『コミ白農園』がスタートしました

新着情報 老健

札幌の気持ちの良い青空が広がった日、『コミ白農園』が誕生しました。

利用者の方々と一緒にプランターに土を入れ、秋に収穫できるカブやほうれんそうの種をまき、季節の花の植え替えを行いました。

 

この園芸活動は、単なるレクリエーションではなく、生活に即したリハビリテーションの一環として取り入れています。

例えば、3階の居室から1階の園芸スペースまで「お水をあげに行く」という目的があることで、練習とは違う自然な形での歩行機会が生まれます。

また、当番制で水やりをお願いしたり、日々の成長を「観察日誌」に記録したりすることで、ご自身の役割や日課が生活にハリをもたらし、記憶や季節感を意識するきっかけにも繋がります。

何よりも、利用者の方々が土に触れ、植物の成長を日々心待ちにする中で見せてくださる真剣な眼差しや笑顔が、私たち職員にとっての一番の喜びです。

これからも、お一人ひとりの「好き」や「得意」を大切にしながら、楽しみを持って続けられる活動を提供してまいります。

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