円山動物園から講師を迎え講演会開催

新着情報

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札幌市円山動物園から、飼育課長である渡邊則行さんを講師に迎え講演会を行いました。

カームヒル西円山では、ご入居者さまに気分転換の機会を提供したいとの思いから、コンサートを中心に年4回ほどイベントを行っております。この日の演題は『動物のいのち』。およそ50名のご入居者さまが動物園職員ならではの話に聞き入りました。

講演はスクリーンに映し出された映像を解説する形で行われ、開園56年目を迎える動物園の歴史や、動物園の動物のようすなどが紹介されました。

昔の動物園を知るご入居者さまは渡邊さんの解説に合わせてしきりにうなずく場面も。動物園で産声を上げた動物の話しでは、次々にスクリーンに映し出されるキリンやシロクマなどの子供の愛くるしい姿に、多くの歓声が上がっていました。

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久しぶりに動物園の雰囲気を
楽しみました

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資料のゾウのフンに
みなさんびっくり!

渡邊さんが福祉施設で講演を行うのはこれで2度目。「やはり飼育課としては、実際に動物園に来ていただけるのが一番嬉しいので、今日の講演が動物園を訪れるきっかけになれば幸いです。みなさん当園についてはよくご存知だと思うので、今の動物園を紹介するところでは、できるだけ新しい動物や情報を取り上げるようにしました」と渡邊さん。

みなさん講演終了後、渡邊さんが講演資料として持参した鹿の角や、今年1月に60歳で永眠したアジアゾウの花子の歯などを興味深げに手に取りながら、にぎやかな笑い声を弾ませていました。

円山動物園は市民にとっては身近でしょうし、動物園の雰囲気を思い出し、懐かしんでいただこうと今回の講演を企画しました。何十年かぶりで動物園に行った気分になっていただけたのでは…と思います。

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