リハビリテーション部部長ごあいさつ

多様性に挑戦し、成長する組織を目指して

これからのリハビリテーション医療に必要とされている機能は「幅広い対応力」と「素早い反応性」であると感じています。急性期総合病院のリハビリテーション部が「整形疾患」「中枢疾患」「呼吸器疾患」「循環器疾患」「消化器疾患」「がん」等、さまざまな疾患単位で専門的な対応ができることはもはや当たり前の時代となりました。しかし「小児病棟」や「外来」「訪問リハ」では「整形疾患」「循環器疾患」「呼吸器疾患」等さまざまな疾患患者の処方が混在し、更に「ICU」や「訪問リハ」では計り知れない組み合わせの重複疾患患者の処方が普通になってまいりました。高齢化社会の急速な進行が一因であるこれらの現象は、既に「ICU」や「訪問リハ」を飛び越え「一般病棟」にまで波及し、医師に対しては「総合診療医」、リハビリテーション専門職に対しては「ジェネラリスト」の存在が必要不可欠となっています。更に、多様性に富んだ時代背景を基に、「予防に対するリハビリテーション」や「災害に対するリハビリテーション」という新しい専門分野も生まれ、公的対応が遅れる最中、現場での「幅広い対応力」と「素早い反応性」が強く求められています。

これらの要望に応えるためには、高水準で10年以上に及ぶ継続的なスタッフ教育システムの構築を避けることができません。当院では試行錯誤の末、ジェネラリスト教育を根幹としたクリニカルラダーと、質の高い管理者養成のためのマネージメントラダーを2本の柱としたキャリアラダーを開発しました。現代の医療体制下で優秀なスタッフを育成するためには、組織が一丸となってこのラダーを実践することが必要です。リハビリテーション医療の未来は、無限の可能性を持つ若きスタッフの成長に託されています。手稲渓仁会病院リハビリテーション部は『若きスタッフの成長を守り育てることができる組織』として世の中に認知されるよう、これからも挑戦し続けて参ります。

リハビリテーション部 部長写真

部長 青山 誠(理学療法士)

卒業年度
昭和63年
経歴
北海道大学医療技術短期大学部 理学療法学科 卒業
医療法人聖愛会 発寒中央病院
岩隈脳神経外科
医療法人渓仁会 手稲渓仁会病院
北翔大学人間福祉学研究科人間福祉学専攻修士課程 修了
学会認定資格等
専門理学療法士(神経)
札幌医科大学保健医療学部 臨床教授
札幌リハビリテーション専門学校 非常勤講師
公益社団法人 日本理学療法士協会 代議員
公益社団法人 北海道理学療法士会 理事
公益社団法人 日本理学療法士協会 常勤役員要件審査委員
一般社団法人 日本理学療法学会連合 連合業務調整委員長
一般社団法人 日本理学療法学会連合 研究倫理審査委員
NPO法人 北海道医療連携ネットワーク協議会 理事
全国地域リハビリテーション研究会 役員