言語聴覚療法について
言語聴覚士とは
言語聴覚士(ST)は、主に言語障害(コミュニケーション障害)と嚥下障害の専門職です。
言語・嚥下障害は、脳血管障害が原因となる症状が多いのですが、最近では認知機能低下も関係して、様々な症状がみられることも多くなっています。
コミュニティホーム白石では、一人一人に適した検査・評価を通して、言語聴覚士が専門的なリハビリを行っています。
職員構成
言語聴覚士:4名
コミ白の言語聴覚療法
○言語障害(コミュニケーション障害)
失語症と構音障害、認知機能低下では意思伝達が上手くできなくなることがあります。解決すべき課題を抽出し、現在の機能維持・向上を目指していきます。
以下、当施設で実施可能な評価(検査)・訓練を紹介します。
評価:標準失語症検査(SLTA)、発声発語および構音の検査、長谷川式簡易認知機能検査(HDS‐R)、ミニメンタルステート検査(MMSE)、前頭葉機能検査(FAB)など
訓練:発話訓練、聴理解訓練、音読訓練、読解訓練、書字訓練、計算練習、発語器官体操、構音訓練、呼吸訓練、発話に関与する器官のストレッチ、学習療法、認知機能訓練 など
○嚥下障害
食べたり飲み込むために関わる部位の筋力の問題(舌、咀嚼(そしゃく)能力、唾液の分泌量、味覚機能、口の中の感覚低下など)が生じることがあります。これらの原因を明らかにし、症状の維持・改善を目指していきます。
以下、当施設で実施可能な評価(検査)・訓練を紹介します。
評価:嚥下障害アセスメント(MASA)、摂食嚥下機能評価法(ASAP)、反復唾液のみテスト(RSST)、改訂水飲みテスト(MWST)、水飲みテスト、食物テスト、頚部聴診法、摂食状況の観察 など
訓練:発声持続訓練、発声訓練、口腔嚥下体操、咳嗽訓練、嚥下訓練 など
「食事を楽しんでいただきたい」
「安楽に過ごしていただきたい」
「ご本人・ご家族に安心を提供していきたい」
コミ白の言語聴覚士は、少しでもご利用者様のお役に立てるようにリハビリしていきます!