ほっかいどう希望大使講演会に参加しました
8月29日(土)、ほっかいどう希望大使講演会「今、若年性認知症の人生を抱きしめる」に参加しました。
当日、講演会場で登壇されたのは、若年性認知症と診断された当事者の松本健太郎さんです。失礼ながら、とても健康そうに見え、「どのようなお話をされるのだろう」と思いながら講演を聞き始めました。
講演では、認知症と診断されるまでの経緯や、その間に抱えていた不安な気持ち、そして診断を受けた際には「ようやく腑に落ちた」という思いがあったことなどを率直にお話ししてくださいました。特に印象に残ったのは、
「死んでる場合じゃない。妻も子どももいるので稼がなきゃ」という言葉です。
診断を受けた後も、当時勤務していた会社が雇用を継続してくれたこと、そして現在働いている株式会社シロのみんなの工場では、自分にできる仕事に前向きに取り組んでいることをお話しされていました。
今回の講演を通して、認知症のある方がどのような思いを抱えながら暮らし、働き、家族と向き合っているのかを、当事者の言葉から直接感じることができました。認知症は「できないこと」に目が向きがちですが、その人らしさやできること、そして希望を持って暮らし続ける姿に触れることができ、認知症への理解をより深める機会となりました。
これからも福祉に携わる者として、一人ひとりの思いや希望にしっかりと耳を傾けながら、認知症があっても自分らしく暮らし続けられる地域づくりに取り組んでまいります。
