リハビリお役立ち講座
声と飲み込みの関係
声とかすれとムセは声帯萎縮?
声帯萎縮とは文字どおり声帯が縮む症状です。体の部位は使わない状態が長く続くと、どんどん衰えてしまいます。声帯も使わなければ衰えてしまいます。また、加齢などの原因によって声帯が萎縮して(やせて)しまい、2枚の声帯がきちんと閉じなくなるため、そのスキマから息がもれて、声がかすれたり、声が長く続かなくなる症状が起きます。そうすると、力が入りにくくなったり、ムセやすくなるなどの症状が現れることもあります。
正常な声帯
萎縮した声帯
★声帯のチェック法
出しやすい声で「アー」と発声して、何秒続くか測ってみましょう。おおむね15秒以下の場合は、声帯萎縮の可能性もあります(あくまでも目安です)。10秒未満の場合で声がかすれる・息切れがして続かないなど自覚症状がある場合は、病院で診察を受けることをおすすめします。声帯の萎縮だけでなく、ほかの病気が隠れている可能性もあります。
声帯萎縮をストップ&カバーするリハビリテーション
出しやすい大きさの声で行って下さい。無理して大きな声を出さないで下さい。10までカウントし、これを2セット行います。朝・晩2回行って下さい。また、やりすぎないようにして下さい。
●座って行う場合:椅子の脇に手をかけて下に押し付けながら「1、2、3・・・」と声を出すタイミングで胸を張る。「力を入れながら声を出す」事がポイント。
●立って行う場合:胸の前で手を合わせて手を押し付けて「1、2、3・・・」と声を出しながら力を入れる。
!注意事項!
1、声のかすれだけではなく、飲み込んだときに多少でも痛みを感じる人は、必ず病院で診察を受けて下さい。
2、絶対に無理をしないで下さい。声帯に炎症がある方や、医師に運動を止められている方は絶対に行わないで下さい。
3、いつまでも症状が続く場合は、必ず耳鼻咽喉科等の専門医を受診して下さい。

