車いすについてのお話

新着情報

車いす[1]

これは、一般的な自走用車いすです。よく使う部分の呼び方を示しています。

ハンドリムは、車いすをこぐときにつかんで車輪を回す部分です。
ティッピングバーは、段差を越えるときに前輪を浮かせるために介助者が踏む部分です。
フットレストは足を乗せる部分ですが、車いすを足でこぐときや立ち上がるときなどは、しっかり跳ね上げておかないと足に引っかかりやすく、大変危険です。

<車いすを介助して動かすとき>

まず、乗っている方の手が車輪の方に垂れていないか、フットレストに両足が乗っているかを必ず確認します。ブレーキをはずして動き出す前に、乗ってい る方に「動きます」と声をかけます。また、急な動きをすると乗っている方はびっくりするので、声をかけながらなるべくゆっくり動かすようにします。

 <屋外を介助して移動するとき>

段差を越えるときは、まずティッピングバーを踏んで前輪を浮かせ、そのまま少し進んで前輪を静かに段上に乗せ、次に後輪を浮かせて段上に乗せます。段差を降りるときは、後ろ向きで後輪→前輪の順で降ります。下り坂を降りるときも、安全のため後ろ向きで降ります。
忘れがちなのは、タイヤの空気圧の確認です。重みでタイヤがぺちゃんこになったまま車いすを動かすと、とても重くて動かしにくいだけでなく、乗っている方が受ける衝撃も大きくなりますので、タイヤを押してみて空気が減っていないかいつも確認することが大事です。

記事一覧へ戻る