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院内フォーミュラリ

手稲渓仁会病院
院内フォーミュラリ(処方指針)

フォーミュラリとは院内採用薬の処方指針のことを指します。
従来、薬剤の選択は有効性や安全性を基に医師の判断で行われてきましたが、フォーミュラリでは従来の薬剤選択基準に『経済性』を加味した上で、同種同効薬に優先順位がつけられます。標準的な治療で対応できる患者においては、事前に薬剤の治療効果や注意事項を評価し処方順を定めることで、より簡便に治療を進めることが出来ます。また、安価な(経済的メリットのある)薬剤の使用が推奨されるため、医療費の削減に繋げることができます。ただし、これは医師の処方権を制限するものではなく、専門医としての判断が優先されることに変わりはありません。

第35回薬事委員会(2018年2月5日開催)にて承認
本フォーミュラリは企業の販売促進目的で利用しないこと

1. アンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)
2023年7月24日 更新
第一推奨 オルメサルタンOD錠10mg・20mg(後発医薬品)
第二推奨 アジルサルタンOD錠20mg(後発医薬品)
第三推奨 カンデサルタン錠4mg(後発医薬品)
ロサルタンカリウム錠25mg(後発医薬品)
2. 選択的SGLT2阻害薬
2026年2月24日 更新
第一推奨 ダパグリフロジン錠5mg(後発医薬品)
 ※慢性心不全、慢性腎臓病への効果を期待する場合、2型糖尿病患者には使用可能
 ※用量は10mg(5mg 2錠/1x)で処方する
オプション ジャディアンス錠10mg(先発医薬品)
フォシーガ錠10mg(先発医薬品)
カナグルOD錠100mg(先発医薬品)
3. 経口ビスホスホネート薬(BP)
2020年10月26日 承認
第一推奨 アレンドロン酸錠35mg(後発医薬品)
第二推奨 ミノドロン酸錠50mg(後発医薬品)
その他 ボナロン経口ゼリー35mg
ダイドロネル錠200
4. アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬
2021年2月22日 承認
第一推奨 エナラプリルマレイン酸塩錠2.5mg・5mg(後発医薬品)
第二推奨 イミダプリル塩酸塩錠5mg(後発医薬品)
その他 カプトリル錠12.5mg
5. α-グルコシダーゼ阻害薬(α-GI)
2021年2月22日 承認
第一推奨 ボグリボースOD錠0.2mg・0.3mg(後発医薬品)
第二推奨 セイブル錠50mg
その他 ◆配合剤 グルベス配合錠
6. γ-グロブリン製剤
2026年4月27日 承認
推奨 外国産 ガンマガード静注用5g
献血 献血ヴェノグロブリンIH10%静注2.5g/25mL
献血ヴェノグロブリンIH10%静注10g/100mL
オプション 献血 献血ベニロン-T静注用2500mg
献血グロベニン-T静注用5000mg
7. プロトンポンプ阻害薬(PPI/P-CAB)
2025年7月28日 更新
PPI 推奨 ランソプラゾールOD錠15mgまたは30mg(後発医薬品)
 ※ハイリスク症例には1日30mgの使用を考慮する。
エソメプラゾールカプセル20mg(後発医薬品)
PPI オプション パリエット錠10mgまたは20mg
 ※PPIを用いて症状の改善が認められない場合は、消化器内科に相談のこと。
P-CAB オプション タケキャブ錠10mg・20mg(先発医薬品)
8. 選択的DPP-4阻害薬
2024年3月25日 更新
第一推奨 テネリアOD錠20mg
第二推奨 トラゼンタ錠5mg
9. スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)
2021年10月25日 承認
第一推奨 ロスバスタチン錠2.5mg・5mg(後発医薬品)
第二推奨 アトルバスタチン錠5mg・10mg(後発医薬品)
リバロOD錠2mg・4mg
その他 プラバスタチンNa錠5mg(後発医薬品)
10. 高尿酸血症治療薬
2022年7月25日 承認
第一推奨 フェブキソスタット錠20mg(後発医薬品)
第二推奨 アロプリノール錠100mg(後発医薬品)
その他 <尿酸降下薬(尿酸生成抑制)>
ウリアデック錠40mg
<尿酸降下薬(尿酸排泄促進)>
パラミヂンカプセル300mg
ベネシッド錠250mg
ユリノーム錠25mg
11.軽症COVID-19感染症治療薬(院内向け)
2023年12月26日 更新
12.高カリウム血症治療薬
2026年4月27日 更新
第一推奨 カリメート経口液20%(準先発医薬品)
第二推奨 ビルタサ懸濁用散分包8.4g(先発医薬品)
ロケルマ懸濁用散分包5g(先発医薬品)
13.ボルテゾミブ
2023年7月24日 承認
