老人福祉施設研究発表会に参加いたしました!
去る平成26年9月29日~9月30日の2日間、34th老人福祉施設研究発表会がロイトン札幌にて開催され、当園からも介護支援専門員が参加いたしました!
演題は、「介護老人福祉施設における介護支援専門員の役割とは ~いかにアセスメントを充実させるか~」です。
これまで、当園の介護支援専門員は他職種との兼務者のみで、MDS2.1等を使用しアセスメントを行っておりましたが、アセスメント量の不足があると共に、ケアプランと実際のケアが統一されていない現状がありました。平成24年からは専任で1名配置し、アセスメント方法の見直しを行う事で、利用者様の全体像の把握、必要なケアをケアプランにつなげ、ケアプランと実際のケアの統一を図りました。
具体的には、西円山敬樹園独自のアセスメントシートを作成することにより、各専門職種すべてからアセスメントや情報を集約し、ご利用者様の身体状況、ご利用者様・ご家族様の意向が一目でわかるようになりました。また、専門職が専門性を発揮したケアを協働できるようカンファレンスや担当者会議の充実を図りました。そして、ご家族様の担当者会議への参加要請の強化を行いました。
取組みの成果として、独自のアセスメントツールを使用することにより、各専門職種が同じ目標にむかいケアを行うことが強化され、アセスメントの量もふえたことにより、利用者様の現在のケア、必要なケア等がさらに理解しやすく、ご利用者様・ご家族様の意向・望む生活により近づけることができるようになりました。
今後も、介護支援専門員として、ご利用者様の「望む生活」がおくれるよう隠れたニーズの把握に努め、ケアプランの質の向上に継続して取り組み、敬樹園職員一丸となってサービスの質の向上に努めて参ります。