院長ご挨拶

院長 菅原 啓(すがわら ひろし)
院長 
菅原 啓(すがわら ひろし)

当院は1981年5月に開設し、札幌市南区の自然に恵まれた定山渓温泉に位置する386床の慢性期医療を提供する病院です。

慢性期医療とは、急性期の治療が終わった後、更に継続的な医療・リハビリテーション・看護・介護を必要とする方へ提供する医療です。20歳〜100歳と幅広い年齢層の患者さんを受入れしており、入院患者さんの主な病名は、脳血管障害慢性期、難病・神経難病(それぞれ患者さんの約30%を占めています)、悪性腫瘍、脊髄損傷、脳挫傷(頭部外傷)などです。

当院は、リハビリテーション提供体制が充実している病院として、日本医療機能評価機構、日本慢性期医療協会などの第3者機関より高い評価を受けております。患者さんの大半も、急性期治療後のリハビリテーションの実施を入院目的とされています。

入院医療の取り組みは、「身体抑制廃止」「高齢者の終末期医療」「褥瘡(床ずれ)の予防と治療」患者さんに最適な車いすを提供するための「シーティングクリニック」「栄養改善活動」など、慢性期医療の中でも先駆的な、患者さん中心の医療に、積極的な取り組みを行ってきております。

また、在宅医療の提供については、「つながる医療の提供」をテーマとし、近隣の医療機関や特養・老人保健施設、グループホームや有料老人ホーム、サービス付き高齢者住宅などとの連携による入院医療、介護者負担軽減やリハビリテーションを目的とした短期入院サービスの提供などを行っているところです。

地域包括ケアシステムの中で、これまで通りの入院医療の提供はもちろんですが、質の高い外来、訪問診療、訪問リハビリテーション事業、訪問歯科診療の充実に取り組んで参ります。

病院理念

定山渓病院の理念と基本方針

1.人権と尊厳を重んじ、心の通ったケアをいたします。

私たちは、お一人おひとりの人生と権利を大切に考え、「わかりやすい説明」「笑顔とやさしい言葉づかい」に心がけ、真心のこもったケアを行って行きます。
そしてリハビリテーションに力を注ぎ、身体拘束と言葉による抑制を廃して、快適な療養生活をお手伝いしていきます。

2.ルールを守り、安全と信頼の医療を提供いたします。

私たちは、医療に携わる者として、法や制度はもちろん広く社会規範を守り、「安全とは何か」「信頼とは何か」を絶えず検討し、まちがいを起こさない、繰り返さない仕組み作りを進めていきます。そして手順にもとづき安心できるサービスと秩序正しい経営を行っていきます。

3.社会の期待にこたえて、愛される病院にいたします。

私たちは、利用者さんと地域・社会からの要請に常に耳を傾けて、必要なときにいつでも頼りにされ、お役に立てる病院にしていきます。
そして、医療・保健・福祉との連携をはかり、長期的ケアが必要な方へ入院から外来、在宅への一貫したサービスを提供していきます。

4.積極的に学び、向上と改善にむけて努力いたします。

私たちは、あらゆる機会をとらえて自らの知識と技術、また、医療人としての人間性を磨き、職員同士がお互いに意識を高めあいながら仕事ができる環境を作っていきます。
そして常に向上し、改善に向かって取り組みつづける病院の職員として、誇りをもって働いていきます。

患者さんの権利とお守りいただきたいこと

全ての患者さんには、公正な医療サービスを受ける権利があります。
そして権利とともに、医療や看護・介護に積極的に参加し、協力していただく責任もあります。
私たちは、患者さんの権利を常に心に留めて、当院でできる限りの最適な医療サービスを提供していきたいと考えています。
そして患者さんと職員が相互に信頼し合いながら、安心して療養生活していただける病院でありたいと願っています。

患者さんの権利
  1. 安全で適切な医療サービスを受けることができます
  2. ご自分の希望について、自由に意見を述べることができます
  3. ご自分の病状について、十分に説明を受け、知ることができます
  4. 十分な情報提供を受けた上で、治療の方針を選択し、決定することができます
  5. 主治医以外の医師の意見や、他の医療機関の診断や治療を受けることができます
  6. 個人情報が保護され、療養生活を乱されない権利があります
患者さんにお守りいただきたいこと
  1. 医師・看護師などに対し、ご自分の病気や状態についての詳しい情報をご提供ください
  2. 医師・看護師などの説明に基づき、ご自分が選択・決定した医療や看護・介護に専念してください
  3. 他の患者さんの療養生活にもご配慮ください
  4. 治療方針へのご協力と、入院に際しての取り決め事項をお守りください