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言語療法科

言語療法科の紹介

言語聴覚士(以下、ST)は、コミュニケーションに問題のある方や、飲みこみ(摂食嚥下機能)に何らかの障害がある方などに対して、リハビリを行う専門家です。当院には、平成29年4月1日現在38名のSTが在籍しており、患者様に合わせた言語聴覚療法を行っています。若いスタッフが大多数を占めていることもあり、少しでも利用者様の役に立てるように互いに学びあう機会を多く設けています。勉強熱心で活気にあふれていることが当科の大きな特徴です。

言語療法科スタッフ経験年数分布
言語療法科スタッフ経験年数分布

おもな活動内容

コミュニケーション障害の方に対する関わり

失語症や運動性構音障害,高次脳機能障害に対するリハビリ治療やコミュニケーション手段の検討、周囲のスタッフへの意思伝達方法の指導などを行っています。ま生活の中で少しでもコミュニケーションがとりやすく、また会話を楽しめるように支援しています。

絵カードを利用した言語訓練
絵カードを利用した言語訓練
文章を利用した発声訓練
文章を利用した発声訓練
摂食嚥下障害の方に対する関わり
入院部門
高齢で長期入院の方が多く,摂食嚥下障害が重症化してきている傾向にあります。STは嚥下障害に対する専門的なリハビリ治療や評価を行っており、他職種チームでの嚥下カンファレンスなどにより、治療方針を決定しています。「少しでも何か食べたい」という多くの患者様の要望に可能な限り応えるべく日々奮闘しています。また、2016年度に開設された神経内科総合医療センター内では不顕性誤嚥の早期発見を目的に、咳テストを行い必要に応じて精密検査(VF/VE)を実施しています。継続的な評価や短期集中的に治療を行うことで在宅生活を支援し、病期に合わせた食事内容・摂取方法の提案させて頂いています。
摂食嚥下外来
医科・歯科との連携のもと、嚥下動態の確認、今後の方向性の検討や実生活での注意点の確認、自主練習の選定等を行っています。
嚥下造影検査(VF)・嚥下内視鏡検査(VE)の実績
熟練した医師のもと、実際の介助や嚥下動態の確認、日常治療に反映させています。
2016年度 VF:入院 121件 外来 2件 / VE:入院 19件 外来 17件
舌圧測定、咳テストの実施
舌圧測定、咳テストの実施
病態に合わせた摂食方法の検討
病態に合わせた摂食方法の検討
嚥下造影検査場面
嚥下造影検査場面

卒後教育の充実

若年〜中堅STの知識・技術の向上を目的に、日常診察の中で学習機会を設定しています。

A)治療同行
治療を複数で行うことで評価を適切に行い、治療手技の幅を拡大することを目的としています。
B)症例検討会
日常診療の中で悩んでいる症例のサマリーを作成し、グループでの検討会を行っています。検討した内容を実際の治療場面に反映させて、その結果について再度検討会を実施しています。

科内全体の知識向上を目的に最新の流れを勉強し合える機会を設けています。

C)科内勉強会
講師を分担し隔週1回/30分程度での文献抄読や研修会の伝達講習を実施しています。
症例検討会
症例検討会
科内勉強会
科内勉強会
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