第一推奨 ボルテゾミブ注射用3mg(後発医薬品)
その他 ベルケイド注射用3mg
※適応癌腫に合わせてレジメン選択画面から使用する
14.レナリドミド
2024年8月26日 更新
第一推奨 レナリドミドカプセル5r(後発医薬品)
その他 レブラミドカプセル5mg
15.ベンダムスチン
2025年12月22日 更新
第一推奨 ベンダムスチン塩酸塩点滴静注液100mg/4mL
その他 トレアキシン点滴静注液100mg/4mL
※適応癌腫に合わせてレジメン選択画面から変更する
16.インフルエンザウイルス感染症治療薬
2025年6月23日 承認
※予防投与は用法が異なります。また、保険給付されません。
推奨 (成人及び体重37. 5kg以上の小児)
オセルタミビルカプセル75mg(後発医薬品)
(体重37. 5kg未満の小児)
オセルタミビルDS3%(後発医薬品)
オプション (成人及び10歳以上の小児)
イナビル吸入粉末剤20mg(先発医薬品)
(10歳未満の小児)
イナビル吸入粉末剤20mg(先発医薬品)
その他 ラピアクタ点滴静注液バイアル150mg
ラピアクタ点滴静注液バッグ300mg
シンメトレル錠50mg
ツムラ麻黄湯エキス顆粒(医療用)
17.新規作用機序慢性便秘症治療薬
2025年7月28日 承認
※便通異常症症診療ガイドライン2023に沿って『酸化マグネシウム』を推奨します。下記薬剤は前治療が効果不十分の場合に使用をご検討ください。
推奨 グーフィス錠5mg:対象患者を問わない
オプション アミティーザカプセル24μg:若年女性以外または2歳以下の小児以外
リンゼス錠0.25mg:腹痛優位の患者
18.不眠症治療薬
2025年7月28日 承認
推奨 デエビゴ錠2.5mg・5mg(オレキシン受容体拮抗薬)(先発医薬品)
オプション ベルソムラ錠15mg・20mg(オレキシン受容体拮抗薬)(先発医薬品)
ラメルテオン錠8mg(メラトニン受容体作動薬)(後発医薬品)
その他 (ベンゾジアゼピン受容体作動薬)
19.エリブリン
2025年12月22日 承認
推奨 エリブリンメシル酸塩静注液1mg/2mL
その他 ハラヴェン静注1mg/2mL
※適応癌種に合わせてレジメン選択画面から使用する
20.カルシウム受容体拮抗薬
2026年2月24日 承認
推奨 アムロジピンOD錠2.5mg・5mg(後発医薬品)
オプション ニフェジピンCR錠20mg・40mg、L錠10mg(後発医薬品)
セパミットR細粒2%(先発医薬品)
シルニジピン錠10mg(後発医薬品)
ベニジピン塩酸塩錠4mg(後発医薬品)
【バイオ後続品(バイオシミラー)】
II−1. G-CSF製剤
2024年3月25日 更新
第一推奨 フィルグラスチムBS注75μgシリンジ(バイオシミラー)
その他 ペグフィルグラスチムBS注300μgシリンジ(バイオシミラー)
フィルグラスチムBS注300μgシリンジ(バイオシミラー)
ジーラスタ皮下注3.6mgボディーポッド(先行バイオ医薬品)
II−2. エリスロポエチン製剤
2025年7月28日 更新
第一推奨 ダルベポエチンアルファBS注5μg・10μg・20μg・30μg・40μg・60μgシリンジ(バイオシミラー)
第二推奨 ミルセラ注シリンジ25μg・50μg・100μg
その他 ネスプ注射液120μgプラシリンジ(先行バイオ医薬品)
II−3. リツキシマブ
2025年4月28日 更新
第一推奨 リツキシマブBS点滴静注100mg・500mg(バイオシミラー)
第二推奨 リツキサン点滴静注100mg・500mg(先行バイオ医薬品)
※適応癌腫に合わせてレジメン選択画面から使用する
II−4. トラスツズマブ
2026年3月23日 更新
第一推奨 トラスツズマブBS点滴静注用60mg・150mg(バイオシミラー)
その他 ハーセプチン注射用150(先行バイオ医薬品)
※適応癌腫に合わせてレジメン選択画面から使用する
エンハーツ点滴静注用100mg
カドサイラ点滴静注用100mg・160mg
II−5. ベバシズマブ
2023年12月25日 更新
第一推奨 ベバシズマブBS点滴静注100mg・400mg(バイオシミラー)
その他 アバスチン点滴静注用100mg/4mL・400mg/16mL(先行バイオ医薬品)
※適応癌腫に合わせてレジメン選択画面から使用する
II−6. インフリキシマブ
2024年7月22日 承認
第一推奨 インフリキシマブBS点滴静注用100r(バイオシミラー)
その他 レミケード点滴静注用100(先行バイオ医薬品)
※バイオ後続品に適応のない疾患に対して使用する
II−7. アダリムマブ
2024年7月22日 承認
第一推奨 アダリムマブBS皮下注40mgペン0.4mL
その他 ヒュミラ皮下注40rペン0.4mL
※バイオ後続品に適応のない疾患に対して皮膚科の患者限定とする