寝るときの良肢位保持(ポジショニング)について

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普段、私たちは、就寝中に何度も寝返りをすることにより、身体の同じ部位に圧がかかり続けないように調整できています。

しかし、手足や体幹などに重度の運動麻痺や著しい筋力低下を有する方たちは、自力で寝返りなどを行うことが困難ですので、一定時間ごとの体位変換をしなくてはいけませんが、それと合わせて良肢位保持(ポジショニング)も行う必要があります。

私たちの身体は、寝ているときにはリラックスできていますが、そのような方たちの身体は意外にリラックスできておらず、筋肉が緊張して固くなっている方も多いのです。

良肢位保持(ポジショニング)にあたっては、詰め物などをして身体とベッド面との間に隙間を作らない点がポイントです。詰め物をする前よりも実施した後で、手足の緊張が緩んでいれば成功です。

リハビリ[1]

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