子ども在宅ケア
ネットワーク

子ども在宅ケアネットワークの活動

活動目的

医療的ケアを必要とする子どもたちの在宅生活を支える専門職の連携を築き、職種の垣根を越えて情報を共有し合い相談し合える場を提供することで、地域の小児在宅ケアの発展を目的とする。

具体的活動

子ども在宅ケアネットワーク
  1. 子ども在宅ケアネットワーク連絡会の開催
    顔の見える連携を実践するために年4回連絡会を開催し、職種の異なる専門職との交流の場を提供する。
  2. 子ども在宅ケアネットワーク メーリングリストの運営
    ① 共に支え合う連携を実践するために、個々に抱えた事例について適時に相談できる場を提供する。
    ② 各専門職が保有する専門知識の情報交換の場として活用する。
  3. 子ども在宅ケアマップの作成
    子どもの所在に合わせて多職種が効率的に連携を構築するべく、各事業所の地理的情報をふまえた子ども在宅ケアマップを作成する。

これまでの参加者の所属

札幌市内外の訪問看護ステーション、医療機関(北海道大学病院、札幌医科大学付属病院、手稲渓仁会病院、KKR札幌医療センター等の各小児科・NICU・地域連携室等)、居宅介護事業所、相談室、特別支援学校、教育機関(北海道大学看護学部、札幌医科大学看護学部、札幌市立大学看護学部等)など多数。

開催案内

第18回子ども在宅ケアネットワークを開催します!!

来る1月29日(土)、2月12日(土)の初の2回シリーズとなる、第18回子ども在宅ケアネットワークを開催致します。
今回もZoomによるオンライン開催となります。

テーマは、
  1. 「医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律」とは何か、全体像や現状への影響を考えよう!
  2. 「ご家族用在宅支援ガイドブック」を作成するに至るご家族の想い、ガイドブックを知ろう!

本年9月に制定されました通称「医療的ケア児法」制定により、医療的ケア児を取り巻く環境が大きく変えるきっかけとなると期待されています。「医療的ケア児法」はどんな法律で、子どもたちとその家族にとってどのような影響があるのか、私たち支援する側もしっかりと理解できたらいいですよね!
そして、急性期病院での治療を終えて退院していく子どもとその家族への支援は、医療者本位になってはいないか、支援を受ける側のご家族にとって十分な支えとなっているのか・・・今回、ご家族が作成した「在宅支援ガイドブック」を紹介して頂き、作成に至る想いを知ることで、私たち支援者が何を大切に関わるべきかを振り返る機会になれたらと思います!
たくさんの人と知り合い、つながり、語ることで、少しでも目の前にいる子どもたちへ'安心できる支え'を届けることができるかもしれない!そんな思いを込めて今回のCHCを企画しました。

内容
  • 第1回:1月29日(土)9:30~11:30
    1. 講師 医療法人稲生会 理事長 土畠 智幸氏(55分)
    2. グループディスカッション(40分)
  • 第2回:2月12日(土)9:30~11:30
    1. 講師 患者ご家族(一般社団法人スペサポ)鈴木 啓吾氏(55分)
    2. グループディスカッション(40分)

これまでの開催内容

NHK札幌放送局で当院が取り上げられました!!

2017年5月26日(金)19時30分から放送されました「北海道クローズアップ」で、当院での小児の退院支援や『子ども在宅ケアネットワーク』が取り上げられました♪

NHK札幌放送局で当院が取り上げられました!!写真中央:御家瀬

内容は、吸引や経管栄養、人工呼吸器を使用するなど医療的ケアを必要とする重症児を育てておられるお母さんの言葉を中心に、想いを支えるための相談支援や退院支援、地域を含めた医療・福祉・教育・行政の多職種間の連携(ネットワーク)が中心テーマでした。
小児の退院支援では、ご家族がどのような想いで我が子を育てたいと思っているのか、どんな生活を描いているのかを地域の方々を交えたチームで共有することを大事にしています!
CHCは、そんな子どもたちや家族を支えたいとボランティア的に活動しているグループです。地域を含めた医療・福祉・教育・行政の多職種が子どもたちの地域生活を少しでもより良いものにしたい!!という熱い想いを持って学び合い、話し合いを続けています。
今回の放送を機に、少しでも子どもたちの現状やCHCを知っていただく機会となればうれしいです!!

実行委員会を発足しました!!

本ネットワークも地域の皆さまの支えにより無事3年目を迎えました。
毎回多くの関係職種の方々に参加頂き、つながることの大切さを実感しています!
今後も継続的に開催できますよう、この度『実行委員会』を発足致しました。
実行委員会に参加頂きます職種の方々は、訪問診療医師、病院看護師、訪問看護師、MSW、相談支援員、教員、市職員の15名となっています。皆さん各方面で、小児ケアを熱く実践されている方々です。
これからも子どもたちが地域で安心して暮らせるように、医療・福祉・教育・行政関係者がつながり支え合える`支援者のためのネットワーク‘を目指していきたいと思っています!!
実行委員会では、ネットワークでのテーマと講師を考えたり、運営方法を検討します。日頃の情報共有は実行委員会専用メーリングリスト内とし、年に数回の実行委員会でミーティングをするという形です。

今後も引き続きやる気のある実行委員を大募集します♪

問い合わせ先

子ども在宅ケアネットワーク事務局 御家瀬、辻丸

御家瀬 真由御家瀬 真由MSW 辻丸 栞MSW
辻丸 栞
  • 011-685-2976
  • FAX 011-685-2954
  • 9928@keijinkai.or.jp(担当:辻丸)