくことが、最も大切であると思いました。
・先入観を持たずに、患者がどうしたいのか聞き、家族の意向も聞き出し社会資源を提供していく事が必要だと学んだ。チームで目標を共有し、患者、家族を支える事の大切さとチームの連携の難しさも学ぶ事が出来た。

エンドオブライフケア研修

退院支援・
多職種協同研修
看護
他職種
V 退院支援についての基本を学び、看護職として支援の内容や実践を学ぶことで、より早期から退院支援実践を行い、少しでも安心・安全で患者満足の高い療養支援につなげることができる。 1.講義を通して、退院支援の基本的な知識を得ることができる
2.看護現場での退院支援の実践をイメージし、今後の療養支援につなげるための一助とすることができる
12月 ・退院調整と退院支援の違いが理解でき、今までしていたことは退院調整の方ばかりであった。家族の思いばかりで本人の希望にそった退院支援はできていなかったと感じた。入院以前の生活背景を知ることが退院支援にとって大きく関わること、認知症であっても話せなくても本人の意思決定の重要性を学ぶことができた。
・退院支援は生活支援であり、その人のこれまでの生き方や価値観を大切にしながら、多職種でコーディネートしていくもの。その中心には本人がいて、患者の一番側にいる看護職は、患者の代弁者となり支えていく役割があることを学んだ。

退院支援研修

リソース
認知症ケア研修
(基礎編)
看護介護 T 当院で働く看護・介護職として、認知症についての知識を習得し、対象者に現れている症状についてアセスメントが出来、症状に応じた看護、介護が提供できる 1. 認知症の代表的な4つの疾患を理解する
2. 4つの疾患の看護・介護の特徴を理解する
5月 ・身近なエピソードを基にした講義、ワークを通して、認知症の方の世界について話があり、とても良くわかった。
認知症ケア研修
(実践編)
看護介護 U 当院で働く看護・介護職として、認知症についての知識を習得し、対象者に現れている症状についてアセスメントが出来、症状に応じた看護、介護が提供できる 1. 認知症の人の理解を深め、対応方法を考え実践できる
2. コミュニケーション方法について理解し、実践できる
8月 ・私の病棟にもアルツハイマーの重度の方がいらっしゃいます。いつも同じ説明をしても同じことの繰り返しで少しイライラしてしまうこともありました。研修で病気の根本から知ることができ、納得できた部分がたくさんあり、理解につながりました。
認知症ケア研修
(事例検討編)
看護介護 U 1. 認知症患者が抱える問題を察知し、看護過程を使って問題解決ができる
2. 認知症患者の問題をチームになげかけることができる
1. 認知症患者の看護、介護においてどんな問題がおきているか、根拠を用いて捉えることができる
2. 問題解決において、仲間と問題を共有することで解決できるという体験をすることができる
11月 ・認知症の患者が多いため、いつも認知症のことばかり考えている。他のスタッフが患者を制止する場面を見て看護ってなんだろうと悩み始めていたが、今回研修に参加し、ケアの根本を見直す機会となった。
・認知症患者さんに対しては、皆が同じ関わり方をしていくことの必要性を学んだ。
キャリア支援
中途採用者交流会 看護 - 同年度に入職した同期としての交流を図ると共に、自身の役割発揮や目指すキャリアを考える 1. 座談会を通じて、自身の看護やキャリアを振り返る
2. 自身の役割発揮や目指すキャリアを考える機会がもてる
10月
2月
新人介護職員技術研修 介護 - 臨床現場で早期に実践することが多い基本的な介護技術について正しい方法を知ることができる 1. 介護技術の基本的な知識を学ぶことができる
2. 必要物品を理解し、準備をすることができる
3. 決められた手順どおり、指導のもと正しい方法で介護技術を実施することができる
4月
(随時)
介護職員技術研修 介護 - 介護場面における倫理的関わりを振り返り、今後のケアの場面に活かすことが出来る。 おむつ交換における介護技術と倫理的配慮について理解できる。
【研修方法】
・演習
・グループディスカッション
10月 ・オムツのあて方の良い例、悪い例を実際に体験し、気付いたことがたくさんあった。
・何気なく行っている毎日の業務を見直す機会になった。
キャリア支援研修T 看護 V 看護職としての「キャリア」についての基本概念を知り、自身の看護職キャリアを考える機会とすることができる 1.講義を通して、自身の看護職キャリアを振り返ることができる
2.自身の強みややりがいを発見し、今後の看護職キャリア形成につなげる機会とすることができる
【研修方法】
・講義
・個人ワーク
8月 ・将来は専門的キャリアを身につけていきたい。特定行為研修にもチャレンジしてみたい
・次世代スタッフの成長を支えられるよう雰囲気づくりに貢献したい
・スキルアップとともに主任を目指したい
・次世代の管理者を育てるために現管理者へ協力したい
看護研究研修 看護介護 - 看護研究についての基本を学び、看護専門職としての研究の意義を考えることで、エビデンスを持った看護実践や看護の質向上、業務改善につなげることができる 1.講義を通して、看護研究の基本的な知識を得ることができる
2.看護現場での研究疑問を発見し、研究することで看護の質向上や業務改善につなげるための一助とすることができる
【研修方法】
・講義
9月 ・研究に関する基本的な知識を得ることができた
・普段の業務で感じる疑問を、研究につなげ、さらに学びを深めたい
・主体的に研究に取り組んでいきたい

