抑制廃止推進委員会主催で内部研修を行いました。
平成25年10月17日ケア部会議が開催されました。
まずは、施設管理課より福岡市の医院火災をうけて消火器・屋内消火栓の使用方法・設置場所、火災時の対応について再確認を行いました。今回の福岡市の事故は初期消火がなされず大火災になったこともあり、万が一の際は、通報・初期消火・避難誘導を職員のチームワークによって行うことの重要性を再認識いたしました。
内部研修は、抑制廃止推進委員会主催で接遇、虐待防止に関する研修を行いました。
まずは、渓仁会グループ職員合同研修会で学んだ「ディズニーから学ぶ接遇」です。
業務で参加できなかった職員も多いため、自ら講師となり、ディズニー流コミュニケーション法を職員2人ペアとなって実践してみました。ご利用者様とのコミュニケーションはもちろん、職員同士もコミュニケーションが上手にとれていないとサービスの向上には繋がりません。お互いを思いやり、声を掛け合うことにより、現場の士気も高まります。当園では入職された新人の職員(プリセプティー)には先輩の職員(プリセプター)が指導する制度を設けております。プリセプターはもちろん、他の職員も新人の職員が早く現場になじめるよう、またチームワークが更に向上するよう、生かしていきたいと考えております。
接遇2題目として、現場での声掛け方法を具体的に考えてみました。ご利用者様がこんなとき、どう声をかけるか?いろんな場面を想定した事例について、実際どう声をかけているか発表してもらい、委員より講評がありました。
虐待防止に関する研修では、高齢者虐待の実態及び、グループワークを行いました。介護施設内における虐待のニュースは残念なことに後をたたず、社会問題としても取り上げられております。
もし、不適切な言葉・対応をとっている職員がいたとしたら・・・具体的例をあげて、予防策・解決策をグループごと考えてみました。
様々な意見が飛び交う中、予防・解決策どちらにも職員間の円滑なコミュニケーションが重要となってくるのがわかります。接遇でも学んだ互いを思いやる気持ち、それを常に意識して、声をかけあい、ストレスをため込まない。一日のはじまりには具体的な目標を掲げ、それを習慣づけていく。当園でも早速実践し、今まで以上のサービスの向上を目指してまいります。