入所のリハビリテーション
どんな職種がいるの?
入所担当課としては理学療法士3名、作業療法士4名(非常勤1名)が在籍しており、入所者さまお一人に対して1名の療法士が担当として支援いたします。
また、言語療法課には3名の言語聴覚士が在籍しており、言葉や飲みこみ、認知機能の低下がみられる方には、上記とは別に言語聴覚士の担当者が1名付くことがあります。(言語療法に関してはコチラ)
どのくらいリハビリをするの?
●リハビリの頻度は入所後の経過期間によって変わります
入所日から3ヶ月間は【短期集中個別リハビリテーション実施加算】期間中のため、平日に毎日個別リハビリを行っています。
3ヶ月以降は週3回と回数が減ってしまうため、“最初の3ヶ月”を在宅復帰などの目標達成の目処にすることが多いです。
●1回20分程度行います
老健での個別リハビリは1回20分程度となります。そのため、課題を抽出して、目標達成に向けて取り組んでいくことを重視しています。
●生活リハビリの実施
前述の通り個別リハビリの時間は20分ですが、それ以外の時間に生活リハビリを実施しています。
担当の療法士が入所者さまの能力を評価して、出来ることはご自分でやっていただけるような環境を調整。看護・介護職と多職種協働で取り組んでいます。
リハビリ以外ではどんな支援をしてくれるの?
個別リハビリ以外での主な支援は以下の通りです。
・ベッド上の姿勢が安楽になり、拘縮を予防するためのポジショニング
・車いす上の姿勢を整え、拘縮予防や食事を食べやすくするためのシーティング
※ポジショニングやシーティングは身体の状態によっては専門のクッションなど福祉用具ご購入の提案をさせていただく場合がございます。
・施設内での生活リハビリに向けた福祉用具の選定や環境調整
・在宅復帰に向けた家屋調査及び福祉用具や環境調整、サービス導入などの提案
・自主トレメニューの作成と提供
・介助方法の提案と指導
入所者さまの個々の能力によって必要な支援は変わりますので、ご希望やご要望があればスタッフにご相談ください。