脳疾患・脳卒中センター研修・見学を
希望される方へ

はじめに

当センターは、脳疾患・脳卒中診療すべての研修が可能な施設です。脳卒中、脳神経血管内治療、脳神経内科に関しては各学会の教育施設または準教育施設であり、専門医資格の取得も可能です。

脳卒中や脳神経内科、脳神経外科の基本的な知識や技術の習得が可能です。初期研修修了後、脳卒中・脳神経疾患に興味を持っている方や、既に脳神経内科や脳神経外科医として修練を重ねた医師で、さらに脳卒中や脳血管内治療の専門知識と技術を身につけたい方など、個人の希望に則した研修が可能です。

当センターで研修可能なメニューには以下のものがあります。

  • 脳血管撮影検査:入院担当医として入院のマネジメントを含めて研修する。検査は上級指導医の指導のもと術者として実施する。
  • 脳神経超音波検査(頸動脈・経頭蓋):主に入院となった患者に行う。最初は上級指導医の指導のもと行い、基本技術習得後は一人で実施し、上級指導医は最終確認のみ行う。
  • 脳神経血管内治療:各人の知識・技術・経験および疾患の状況に合わせ、デバイスの準備担当、術者のサポート担当あるいは術者となる。当センターでの経験数も加味し、ステップアップする。
  • 脳神経外科手術:各人の知識・技術・経験および疾患の状況に合わせ、術者のサポートあるいは術者となる。当センターでの経験数も加味し、ステップアップする。

研修の特徴

当センターは救急および脳血管内治療の対応をしています。すなわち、内科系医師も頭部外傷や脳腫瘍、くも膜下出血の初期対応や入院担当医になることがあり、外科系医師も意識消失発作やめまい疾患、アルテプラーゼ静注療法の初期対応をすることがあります。同様に、脳血管内治療症例も疾患による内科・外科の偏りはありません。

このように、内科にも外科にも偏ることなく経験・研修できることが当センターの最大の特徴です。

スケジュール

8:15からのモーニング・カンファランスで始まります。
このカンファランスでは、前日の入院患者プレゼンテーション(担当医、当直医)、前日実施の画像を供覧します。モーニング・カンファランスに引き続き、スタッフ全員による全患者の回診をしています。16:30よりカンファランスと全患者の回診を行います。

火曜日と木曜日は脳血管撮影検査および脳血管内治療、月曜日・水曜日・金曜日は脳神経外科手術の予定となっています。また、水曜日8:10よりリハビリテーション部、看護部、MSWによるリハビリテーション・カンファランスを行い、入院患者のリハビリ状況と退院方針などを話し合います。
検討が必要な症例があった場合は、適宜症例検討会を開催しています。

週間スケジュール

表の端が切れている場合は
左右にスワイプしてご覧ください。

(ここをタッチで非表示)
土/日
リハビリテーション
カンファランス
モーニング
カンファランス
総回診
モーニング
カンファランス
総回診
モーニング
カンファランス
総回診
モーニング
カンファランス
総回診
モーニング
カンファランス
総回診
脳神経外科手術   脳神経外科手術   脳神経外科手術
脳血管撮影検査
脳血管内治療
脳血管撮影検査
脳血管内治療
カンファランス
総回診
カンファランス
総回診
カンファランス
総回診
カンファランス
総回診
カンファランス
総回診

研修期間

当センターの研修には決まった研修期間はありません。各人の都合に合わせた研修が可能になるよう最大限配慮します。脳神経内科や脳神経血管内治療、脳神経外科手術などに特化した研修にも可能な限り対応します。

脳卒中・脳神経内科・脳神経血管内治療専門医取得を目指す方には、専門医研修カリキュラムに沿った研修も可能です。

問い合わせ先

見学希望の方も随時受け付けております。脳神経疾患や脳卒中に興味のある方はぜひご連絡ください。