移乗動作の介助法について

新着情報

足腰の力が弱い方やバランスの悪い方たちが、車いすからベッド、またはベッドから車いすへ移乗する際に、介助を力まかせにしてしまうと大変危険で、腰椎の圧迫骨折を起こしたり、手足をぶつけて骨折や打撲傷などのケガをする原因となります。

今回はご本人と介助者の両者にとって安全に実施できる移乗の方法をご提案します。

お役立ち1[1]①一度まっすぐに立ち上がり、立位で数秒静止して、お互いにバランスを取り合います。

 

 

 

 

お役立ち2[1]②お互いのバランスがとれたら、ゆっくりと方向を 変え静かに着座します。バランスを取り合ってからの方が協力動作が得られやすいです。 

 

 

失敗例

お役立ち[1]1、2~の3!で勢いをつけて投げ飛ばすような方法は、介助する側も大変ですし、される側も恐ろしいのです。ケガなどにつながることもあり大変危険ですのでやめましょう。

※上記は研修会の時の画像でモデルは、左足に風船をつけてバランスがとりにくい状態になっています。

お問い合わせ

リハビリテーション部作業療法士: 福島 雅弘
Eメール:chsreh@keijinkai.or.jp 011-864-5321

記事一覧へ戻る