看護研究研修

院内研修の様子2023年度

研修名 研修の様子
基礎 新入看護職員・介護職員技術研修 新入看護職員・介護職員技術研修:4月7日 4月14日開催
4月に入職した新卒看護職員、介護職員を対象とした技術研修を開催しました。4月7日は『移乗・移送』『食事介助』『口腔ケア』『フィジカルアセスメント』『バイタルサインの測定』『オムツ交換』『体位変換』の技術演習を行いました。看護、介護に共通する技術は合同で演習しました。 4月14日は『吸引』『尿道留置カテーテルの挿入方法と取り扱い』『採血』『ルート確保』について演習を行いました。各種シミュレーターを用いて演習し、実際に患者さんに実施する際のイメージを膨らませていたようです。

新入看護職員・介護職員技術研修

院内研修の様子2022年度

研修名 研修の様子
基礎 エンド・オブ・ライフケア研修 エンド・オブ・ライフケア研修:12月7日開催
手稲渓仁会病院 がん看護専門看護師の伊藤聖美さんに講師を依頼し開催しました。この研修は看護職・介護職だけでなく多職種参加の研修として企画しています。今年度は、リハビリスタッフ、栄養士の参加がありました。  研修の後半では、多職種合同のカンファレンスを想定した事例検討を行いました。それぞれの立場で意見交換を行うことで、患者の状況をより深く捉え、患者にとって良いケアとは何かを考えることができたと思います。講師からは「とても自然にディスカッションができていて、普段からチームでのカンファレンスが行えていることがよくわかりました。」とお褒めの言葉も頂きました。

エンド・オブ・ライフケア研修

摂食嚥下ケア研修 摂食嚥下ケア研修(実践編):11月30日開催
札幌西円山病院 摂食燕下障害看護認定看護師の田之上恵子副看護部長に講師を依頼し開催しました。今年度はコロナ禍のためWebでの開催となりました。受講生が日常の実践で困難感を抱く症例についてディスカションを行い、講師からアドバイスを頂くことで、今後のケアのヒントを自部署へ持ち帰る事ができました。

摂食嚥下ケア研修

摂食嚥下ケア研修(基礎編):2023年3月1日開催
11月に開催した実践編に続き、基礎編を開催しました。講師は、当院の言語聴覚療法士 谷 領 副主任に依頼しました。この研修では、摂食嚥下の基本知識として、『摂食嚥下に関わる解剖生理』『摂食燕下障害患者のリスク』『安全に食事介助を行う方法』について講義、演習を通して学びます。基礎知識の学習ということで、看護職に加え介護職も参加しました。また、リハビリテーション部の新人スタッフの参加もありました。摂食嚥下検査の画像をもとに、患者さんの体内で生じている現象についての丁寧な解説や、演習による燕下障害の模擬体験など、頭も体も使う研修となりました。

