看護の専門性

リソース活動(オリーブの会)
(オリーブの会とは、オリーブの花言葉『知恵・平和』より、知恵を結集し、幸せと平和を願って名付けました)

看護の専門分野の知識・技術を活用し看護職員や他職種への支援を行うとともに、自らも看護ケアの質向上を目指し活動しています。
特に当院では、リソースナース間の事例検討など実践からの学びを大切にしています。

  • リソース活動(オリーブの会)
  • 専門・認定看護師 分野名 人数
    専門 がん看護 4
    急性・重症患者看護 3
    精神看護 1
    遺伝看護 1
    小児看護  1
    慢性疾患看護 1
    認定 皮膚・排泄ケア 2
    がん化学療法 4
    感染管理 3
    緩和ケア 2
    クリティカルケア 3
    脳卒中リハビリテーション看護 1
    小児救急 1
    認知症看護 1
    認定看護管理者 6
    NP※ プライマリー 1
    クリティカルケア 1

    ※ナースプラクティショナー

横断的チーム活動

  • リエゾンチーム活動
    身体疾患の治療が円滑に受けられるように不安、抑うつ、不眠など心の問題に対してサポートを行っています。
  • 感染制御チーム(Infection Control Team: ICT)
    環境ラウンドや感染症患者が発症したときの対応など、感染から患者、家族、職員を守る活動をしています。
    感染制御チーム(Infection Control Team: ICT)
  • 認知症ケアチーム(DCT)
    認知症の人が安心できる環境で適切な治療を受けられるように支援させていただきます。
    認知症ケアチーム(DCT)
  • 排尿ケアチーム
    病棟スタッフと連携して尿路感染症の予防や排尿動作の自立につなげる事ができるように活動を行っています。
  • 褥瘡対策チーム
    褥瘡部の評価を実施し適切なケアや処置を病棟スタッフとともに検討し、褥瘡部の悪化防止や治癒を目指して活動しています。
  • 呼吸ケアサポートチーム(RST)
    院内における呼吸療法が安全で、効果的に行われるよう、サポートしています。

看護活動の紹介

1 クリティカルケア領域

急性期の総合病院、災害拠点病院など当院は多くの役割を担っています。
「いざという時でも力を発揮する」事を目指しトレーニングや経験・学習を積み上げています。

現在、職種を問わず40名の ICLS 認定インストラクターがいます。

クリティカルケア領域クリティカルケア領域

2 がん看護領域

がんと診断された後、病状や治療、がんとのつきあい方は、ひとそれぞれです。私たちは以下の活動を通して、がんの経過の中で、患者さんやご家族が抱く、さまざまな不安・疑問の軽減や意思決定の支援をしています。

がんの経過診断治療
(手術・化学療法・放射線)
再発・転移
  • 市民フォーラム市民フォーラム
  • <がん患者サロン>~さくら会、さくらんぼ会~<がん患者サロン>
    ~さくら会、さくらんぼ会~

3 老年

1 認知症スクリーニング

認知症アセスメントスケール(DASC-21)

患者サポートセンターでは、75歳以上の患者さんを対象に、認知症アセスメントシートを用いてスクリーニングを行っています。認知機能の低下がある場合は、病棟との情報連携を行い、患者さんが安心して安全に治療を受けられるよう環境調整や関わり方の工夫につなげています。

2 身体拘束ゼロ化に向けた取り組み

看護部では、身体拘束ゼロ化に向けた取り組みとして「高齢者ケア 大切にしたい6つのこと」という高齢者ケアガイドを作成しました。

スリーロック

高齢者ケアガイドでは、関わりの中で大切な「基本的な態度」「個人を尊重したケア」「効果的なコミュニケーション」など、日常のさまざまな場面での関わり方をわかりやすく示しています。
視聴覚教材として手軽に使用できる、「悪い関わり方」と「良い関わり方」も見ることができます。

スリーロック

4 地域看護分野

当院では「退院支援」を「地域療養支援」と呼んでいます!

患者になる前の
‘地域住民’である方々への支援

院内だけではなく
地域関係者の方々との

連携を意識した看護を実践しています

生活者としての
支援
院内外の
多職種と共に
医療ソーシャルワーカー
との協同支援
当院の看護師が訪問看護(退院後訪問指導)をしています!

在宅療養においても引き続き医療的ケアが必要な方へ
当院の看護師が訪問看護を実施し、
ご自宅でより安心・安全に療養していただけるよう
看護をつなぐ活動をしています
「住み慣れた地域でその方らしい療養ができる」ことを支援します