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過去のチーフレジデント

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#03
過去のチーフレジデント山田 玄

「三つ子の魂百まで」という言葉があります。初期研修で受けた教育や、医療に対する姿勢というものはその後の医師の人生に大きく影響するということを最近よく感じます。私は、大学6年のときに当院での研修を選択したことは正解であったと思っています。

屋根瓦式の教育、外国人医師の常駐、英語によるプレゼン。手稲渓仁会病院は他ではできないユニークな研修ができる急性期総合病院です。

外国人医師によるケースプレゼンの練習や、疾患に対する米国流のアプローチの仕方を肌で感じることは大変貴重な経験です。また、地域の医療の中核を担う病院として様々な症例を経験することが可能です。

研修医は学年の壁を越えて仲が良く、日々教え教わって成長していきます。研修医同士の信頼関係が日常業務を円滑に進める原動力となっています。帰国子女や海外留学経験者、発展途上国での病院研修経験者など、ユニークな体験をした研修医たちが集まり、毎日が興味深い話であふれています。

当院の研修プログラムはまだ若いかもしれません。逆に言えば、自分たち研修医で毎年より良いものに作り替えていくことが出来るプログラムでもあるのです。ここにはお互いに学びあう文化があります。ゲスト医師による講演や勉強会も積極的に開かれています。皆、忙しい日常業務の合間に時間を作って知識や経験を増やしています。この素晴らしい文化を守りながら、一緒により良い研修をしてみませんか?魅力的な北海道の大地、札幌の街並みも皆さんを待っています。