先輩からのメッセージ
リハビリスタッフ
多職種のスタッフとチーム協働する中で専門職として役割を果たしたい!
リハビリ職員 主任
Sさん
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Q1
この仕事・職場を選んだきっかけは?
人の役に立てる専門職に就きたいと思っていた中で、自分の性質に合いそうなものが作業療法士でした。
今の職場を選んだのは、大学4年時の6週間に及ぶ臨床実習がきっかけです。実習担当をしてくださった方が、作業療法士の先輩としてとても魅力的な方でした。「この人と一緒に働きたい!」と思い、実習最終日に来年度の新卒採用があれば応募したい旨を伝えました。無事採用してもらえてよかったです。
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Q2
仕事のやりがいについて
専門職として在ることが、職場における私の存在価値だと考えています。多職種のスタッフとチーム協働する中で、職場や利用者様、そのご家族から専門性を求められ、役割を果たすことに強いやりがいを感じます。
もちろん役割を果たす上では、大きな責任やプレッシャーを感じますし、今後も感じ続けながら働くのだと思いますが、成果を上げて利用者様やご家族から感謝の言葉を頂けた時などは「頑張ってよかった」と思えると同時に、自信にもなります。
それがモチベーションとなり、スキルアップをして、さらに役割を果たせるよう努める…。よい循環をつくりやすい仕事だと思います。
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Q3
渓仁会で得られたこと・
成長できたと感じたこと私は新卒で現在の職場に入ったので、他の職場を経験したことはありません。同じ職場に居続けると、どうしても視野が狭まる恐れがあると思います。
渓仁会は大きなグループですので、関連施設への出向や出張、連携などを経験する機会も多くあります。
さまざまな形態の事業所と関わり、自分の職場とは違う環境を知ることで、自身の思考の幅が広がり、よりよいリハビリやケアを実践する土台になっていると思います。
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Q4
これからの目標をぜひ!
これまではプレイヤーとしての能力を高めてきましたが、役職者となり必要とされる能力が変わり、日々力不足を感じています。職員が働きたいと思える環境をつくるのは、今の私の重要な仕事の一つです。そのために、今はマネージャーとしての能力を高め、職員との合意を得ながら適切なマネジメントを行えるようになりたいです。働く環境がよければ、それは必ず利用者様へ還元されるものだと思います。
また、多職種協働にはもっと力を入れたいと考えています。特に介護員さんとは、強い関係性があると思いますが、人によってはリハビリ職に「気軽に相談するなんて気兼ねしてしまう」と、壁をつくらせてしまっているケースがあります。
利用者様にとっても不利益につながる可能性もあるので、些細なことでも気軽に話し合い、お互い得意なことで支えあえるような関係を築いていきたいと思っています。
求職者へメッセージ
介護分野での仕事は、大変さとやりがいがどちらも同じくらいある仕事です。しかし、専門性を求められることが多く、スキルが不足するうちは大変さを強く感じてしまうと思います。
適性がないと感じたら早めに見切りをつける、いわゆるタイムパフォーマンスを重視した生き方もあるとは思いますが、真に適性があるかどうかは専門職としての自己が確立するまではわからないと思います。介護の世界に長く腰を据えるつもりで来てもらえると嬉しいです。