摂食嚥下ケア研修

呼吸ケア研修 呼吸ケア研修:11月9日開催
手稲渓仁会病院 クリティカルケア認定看護師の神林知子さんに講師を依頼し開催しました。午前は『基礎編』として呼吸に関するフィジカルイグザミネーションを学びました。午後は『実践編』として、人工呼吸器使用中の患者の看護について事例検討を行いました。受講生からは「すぐに実践に活用できる内容」「周りのスタッフにも受講を勧めたい」といった評価を頂きました。

呼吸ケア研修

呼吸ケア研修

認知症ケア研修 認知症ケア研修:基礎編 2022年5月25日開催
当院は、認知症の方と接する機会が多いことから、認知症の知識を深めるための研修を開催しています。研修企画は認知症看護認定看護師、老人看護専門看護師が担当しています。今回の基礎編では、認知症に関する基本的な知識をわかりやすく職員へ伝えてくれていました。

認知症ケア研修

認知症ケア研修:実践編 2022年12月21日開催
5月に開催した『基礎編』に続いて『実践編』の研修を開催しました。この研修では、受講生自身が認知症の方への対応をロールプレイし、日常ケアの振り返りを行います。受講生一人ひとりが、認知症の方に対する自身の関わりを振り返り、「大丈夫できている」と自信を得たり、「こうしたら良いんだ」と新たな発見を得ることができた研修でした。

認知症ケア研修

認知症ケア研修:事例検討編 2023年3月29日開催
認知症ケア研修シリーズ最後の『事例検討編』を開催しました。この研修では、看護職、介護職が認知症患者が抱える問題を察知し、問題解決できるための能力を養うことを目指し、グループで事例検討を行いました。 参加した受講生からは、「誰もがわかる患者の状態評価をする必要がある」「様々なスタッフの意見を聞き、患者にとってよりよいケアを考えることができた」などアセスメントの重要性や、チームでケアを考えるメリットを実感した感想が聞かれました。

認知症ケア研修

新入看護職員技術研修 今年度4月に入職した新入看護職員を対象とした看護技術研修を終了しました。
今後、実践していく看護技術の基本知識、医療機器の使用方法、医療安全に関するトレーニング等、多岐にわたるプログラムを主任の指導のもとで学習しました。
 実務の合間での開催でしたが、一生懸命に研修に参加し学びを深める姿がとても印象的でした。

新入看護職員技術研修

新入看護職員技術研修

看護過程研修 看護過程研修:2023年2月15日開催
今年度始めての取り組みとして、2021年度に新卒で入職した看護師を対象に開催しました。学生の頃には、実習で担当した患者さんの看護過程を系統的にまとめ、自身の看護を振り返っていました。しかし、臨床の場に出てからの月日は、複数患者を担当し、多数の業務を行うことで精一杯の日々だったと思います。そこで、あらためて看護過程を展開し、自分の看護を振り返る機会を持つことで、これからの自身の課題を明らかにすることを目的にこの研修を企画しました。受講者は同期の仲間だったので、緊張することなくディスカッションが進み、各々良い振り返りができていたようです。

新入看護職員技術研修

倫理研修 倫理研修:2023年1月25日開催
毎年開催している研修です。今年度も講師は当院の老人看護専門看護師 菅原昌子師長に依頼しました。この研修では、『臨床倫理の理解』『倫理的課題解決に取り組むための方法』を中心に学びます。講義の他に、課題解決のためには欠かせないカンファレンスをどのように行っていくか、ペーパーペイシェントを用いて模擬カンファレンスを展開しながら学びを深めました。

倫理研修

  • 保育・学習サポート
  • 福利厚生
  • 奨学金制度