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最高責任者の挨拶

 

 私達渓仁会グループは1979年の創設以来、「保健・医療・介護・福祉の複合事業体」として、生涯を通して人を支え、継続的に地域を支える、安全・安心で良質なサービスを提供してきました。

 「保健事業」として渓仁会円山クリニックを、「医療事業」として手稲渓仁会医療センター、札幌渓仁会リハビリテーション病院、札幌西円山病院、定山渓病院、手稲家庭医療クリニック、生涯医療クリニックさっぽろを、そして「介護・福祉事業」として札幌西円山病院 介護医療院及び社会福祉法人渓仁会の各施設と関連会社を包含しております。
 そして、渓仁会グループ内のシームレスな連携はもとより、近隣の他機関・諸施設等と密に連携・連絡を取りながら、より良いサービスを患者さん・ご家族・地域住民の方々に提供する「地域(医療・福祉)連携」を進めています。

 2004年以来、医療・福祉の関連機関としては全国に先駆けて、経営にCSR(社会的責任)という概念を導入し、「『ずーっと。』人と社会を支える」をスローガンとして、「一人ひとりの安心」と「地域社会の安心」を継続的に支えていくという「社会的使命」を掲げて、CSR経営を推進してきました。
 これらの活動が評価され、『渋沢栄一に学ぶ 「論語と算盤」の経営』(田中宏司、水尾順一、蟻生俊夫編著、(株)同友館)に取り上げられました。以下に、一部を引用しご紹介させていただきます。
「同グループ(渓仁会グループ)は、医師・看護師・職員らとともに地域住民の健康を最優先に取り組み、道民から厚い信頼を得ている。(中略)「地域包括ケア」の実現に向けて、医療・保健・福祉が相互に連携することで切れ目なくサービスをつなぎ、人々が生涯にわたり生き生きと自分らしく暮らせる地域づくりをめざしている」。

 また、今年から「SDGs(Sustainable Development Goals)持続可能な開発目標;2015年の国連決議によるグローバルな取り組み」の環境保護、社会的包摂、経済開発という3つの要素を調和し、「誰一人取り残さない」で「将来の世代のニーズに応える能力を損ねることなく、現代の世代のニーズを満たす開発」という理念に共感し、CSRの一環としてSDGsの取り組みも始めました。

 私達は、渓仁会ならではの「独創性」、地域及びグループの「一体感」、そして客観的データを基にした「客観性」の三本柱を基軸として、「地域医療構想」策定や「地域包括ケアシステム」構築の中心的役割を担い、より一層地域社会へ持続的に貢献できるよう、また地域から信頼される法人・病院・施設として成長・発展していく所存です。

  最後になりますが渓仁会グループでは「人材」をあえて「人財」と表記しております。
「職員満足なくして、顧客満足なし」、「顧客満足なくして、職員満足なし」は表裏一体をなすという考えのもと、「健康経営」にも真摯に取り組み、「健康経営優良法人認定」を受け、スタッフ一人ひとりが誇りを持って、そして働きやすく、働きがいのある職場となるよう、環境の整備・構築に今後も努めて参ります。

2021年3月1日