臨床研修部 研修医の声 2023年度 麻酔科専攻医1年目 青山 真利子臨床研修部 研修医の声 2023年度 麻酔科専攻医1年目 青山 真利子

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#02-01研修先として、手稲渓仁会病院に決めた理由をお聞かせ下さい。

私自身が海外医学部出身ということもあり、色々な経歴の人と働きたいと思っていたところ、他院の研修医に渓仁会病院をお勧めされました。

見学した際に研修医室で研修医が年次関係なくお話されている姿を見て、自分もここで働いてみたいと思うようになりました。毎朝の勉強会など、指導医の先生が研修医の指導にあたっている時間が多いことも魅力に感じました。

#02-02手稲渓仁会病院の研修はイメージ通りでしたか?

忙しい時もあれば、自分の勉強ができる時間もあり、メリハリのある研修が送れたと思います。自分が頑張れば頑張るほど報われることを実感することができました。

2年目からはUTMB(テキサス大学医学部)との提携が始まり、米国人内科レジデントや指導医から直接指導を受ける機会が増えて、貴重な経験をすることができました。

#02-03指導医の先生のご指導はいかがですか?

基本的には教育することが好きな先生が多いと思います。日常の臨床で忙しい中、私たちの質問にも熱心に教えてくださっていました。

研修医の希望に応じて手技や診察などさまざまなことをできるように調整などしてくださり、予習や復習などを通してサポートをしていただきました。

#02-04研修医同士のコミュニケーションは活発ですか?

当院の研修医室は医局から離れた場所にあり、研修医のみのプライベートな空間になっています。わからないところを一緒に勉強したり、印象的な症例を共有して振り返ったり、夜遅くまで研修医同士で盛り上がっていたのはいい思い出です。

デスクも研修医一人一つあるので、一人で勉強することも可能です。1年目と2年目の距離も近いので、質問しやすい環境だと思います。

#02-05手稲渓仁会病院の初期研修の良いところはどんなところですか?

一番は人の良さだと思います。研修医は個性が豊かでさまざまなバックグラウンドを持っており、海外志向な人も多くそれぞれモチベーションが高いです。そのような仲間と会えたのは幸せなことだと思っています。

専攻医や指導医は渓仁会出身の先生も多く、研修医としては非常に仕事がしやすく、指導を受けやすい環境でした。

#02-06趣味や、プライベートなどの過ごし方を教えて下さい。

休日は一人で過ごすことも多いですが、同期と一緒に料理したりドライブにいったりしていました。

北海道は自然豊かで、キャンプやスキーなどアウトドアなこともたくさんできます。

#02-07現在の1日のおおまかなスケジュールを教えてください。

現在は麻酔科専攻医1年目として仕事をしています。

朝7時半頃に出勤し手術室の準備をし、8時過ぎから症例のカンファレンスがあります。

9時過ぎに患者さんが入室するので指導医と一緒に麻酔業務を行います。

終了時間は手術の終了時間次第で、翌日の症例の予習をして帰宅します。

#02-08志望の科や今後の進路については、どのように考えていますか?

当院の麻酔科は手術麻酔だけではなく集中治療室やペインクリニック、緩和ケア分野でも診療業務を行っています。

まずはしっかり手術麻酔を学び、そこから自分の興味のある分野を見つけていければ研修できれば良いなと思っています。

#02-09医学英語を学ぶ機会はどれくらいありますか?

2022年にUTMB(テキサス大学医学部)と提携を結び、そこから約1ヶ月毎にUTMBから米国人指導の内科レジデントや内科指導医が来日するようになりました。

主に総合内科で直接指導を受ける機会があり、受け持ち患者さんのプレゼンテーションの指導を受けたり診察も一緒にしたりします。他科ローテ中でも、話ができる時間が設けられているので、気軽に話をするこができます。

また、当院では毎朝勉強会があり、UTMBより来日中に院内で複数回直接レクチャーを受けられることはもちろん、オンラインでUTMB以外の米国人指導医からレクチャーを受けることもできます。

#02-10これから初期臨床研修病院を選ぶ医学生に向けて

日本全国には多数の研修病院があり、それぞれに違う魅力があります。その人に合った研修プログラムは人それぞれなので、当院の研修プログラムも合う人、合わない人がいると思います。私自身も最終的には直感で決めた部分が大きいです。

当院を含め色々な病院を見学した上で、当院に興味を持っていただければ嬉しいです。