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終末期(ターミナルケア)リハビリテーション

終末期リハビリテーションとは?

加齢や、障害の進行のため、自分の力で身の保全が難しく、かつ生命の存続が危ぶまれる人々に対して、最期まで人間らしくあるよう医療、看護、介護とともに行うリハビリテーション活動といわれています。

終末期リハビリテーションとは? 終末期リハビリテーションとは?

病気の進行によりベッド上にて終日過ごされていた方も、負担が少ない車いすの準備や体調に留意しながら関わることで、再び外の景色を眺めて楽しめたり、心地良さと共に肺炎などの二次的な合併症のリスクを減らすための口腔ケアにも取り組んでいます。

当院の終末期リハビリテーションでは…

  • ターミナル期であると主治医が判断すると、ターミナルケアカンファレンスを開催しチームとしての方針を統一していきます。
  • 「苦痛がない」「大切にしてもらえた」ということ重要視して関わっています。
  • 患者さまが大切にしてきたことを尊重し、ご家族も含め大切な最期の時期を心穏やかに迎えられるよう専門的な視点を活かしながら寄り添うことを大切にしています。
  • 終末期の患者さまは、肉体的なつらさ(苦痛)ばかりではなく、その方全体で経験されると言われています。それは全人的苦痛(トータルペイン)と呼ばれ、4つの苦痛に分類されています(図1)。それぞれ図のような内容になっていて、からだの痛みだけではなく、不安な気持ちや人間関係の変化による苦しみ、存在意味の悩みなど幅広い観点からトータルで捉えて関わっています(図2・3)。

図1 全人的苦痛(トータルペイン)
図1

図2
図2
<SPAN class="caption">図3</SPAN>
図3

  • お亡くなりになられた患者さまへも、リハスタッフは多くの職員と一緒に正面玄関からお見送りするようにしています。
  • お亡くなりになられた患者さまへは、死亡後カンファレンスを開催し振り返りを行っています

死亡後カンファレンス

終末期リハビリテーションの一例

ご自身で身体を動かしづらい方・呼吸がしづらい方にご自身で身体を動かしづらい方
呼吸がしづらい方に…
〜体が硬くなるのを予防するマッサージや、
床づれを予防する対応、
安楽な呼吸ができるようなリハビリを〜
痛みが強く、他のことに目が向けられなかった方に痛みが強く、
他のことに目が向けられなかった方に…
〜痛みや孤独感を緩和することで、
患者さまの笑顔が増えた!!
ご家族との思い出の外泊ができた!!〜
誤嚥のリスクが高く、食事が摂れなくなってきた方に誤嚥のリスクが高く、
食事が摂れなくなってきた方に…
〜嗜好に合わせた楽しみとしての食の関わりや、
口腔ケアによる誤嚥性肺炎のリスク軽減を〜

多職種がチーム一丸となり、患者さま一人ひとりに合わせた目標を立てて、
より良い最期のひとときを迎えられるように関わります。