伊達市ノーリフティング普及推進事業に係る先進導入施設視察研修
コミ八の“ノーリフティングケア”推進について、同じくノーリフティングケアの推進普及を目指す伊達市より先進導入施設視察研修の依頼を受けました。その目的は主に下記の3項目についてです。
①ノーリフティングケアの導入背景と経緯
②施設への導入・定着にあたっての課題とその対応策
③導入による具体的な効果
私たちが、ノーリフティングケアに取り組み始めてから3年が経ち、介護ロボや福祉用具は、今では私たちの“相棒”です。
その“相棒”を、視察いただく医療・福祉従事者、約30名の同志にも推進していただければと、ノーリフティングケアを実践している当施設介護職員より介護ロボの操作、福祉用具の実践、導入から現在に至るまでの全てお伝えさせていただきました。 視察のみなさんからは、「どういう所に効果を感じましたか」「操作は難しいですか」「取り組みから浸透した期間は」など、たくさんのご質問をいただき、有意義な時間と良い経験にもなりました。
私たちは、新しい事に取り組む時にぶつかる大きな壁を経験しながら、プロジェクトメンバーがインフルエンサー役となり仲間と向きあい続けてきました。今では「“相棒”が居ない介護は考えられない」とまで言ってくれる仲間の声は、達成感でしかありません。
また、コミ八のノーリフティングケアの取り組みが評価され、厚生労働大臣表彰「奨励賞」を受賞したこと、今回、伊達市よりノーリフティングケアの取り組み事例についての依頼を受けたこと、どちらも私たちの“努力の結果”と、自信を持ち続け次の目標へ進みたいと思います。