栄養士のおすすめメニュー ~さんまとキャベツの味噌炒め~
DHAのチカラ その2
以前お伝えした魚の缶詰のお話、皆さん覚えているでしょうか?
魚の缶詰は、安価で長期間保存にも向く一方で、実は“DHA”と呼ばれる脂肪酸が多く含まれているというお話でした。
忘れてしまった方へおさらいとして、“DHA”は青魚に含まれている脂肪酸の成分のことで、脳を活性化し、認知症の予防・改善に注目を集めており、さらに血液をサラサラにする効果があると言われています。体で合成することができないため、食事で補給する必要があり、その手軽さとして魚の缶詰で摂るとラクちんに取ることができます。
この秋さんま漁が不良ということで、お店での卸価格が高騰して1匹300円程度と(8月末時点)お手頃な価格ではありませんが、缶詰であれば1缶100円前後で栄養やうまみ成分も缶詰汁に濃縮されています。この機会に缶詰をご検討されてみてはいかがでしょうか?
さんまとキャベツの味噌炒め
材料(2名分)
キャベツ 200g
さんま水煮缶 1缶
ニンニク 1片(おろしにんにくも可)
サラダ油 大さじ1
~調味料~
*甜麺醤 大さじ2
*オイスターソース 大さじ1
*醤油 大さじ1/2
*豆板醤 小さじ1/2
作り方
①キャベツは一口大になるようにざく切りにし、にんにくはすりおろしておく。*調味料は混ぜておく。
②フライパンにサラダ油とにんにくを入れて中火にかけ、香りが出たらキャベツとさんま缶の汁のみ加えて炒める。
③汁気がとんでキャベツがしんなりしたら、さんまと①で合わせた調味料を加え、手早く炒め合わせて完成。